みなさんこんにちは、三木校の古川です。
元旦の夕方、石川県能登方面で最大震度7の大きな地震。私も家族と集まり賑やかでしたがしばらくは地震の事が頭から離れませんでした。
各地で災害が起こるといつも感じる気持ちとして暖かい所でこうしてご飯を食べていて申し訳ないなと思う気持ちになり、ましてやお正月なので余計に胸に迫りました。
被災されましたみな様に心よりお見舞い申し上げます。
さて、これから高3生は共通テストを終え私立大学入試、中3生は私立高校入試を終えたばかりですが、自己推薦入試に第2回総合診断と続きます。
受験生だけでなく、2月になると他の学年でも1年間を総括するテストが行われます。
小学生では1年間のまとめのテスト、中学生・高校生では学年末テストが行われ年間の成績が確定する時期ですよね。
学年最後を締めくくるテストですし、良い結果を残し自信をもって新しい学年へと進んでもらいたい、というのが保護者の皆様の気持ちではないでしょうか。
今回は塾生たちと新年の目標について話をしている中で、少し気になったことを書こうと思います。
ある生徒が「勉強の大切さは分かっている“けど”正月はなかなかやる気が出なかった」と…
気になったのは“けど”の後に続く言葉ですね。
話し言葉・書き言葉の違いなど文法的な細かい説明は省略しますが…
逆接となるため「けど」の前にくる事柄が一般的・肯定的な内容の場合、「けど」の後はネガティブで、「できない理由」「やらない理由」となっていることが多いです。
この順序が逆の場合、先の生徒の言葉を例に挙げれば
「お正月はなかなかやる気が出なかったけど」
となるので、後に続く言葉は少なくとも前向きなものがイメージできませんか?
例えば小学生のスポーツ少年団や中高生の部活動では県大会・全国大会を目指して頑張っています。
その時の「けど」の前後では「今日の練習はきついけど勝利のために頑張ろう」というように前に否定的なこと、後ろに肯定的なことが多いです。
この「けど」の使い方の違いは何でしょうか。
「得意不得意」「出来る出来ない」「好き嫌い」など様々な要因・要素がありますが、大きな違いは指導者の有無だと思います。
部活動の場合、たいてい目標達成するための方法も明確にされます。
そして、なかなか上達せず、挫けそうになった気持ちを監督やコーチが鼓舞し奮い立たせてくれます。
家庭学習ではどうでしょうか。「テストで80点取る」ことを目標にしたとしても、普通これを達成する具体的な方法は自分で考えて実行する必要があります。
一緒に方法を考え、伴走してくれる指導者がいてこそ、「けど」の形が変わってきます。
そして、指導者がいると失敗を失敗と認めさせることが出来ます。
漢字間違いや計算間違いは大したことはない間違いと思ってしまいがちですが、1点2点の差が大きく影響する入試等の視点からすれば、非常にもったいない失点です。
人は失敗からしか学べないといいます。
しかし、できることなら失敗はしたくないですよね。
指導者のいるケースでの失敗は「管理された失敗」であり前向きに成功へと変えることが出来ます。
子どもたちは、日々の学習で小さな間違い、つまり小さな失敗から次はどうすればいいのかを学びます。
この学びの時に、必要なのが指導者です。
一人の時には万一失敗した時や上手くいかない時には、「忙しくて時間がなかった」「やっても変わらない」など、できなかった理由や今後やらない理由をどうしても考えてしまいます。
それは子どもだからということではありません。
かくいう私は今でもよく失敗しますし、上手くいかない時もあります。
むしろうまくいかない時の方が多いかもしれません。
ここからは私の個人的な話になりますが少しお付き合いください。
昨年の私の体重は半年前の時点で3桁超でした。
「不摂生を気にせず自分を甘やかしてきた結果」
「痩せれば健康になって見た目も良くなる」
「オシャレも出来る」などいろいろ言われてきましたが、いままでの私は“全て”
「それは分かってるんですけど…」
で片付けていました。できない・やらない理由を探して逃げていたと思います。
しかし、転機が訪れます。
「古川さん、一緒にダイエットをしようよ」という上司からの誘いです。
「私も頑張る。だからキミも一緒に頑張らない?」
と始まったダイエット作戦。
半年間食事制限と運動を中心に本気でダイエットに取り組みました。
正直なところ、挫けそうな時や自分自身に一時的に負けてしまったこともありましたが
「一緒に頑張ろうと伴走してくれる人がいたから」
「挫けそうなとき、応援してくれる人がいたから」
今まで成功したことのなかった−30kgのダイエットに成功することが出来ました。
体の軽さ、服のサイズ、周囲の反応、達成感など、どれをとっても
「大変だったけど、やってよかった!」
というのが今の正直な感想でありこれからの課題は健康の継続です。
もし一人でやっていたとしたら、いろいろな理由を付けてもっと早い段階で断念していたと思います。
途中で逃げ出したくなったり、どうしたらいいのか分からなくなった時に寄り添い、励まし、アドバイスしてくれる人の存在は大人でも必要でありがたい存在です。
子どもの勉強に関してなら言わずもがなですよね。
家庭ではお母さん、お父さんの存在がそうであるように、三木校では講師たちが生徒一人ひとりに寄り添って伴走する指導を大切にしています。
そして子どもたちが口にする「けど」の後ろがポジティブになるように、私自身も前向きな気持ちと言葉を彼らと共有していきたいと考えています。
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