2023.04.17
【日本史】【歴代内閣】伊藤博文①(長州)
【伊藤博文①】(長州) ~国会より先に内閣が出来る~ ・内閣制度発足 ⇒初代内閣の顔ぶれ (谷・榎本以外は全員薩長出身) ⇒首相:伊藤博文 (維新三傑亡きあとの主役) ⇒外相:井上馨 (鹿鳴館などの欧化政策) ⇒蔵相:松方正義 (松方デフレ財政) ⇒陸相:大山巌 (日清・日露戦争勝利の立役者) ⇒海相:西郷従道 (西郷隆盛の弟) ⇒内相:山県有朋 (のち首相、伊藤のライバル) ⇒文相:森有礼 (戦前の教育制度を確立) ⇒逓信相:榎本武明 (最後まで抗戦した旧幕臣) ⇒農商務相:谷干城 (西南戦争勝利の立役者) ⇒司法相:山田顕義 (日大・國學院大の創設者) &nbs
2023.04.11
【新卒研修】「知識」と「伝達力」
四谷の教室長とともに、 ワムの新卒の採用・育成の統括も 兼任しています。 ワム全体の教室長の 高レベルでの均質化に向けても 努力しています。 新卒社員に求めるのは 「教務知識」とその「伝達力」です。 それはそのまま 生徒や講師たちに対してもそうです。 誠実に勉強(学問)し、 まずは「知識」を増やしてほしいです。 しかしそれを 独り善がりに留めてしまうと それはかえって「反知性」です。 本当の知性とは集合的叡智です。 すなわち、自分が所属するチームの モチベーションやパフォーマンスを あげることができてはじめて 本物の「知性」です。 すなわち「伝達力」で
2023.03.23
【開成高校】国語5年分講評ーまとめ
【開成高校 傾向】 ・高校入試最高難度 ・東大を意識した設問 (字数制限なしの記述) ・評論文1題、小説1題、古文1題 ・50分の制限時間で 見直し、解き直し、書き直しの 時間はほぼない 【開成高校 対策】 ・古文文法や古文単語まで 学習の幅を広げるのは避けたい ・過去問は最低5年分はやり切りたい ・下記の出口シリーズなどで、 まずは「論理」のルールを マスターすること、 その後は出来る限り多くの演習問題 (「最高水準」など)を解くこと (出来れば最低でも100文章) 【開成高校 おすすめ問題集】 ・システム中学国語 公立高校編&難関高校編 (水王舎) ・出口式新レ
2023.03.23
【開成高校】国語5年分講評ー5 2018年度
【2018 概観】 評論文がやや難しかったのではないか。 大学入試レベル。 「モニュメント(記念物)の表面に、 出来事の余剰(当事者本人の記憶) が現れる、 バイアス(偏見)なく、 ありのままのそれに触れて欲しい」 という話。 東大・桜蔭・開成は、 本当に例年素材にハズレなし。 小説は荻原朔太郎の、 「一校に憧れその帽子をかぶり、 一校生だと女子に勘違いされときめき、 しかし罪悪感に耐えられず 発狂し帽子を破壊」という こじらせ系ストーリー。 古文は短いし易しかった。 【2018】 やや難 20分…
2023.03.22
【開成高校】国語5年分講評ー4 2019年度
【2019 概観】 マス目がない、枠だけある記述問題、 まさに東大。 評論文の作者は クセが凄いがいいことを言っている、 「他者を思いやり寄り添うことや、 あえて枠からはみ出すことは、 AIには出来ない」。 小説は 「群衆心理に飲まれ冷静さを欠く、 全員が被害者の、 引揚者たちによる船中異常裁判」。 これもクセしかない素材。 古文は 「攻守のバランスの梶原景時、 攻め一辺倒の源義経」 の対比。 【2019】 標準 20分 <問二 理由説明> やや難 ポイント: なぜ問う…
2023.03.21
【開成高校】国語5年分講評ー3 2020年度
【2020 概観】 評論文は開成受験生にしたら 取り組み易かったのではないか。 20分以内に終わらせ、 ほぼ満点を狙いたい。 小説は(二)がやや難しい。 こちらは15分以内に終わらせたい。 古文は(四)が難しい。 こちらも15分以内に終わらせたい。 東大より時間がキツい。 しかし桜蔭よりはマシ。 相変わらず東大を意識した 問題づくりだと感じる。 【2020】 標準 20分 <本文要旨> 「悟り」世代は、例外者を排除して、 仲間内だけの「快適な中間者の王国」 に安住するが…
2023.03.20
【開成高校】国語5年分講評ー2 2021年度
【2021 概観】 2018⇒2022の5年間で、 唯一、大問が二題だった年 (現代文が一題のみ)。 新・共通テストを意識してか、 大問一が2つの文章の 共通点と相違点を比べる形式になった (翌年度からまた三題形式に戻る)。 評論文は、 日本人の古い文章と、 外国人の文章で、 読解が難しい。 古文は、 まさかの「一寸法師」。 本来は高校範囲である本格的な 「古文単語・古文文法」 の学習はしないで下さい。 なんとか現代文の力で乗り切ろう。 数学の応用問題対策や、 英語の語彙力増強など、 古文よりやるべきことはある。 …
2023.03.19
【開成高校】国語5年分講評ー1 2022年度
【2022 概観】 高校入試最高峰の開成。 中学入試最高峰の桜蔭同様、 東大および共通テストを意識しまくり。 開成高校にご合格する時点で、 すでに共通テストで6割程度、 東大入試で4割程度は 得点出来そうな予感。 桜蔭に比べればやや時間はマシだが、 それでもやはり 見直しや書き直しの時間は ほぼないと考えたほうがいい。 東大国語のほうが よっぽど時間に余裕がある(汗)。 古文は「助動詞」「古文単語」の 学習には深入りせず、 何とか「現代文の力」で乗り切りたい。 本年度は、 大問二(評論文)は 完全に大学入試レベル。 大問三(古文)の(二)…
2023.03.18
【桜蔭】国語5年分講評ーまとめ
【桜蔭国語 傾向】 ・中学入試最高難度 ・東大を意識した圧倒的記述量 ・共通テストを意識した圧倒的文字数 ・評論文1題、物語文1題 ・見直しや書き直しの時間は基本ない 【桜蔭国語 対策】 国語力とは、 語彙力と読解力です。 そしてその養成の要諦は極論、 質より量です。 とにかく多くの文章に触れること。 ワム四谷三丁目駅前校に来てください。 プロの先生がマンツーマンで、 一文一文を丁寧に読み解く トレーニングをします。 万一中学受験で 第一志望合格をつかめなくても、 その勉強の過程で 本物の国語力を身に着けたなら、 高校受験や
2023.03.18
【桜蔭】国語5年分講評ー5 2018年度
【2018 概観】 今年度は、特に第一問の四が難。 第一問の(二)の2も、 リズム(七五調)に気付かないと 正解に至れない。 しかし 「亡くなって 小さな妖精になった ばあばとじいじに夢で逢う童話」 からの出題って…流石桜蔭、恐るべし。 【2018】 やや難 <問二 空欄補充> やや難 1は「涙がぽろり」に 近いニュアンスのモノを選ぶ。 2は揺れてる様子なので、 「ゆんら、ゆら」か 「ゆらん、ゆらん」で迷うが、 「ばあばもいっしょに」に続くため、 よりリズムがよいほうの 「ゆんらゆら」を選ぶ。 3…