こんにちは、初石駅前校です。
中学数学の文章題で点数を落としてしまう生徒は少なくありません。「問題文が長くて何を聞かれているかわからない」「式は立てられるけど、何を求めればいいか混乱する」といった悩みをよく耳にします。文章題が苦手な原因の多くは、問題の状況を頭の中だけで整理しようとしていることにあります。流山市、柏市の中学生家庭からも「文章題になると途端に解けなくなる」「どこから手をつければいいかわからない」という相談が増えています。今回は、文章題を図で視覚化して解く力をつける方法をご紹介します。

まずはお子様の文章題に対する取り組み方を確認してみましょう。
□ 問題文を1回しか読まない
何度も読み返していますか。
□ 重要な数値や条件に印をつけない
問題文に線を引いたり、丸をつけたりしていますか。
□ 何を求めるのか明確にしないまま解き始める
「答えは何か」を最初に確認していますか。
□ 問題文を読んだだけで諦めてしまう
長い問題文を見ると、やる気をなくしていませんか。
□ 図を描かずに頭の中だけで考える
紙に図や表を描いていますか。
□ 式をいきなり立てようとする
何が与えられて、何を求めるか整理していますか。
□ 単位を意識せずに計算する
m、cm、km、時間、分など、単位を確認していますか。
□ 答えが出たら検算しない
計算結果が問題の条件に合っているか確認していますか。
□ 速さ・時間・距離の関係がわからない
「速さ = 距離 ÷ 時間」の公式を理解していますか。
□ 割合の問題で混乱する
「もとにする量」と「比べる量」の区別ができますか。
□ 方程式を立てられない
未知数xを使って式を作れますか。
□ 図形の問題で補助線が引けない
図形のどこに注目すればいいかわかりますか。
文章題への取り組み方に課題があります。基本から見直しましょう。
部分的に改善が必要です。図を描く習慣をつけましょう。
良好な状態です。さらに精度を高めていきましょう。
文章題を解くときは、問題文を最低3回読みましょう。1回目は全体の流れをつかむ、2回目は数値や条件を確認する、3回目は何を求めるのかを明確にする、という目的を持って読むと効果的です。
問題文を読みながら、重要な数値には丸をつけ、条件には下線を引きます。「速さ」「時間」「距離」など、キーワードにも印をつけましょう。視覚的に情報を整理することで、見落としを防げます。
問題の最後にある「〜を求めなさい」という部分を最初に確認します。ゴールがわかれば、そこに向かって何をすればいいかが見えてきます。求めるものに二重丸をつけておくと、途中で見失いません。
文章で書かれた情報を図にすると、問題の全体像が一目でわかります。頭の中だけで考えていると混乱しますが、図に描けば整理されます。また、図を描くことで、見落としていた条件に気づくこともあります。
問題のタイプによって、描く図が変わります。速さの問題なら線分図、割合の問題なら関係図、図形の問題なら実際の図を描きます。最初は簡単な図でかまいません。丁寧に描くより、素早く描いて問題を理解することが大切です。
図を描いたら、問題文の情報を図に書き込みます。与えられた数値、条件、求めるものを図の中に配置します。図を見ただけで、何がわかっていて、何を求めればいいかが一目でわかる状態にしましょう。
図ができたら、それを見ながら式を立てます。図の中の関係性から、どんな計算をすればいいかが見えてきます。例えば、速さの問題なら「距離 = 速さ × 時間」という関係が図からわかります。
計算する前に、単位を統一します。速さがkm/時で、時間が分なら、どちらかに揃えます。単位の不一致は、文章題で間違える最大の原因です。図に単位も書き込んでおくと、ミスを防げます。
答えが出たら、必ず検算します。答えを問題文の条件に当てはめて、矛盾がないか確認します。また、答えの単位が正しいかもチェックします。「速さを求める問題なのに、答えが時間になっている」といったミスを防げます。
速さの問題では、線分図を使います。横線を引いて、その上に距離を書きます。時間や速さも線の近くに書き込みます。往復する問題なら、行きと帰りで線を分けて描きます。
「Aさんは家から学校まで、時速4kmで30分歩きました。家から学校までの距離は何kmですか?」という問題なら、横線を引いて、左端に「家」、右端に「学校」と書きます。線の上に「時速4km、30分」と書きます。この図を見れば、「距離 = 速さ × 時間」を使えばいいとわかります。ただし、30分は0.5時間に直す必要があることも図から気づけます。
