教室ブログ

2024.01.17

家庭での学習環境づくり

 

こんにちは、個別指導Wam香川 木太校の白根です。

 

みなさんは年末年始はどのように過ごしましたか?

 

私事ですが白根家ではコロナ以降できていなかった恒例行事の親族の集まりがありました。

 

この4年間は正月もお盆もなかなか親戚が集まることを控えていた中、今回久しぶり親戚や親戚の子どもと会うことができ久しぶりに会う甥っ子やいとこの子ども達は心身ともに驚くほど成長していてびっくり!

 

子どもの成長は大人が思っている以上に早く、身体も心もこんなに成長しているのに、私は身体が横に大きくなっていくばかり…と少しへこんだりもしましたが、そんな子どもの成長に関わる今の仕事の重要さも改めて実感することができましたね!

 

 

 

さて、年末に塾に通っていただいているすべてのご家庭と面談をさせていただきました。

 

そこで、毎回考えさせられるには「親と子の関わり方」です。

 

 

模試・定期試験の成績の推移、時間的拘束、将来への不安など勉強において中学生・高校生が抱える負担は非常に大きいものです。

 

もちろん、小学生の中にも勉強に対して不安を抱えている塾生も多くいます。

 

そのため、せめて自宅では少しでもリラックスして欲しいものですが、たまに聞くのが「家にいると親と勉強のことで言い争いになる」という声です。

 

保護者の方からすれば「あなたのために言っている」という思いがあるとは思いますが、その言葉は本当に本人のためになっているのでしょうか?

 

私は「親は子どもにとって最高の理解者であり、いちばんのサポーターであってほしい」と願っています。

 

 

受験が終わった時、家族で受験を振り返り「いい受験だったね」と言えるためには、ご家庭の理解と協力が不可欠です。

 

子どもたちが迎える勝負の時を素晴らしい機会とするために、「こうあってほしい」という親の姿勢について、

私の経験から大切だと思うことを3つお伝えさせてください。

 

 

〇 「待ち」の姿勢を大事にする

 

親から「〇〇しなさい」という指示をするのではなく、子どもから「こうしたい」、「こうしてほしい」や

「お母さん・お父さんはどう思う?」と聞かれることを待ちましょう。

 

電話や面談で保護者の方と話をすると

 

「うちの子は、何も話さないんですよ」

 

と言う方がいますが、学校との面談の時、塾との面談の時、受験校を決める時など、節目、節目で子どもたちは親の意見を求めてきます。

 

その際も親主導で決めるのではなく、自分から言い出すのを待って、そして本人の選択を尊重してあげてください。

 

自分で決めることによって、本人が「責任」を自覚するようになります。

 

 

この「自分で選んだ道」という感覚を持つことが大事です。

 

ここで、親が過度に介入すると子どもの大切な選択の機会、自覚を促すチャンスを奪ってしまうことになるかもしれません。

 

聞かれた時に親身になって相談に乗れるよう準備して待つ、という心構えが重要です。

 

 

〇 子どもを温かく包み込んであげる

 

子どもを温かい目で見守ってあげてください。

たまに「私は勉強のアドバイスができないので・・・」という保護者の方もいますが、

 

差し入れをする、夜食を作ってあげる、寝不足を心配してあげる、というように行動や言葉で応援することもできます。

 

 

そして、何よりそういう家庭の雰囲気が大切です。

 

心理学でも証明されていますが親の感情は家庭内に伝播します。

 

ピリピリした空気は本人にも伝わるので、家庭を明るく温かな雰囲気にしていただけたらと思います。

 

そして「あなたを信頼している」ということを言葉や態度でしっかりと示してあげてください。

 

また、改めて「あなたはかけがえのない存在である」ことを伝えられたら本人の気持ちも落ち着くと思います。

 

 

〇 親も一緒にチャレンジする

 

「受験生なんだから」という言葉と同時に「受験生の親なんだから」という言葉があります。

 

受験生に限らず勉強をしている子どもに対して、親としてどのような行動をとればよいのでしょうか?

 

本人は一生懸命勉強に取り組んでいる、もしくは取り組もうとしているはずです。

 

そこで、親も今までとは違う接し方や取り組み・生活を始めてもいいかもしれません。

 

例えば、本人からいつ聞かれても大丈夫なように高校のことや受験の制度について調べておく、

 

本人が喜びそうな食事のレパートリーを増やす、読書をたくさんする、

 

子どもと一緒にいる時はテレビやスマホを見ないなど、家庭によって取り組めることはたくさんあります。

 

「一緒に〇〇に取り組むよ」と子どもに言っても、「勝手にすれば」と言われるかもしれませんが、

 

子どもは親も一緒に戦ってくれている気がして心のどこかで嬉しいはずです。

 

実際に、英検や漢検を子どもと一緒に受ける、子どもが勉強しているときに一緒に資格の勉強をしているという保護者の方の話を聞いたことがあります。

 

「勉強しなさい」というのではなく、親が勉強している姿を見せる、もしくは子どもと一緒に勉強することで、一緒に戦ってくれているという安心感、親も勉強しているんだからというモチベーションにつながります。

 

 

目の前の子どもを見て「〇〇しなさい」と言うだけでなく、「親もこの機会をチャンスと捉えて自分が変わってみよう」

と思ってみてはどうでしょう。親が変わろうとしている姿を見たら子どもだって頑張りたくなると思います。

 

子どもは親の行動・発言を本当によく見ているし、覚えています。

 

だからこそ、「〇〇しなさい」と言うだけでなく、子どもの横について一緒に走ってあげる伴走者の役割をしてあげることが重要だと思います。

 

 

今年の箱根駅伝では優勝候補だった駒澤大学を破って、青山学院大学が見事に優勝しましたが、

 

選手の横を走っている車から青学の原監督の選手を励ます声が本当によく聞こえていました。

 

車に乗っているので、実際に横で一緒に走っていたわけではありませんが、すぐ横から聞こえる励まし、

 

支えてくれる言葉に力をもらった学生も多いと思います。

 

 

思い出してください。自転車の補助輪を初めて外した時、お子さんは感じた事のない恐怖と闘って2輪走行が出来るようになったと思います。

 

ものすごくうれしく思いお子さんを励まし褒めませんでしたか?

 

最初は親が自転車の荷台を掴んで一緒に走ったと思います。

 

 

補助輪なしで行けそうだと思えば親は手を放し、ふらついたらまた荷台を握る。

 

これを何度も繰り返して2輪走行が身に付いたと思います。

 

私自身もそうですが、親御さんも勉強を頑張っている子どもに対し、自立して社会に送り出すまでは特に補助輪を外した時のように、

いちばんの伴走者であり続けてください。一緒に頑張りましょう!

 

それでは。。。

 

 

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担当 白根校舎長

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