教室ブログ

2024.02.29

今回も個別指導WAM 四街道校のM先生から、皆さんに数学の面白さを語ってもらいます。


 

クレジットカード、パルテノン神殿、オウムガイの殻、パスポート

これらすべてに共通することがあるのですが、それは何でしょうか?

 

 

正解は、上に挙げたすべてが「黄金比」と関係があるということです。

「黄金比」とはいったい何者なのでしょうか?

 

「黄金比」は数学上有名な“数列(すうれつ)”の一つである「フィボナッチ数列」と関係があるといわれています。

 

※興味のある人は、フィボナッチについても調べてみてください。

「フィボナッチ~自然の中にかくれた数を見つけた人~(さ・え・ら書房)」もお勧めです。

 

 

フィボナッチ数列とは 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55…というように、

二つの1から始まって、次の数が前の二つの数の和になっているようなものです。

(1から始まって1+1=2、2+1=3、3+2=5・・・、ぜひ55の次の数はどのようになってゆくのか考えてみてください)

 

ここで、フィボナッチ数列の連続する二つの数を割り算します。

例えば数列の3項目と4項目を使って          3÷2=1.5

同じく4項目と5項目を使って                    5÷3=1.6666666……

同じく5項目と6項目を使って                    8÷5=1.6

(皆さんもいろいろな項を使って試してみてください)

 

そうすると、ある一定の値に収束することが分かると思います。

これは1.618…と、どこまでも続く数字になります。

 

この数字を使って1:1.618…という比を考えます。これが「黄金比」です。

なんだかわかりにくいですか?

しかし、実はこの比は自然界のいろんな場所に見出されていて、人間が最も美しいと感じる比と言われています。

 

皆さんも身の回りの「黄金比」を探してみませんか?

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