割合の問題では、「もとにする量」と「比べる量」の関係を図にします。もとにする量を1として、比べる量がその何倍かを矢印で示します。増減がある場合は、変化前と変化後を並べて描きます。
「定価800円の商品を2割引で買いました。支払った金額はいくらですか?」という問題なら、もとにする量(定価)800円を描き、その下に比べる量(支払額)を描きます。2割引は8割なので、もとの0.8倍と書き込みます。図を見れば、「800 × 0.8」を計算すればいいとわかります。
方程式の問題では、わからない数をxとして、数量の関係を図にします。例えば、年齢の問題なら時間の流れを横軸に、それぞれの人の年齢を縦に並べます。
「現在、母は40歳、子は10歳です。母の年齢が子の年齢の3倍になるのは何年後ですか?」という問題なら、表を作ります。現在と何年後を列に、母と子を行に配置します。何年後をx年後として、そのときの年齢を式で表します。母は40+x歳、子は10+x歳です。母の年齢が子の3倍という条件から、「40+x = 3(10+x)」という方程式が立ちます。
図形の問題では、問題文の条件を満たす図を描きます。定規やコンパスを使って、できるだけ正確に描きます。与えられた角度や長さも図に書き込みます。
図形の問題では、補助線を引くことで解けることが多いです。三角形なら高さや中線、四角形なら対角線などを引いてみます。補助線を引くことで、隠れていた関係性が見えてきます。
「直角三角形ABCで、∠A = 90°、AB = 3cm、BC = 5cmのとき、ACの長さを求めなさい」という問題なら、まず直角三角形を描きます。∠Aに直角マークをつけ、AB = 3cm、BC = 5cmと書き込みます。この図を見れば、三平方の定理を使えばいいとわかります。「AC² + AB² = BC²」なので、「AC² + 3² = 5²」から「AC² = 16」、よって「AC = 4cm」と求められます。
図を描かずに頭の中だけで考えると、混乱して何度もやり直すことになり、かえって時間がかかります。図を描けば、問題の全体像が一目でわかり、式を立てるのも早くなります。最初は時間がかかるかもしれませんが、慣れてくれば1分もかからず描けるようになります。その1分で、5分、10分の時間短縮ができるのです。
速さの問題なら線分図、割合の問題なら関係図、方程式の問題なら表、図形の問題なら実際の図を描きます。最初は教科書やワークの例題の図を真似して描いてみましょう。同じタイプの問題を何度も解くうちに、どんな図を描けばいいかわかるようになります。わからないときは、先生に「この問題はどんな図を描けばいいですか?」と聞いてみましょう。
図を描いただけで満足せず、問題文の数値や条件をすべて図に書き込みましょう。また、求めるものにも印をつけます。図の中の関係性を見ながら、「何と何を使えば、求めるものが出せるか?」と考えます。公式を覚えているかも重要です。速さなら「速さ = 距離 ÷ 時間」、割合なら「比べる量 = もとにする量 × 割合」など、基本公式を確認しましょう。
テストでは、問題文の周りの余白や、問題用紙の裏を使って図を描けます。解答用紙に書く必要はありません。図はあくまで自分が問題を理解するためのものなので、小さくても、雑でもかまいません。ただし、自分が見てわかる程度には丁寧に描きましょう。また、普段の練習から、コンパクトな図を素早く描く練習をしておくと、テストで役立ちます。
中学数学の文章題で点数を落としてしまう生徒は少なくありません。「問題文が長くて何を聞かれているかわからない」「式は立てられるけど、何を求めればいいか混乱する」といった悩みをよく耳にします。文章題が苦手な原因の多くは、問題の状況を頭の中だけで整理しようとしていることにあります。問題文を3回読んで情報を整理し、図を描いて視覚化し、図に情報を書き込み、図から式を立てる。この3ステップを実践すれば、文章題は確実に解けるようになります。流山市、柏市の中学生も、この方法で文章題への苦手意識を克服し、数学を得意科目に変えています。図を描く習慣をつければ、複雑な問題でも落ち着いて解けるようになります。「文章題になると途端に解けなくなる」「どこから手をつければいいかわからない」というお悩みがあれば、ぜひ初石駅前校にご相談ください。一人ひとりに合った解き方をご提案します!
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