2026.06.28
第2回「学校復帰だけがゴールではありません。」 不登校支援の現場で私たちが見てきた、本当に大切なこと|WAM高等学院 小中学部
「いつ学校へ戻れますか?」
これは、不登校のお子さまを持つ保護者の方から、最も多くいただくご質問の一つです。
お子さまを思うからこそ、「早く学校へ戻ってほしい」「みんなと同じように過ごしてほしい」と願うのは、ごく自然なことです。
しかし、不登校支援の現場で多くのお子さまとご家庭に関わってきた私たちは、一つのことを強く感じています。
学校復帰だけをゴールにしてしまうと、お子さま自身が苦しくなってしまうことがある、という現実です。
学校へ戻ることだけを目標にしてしまうと、お子さま自身も「行かなきゃ」「頑張らなきゃ」というプレッシャーを強く感じてしまいます。
保護者の方も、つい「今日は行ける?」「明日はどう?」と毎日気にかけてしまうのではないでしょうか。
すると、家族全員が「学校へ行けたかどうか」だけで一喜一憂する生活になってしまいます。
私たちが大切にしているのは、「学校へ戻ること」ではなく、「お子さまの笑顔が戻ること」です。
朝起きられるようになった。
少し会話が増えた。
好きなことに挑戦してみた。
小さな一歩を積み重ねることが、結果として学校復帰につながることもあれば、新しい進路につながることもあります。
今は、学校以外にも学びを続ける方法はたくさんあります。
フリースクール、教育支援センター、オンライン学習、家庭学習など、選択肢は広がっています。
「学校へ行けない=何も学べない」という時代ではありません。
大切なのは、その子に合った環境で学び続けることだと私たちは考えています。
不登校のお子さまにとって、まず必要なのは勉強よりも「安心できる居場所」かもしれません。
安心できる場所がある。
話を聞いてくれる大人がいる。
自分のペースで過ごせる。
そうした環境の中で、少しずつ前を向けるようになるお子さまを、私たちはこれまでたくさん見てきました。
保護者の方は「学校へ戻さなければ」という責任感から、ご自身を追い込んでしまいがちです。
ですが、焦る必要はありません。
お子さまには、お子さまだけのペースがあります。
今必要なのは、学校へ戻ることだけを急ぐのではなく、安心して未来を考えられる環境を整えることではないでしょうか。
「学校へ行けなくても、大丈夫。」
これは「学校へ行かなくていい」という意味ではありません。
「学校へ行けない今も、学びを止めなくていい。」という意味です。
未来への道は、一つではありません。
私たちは、お子さまと保護者の皆さまが安心して歩める道を、一緒に考えていきたいと思っています。
「学校へ行けないと欠席が増えてしまう…」そんな不安をお持ちの方へ。
実は、多くの方が知らない制度があります。
次回は「親の9割が知らない『フリースクールでも出席扱いになる制度』」について分かりやすく解説します。ぜひご覧ください。
WAM高等学院 小中学部では、お子さま一人ひとりの気持ちや状況に寄り添いながら、学習支援だけでなく、安心して過ごせる居場所づくりにも取り組んでいます。
「今すぐではないけれど、少し話を聞いてみたい。」そんな方も大歓迎です。お気軽にご相談ください。
🌱 第1回:朝になるとお腹が痛い…それは「学校が嫌い」だからとは限りません。
🏫 第2回:学校復帰だけがゴールではありません。不登校支援の現場で見えてきたこと。
✅ 第3回:【親の9割が知らない】フリースクールでも「出席扱い」になる?
📖 第4回:フリースクールで「出席扱い」になるための5つの条件とは?
💰 第5回:東京都のフリースクール助成金を徹底解説【2026年最新版】
🎓 第6回:学校に行けなくても高校受験はできる?
🏫 第7回:フリースクールと教育支援センターの違い
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