2026.07.01
【朝起きられないのは怠けじゃない】急増する「起立性調節障害(OD)」の正しい理解とサポート|WAM高等学院 小中学部
皆様、こんにちは。WAM高等学院 小中学部の池谷です。
個別面談で保護者様から非常に多く寄せられるのが、「何度起こしても朝起きられない」「午前中は頭痛や吐き気でぐったりしているのに、午後や夜になると元気にゲームをしている」というお悩みです。
これを見ると、つい「ただの怠けじゃないの?」「学校に行きたくない口実では?」と疑ってイライラしてしまいますよね。しかし、それは決して怠けではなく「起立性調節障害(きりつせいちょうせつしょうがい=通称OD)」という、身体の病気である可能性が高いのです。
起立性調節障害は、思春期(小学校高学年〜中学生)のお子さまに非常に多く見られる「自律神経の不調」による身体の病気です。決してメンタルの弱さや気持ちの問題ではありません。
人間は通常、朝起きたり立ち上がったりすると、自律神経が働いて血管をギュッと収縮させ、脳に血液を送ります。
しかし、ODのお子さまはこの自律神経のスイッチが上手く働きません。そのため、立ち上がると血液が下半身に下がったままになり、脳が「酸欠・血の巡りが悪い状態」になってしまうのです。
🩺 起立性調節障害のよくあるサイン
ODの最も厄介な特徴が、「午後や夜になると自律神経のエンジンが遅れてかかり、元気になってしまう」という点です。
親御さんや学校の先生から見れば、「朝はあんなに具合悪そうだったのに、夜はスマホやゲームをして笑っている。やっぱり仮病だ!」と誤解されやすいのです。
しかし、本人からすれば「朝は本当に脳に血が回らなくて動けなかった」という紛れもない事実があります。そこで「怠けている」「気合いが足りない」と責められると、お子さまは深く傷つき、結果として本当の不登校やうつ状態へと悪化してしまうケースが後を絶ちません。
起立性調節障害は、専門医の受診と適切な生活習慣(水分・塩分の摂取など)で、成長とともに徐々に改善していくことが多い病気です。一番やってはいけないのは、「気合いで朝早く起こして、無理やり学校に行かせること」です。
全日制の学校は「朝から行くこと」が前提ですが、フリースクールなら時間に縛られる必要はありません。
本日開校した「WAM高等学院 小中学部」は、お子さまの体調に合わせて「午後からゆっくり通う」ことも、「体調が悪い日は自宅でAI教材(すらら)を使って学習する」ことも可能です。
「うちの子、もしかして起立性調節障害かも…?」と思ったら、まずはご家庭で責めるのをやめて、小児科などの医療機関にご相談ください。そして、学習の遅れや日中の居場所については、当校の無料個別相談へお気軽にお越しください。体調第一で、お子さまが無理なく前を向けるペースを一緒に見つけていきましょう。
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