こんにちは、初石駅前校です。
※ 画像は昇降口にある下駄箱ですが、新しく設置されていました。

日時: 令和8年5月14日(木)10:00~12:00
会場: 光英VERITAS中学校・高等学校 奏楽堂
対象: 教育関係者
内容: 校長挨拶、中学校入試報告、高校入試報告、進路指導報告など
令和8年5月14日(木)、光英ヴェリタス中学校・高等学校の教育関係者対象説明会に参加してきました。
中学校の部、高等学校の部という構成で進行しました。教頭の秋山等先生の進行のもと、校長の川並芳純先生によるご挨拶からはじまり、入試広報室の本間明信先生による中学・高校それぞれの入試報告、進路指導部長の松浦享子先生による進路指導報告という流れで、たいへん充実した内容でした。
光英VERITAS中学校・高等学校は千葉県松戸市にある私立の中高一貫校です。流山市、柏市からも通いやすい立地にあり、近隣エリアからの受験生も多い学校です。今年でヴェリタスとなって6年目を迎え、英語グローバルと理数サイエンスを2本柱とした教育を続けています。
川並校長から、今年4月にスタートした新しい取り組みについて2点お話がありました。
1点目は金融教育の導入です。中学1年生から高校1年生までのカリキュラムに金融の学びを組み込んでいく取り組みを進めています。学校内の知識だけでは足りない部分は外部の専門家の力も借りながら、子どもたちに豊かな学習環境を用意していきたいというお考えが伝わってきました。
2点目はトップ層を伸ばすプログラムです。各学年の上位約7%の生徒に声をかけ、放課後の特別プログラムを提供しはじめています。読書を伸ばす取り組みなども含まれており、意欲的な生徒をさらに高みへ引き上げる環境づくりに本腰を入れはじめた姿勢が感じられます。
入試広報室の本間明信先生から、令和8年度の中学入試結果と令和9年度の入試概要についてご説明いただきました。
今年度は千葉県・東京都からの志願者が中心で、志願者数は834名と昨年度並みでした。併願校としては麗澤中学校が最も多く、専修大学松戸高校・千葉日本大学第一中学校・芝浦工業大学柏中学校が同程度の人数だったとのことです。
昨年度から探究入試・英語入試を廃止し、新たに算数入試を導入した結果、算数入試で多くの受験生が集まりました。平均点は75.2点、合格基準点は71点、特待基準点は92点という結果でした。特待生は1種2名・2種7名・3種8名を輩出しています。今年度の入学者数は104名で、開校から6年目にして初めて男子の人数が女子を上回る結果となりました。
令和9年度の中学入試で特に注目すべきは「ヴェリタス国語入試(国語一科入試)」の新設です。1月21日午前に実施予定で、国語100点満点・50分という内容を検討中とのことです。算数が得意でなくても国語で勝負できるルートが加わるのは、受験生にとって大きな朗報ではないでしょうか。
主な入試日程をまとめます。12月1日は第一志望入試(2科・4科選択)と帰国生入試で、約8分間の面接(教員2名・受験生1名)があります。1月20日は第1回入試(2科・4科選択)、津田沼会場(千葉工業大学・申請中)でも実施予定です。午後にはヴェリタス理数特待入試(算数・理科、60分)があり、合格者は全員特待生となります。1月21日は新設のヴェリタス国語入試(午前)とヴェリタス算数入試(午後、100点満点・50分)、第2回入試(2科・4科選択)があります。1月24日は特待選抜入試(2科・4科選択)で、例年約3倍の倍率です。2月4日は第3回入試で、本校会場のみの実施となります。
受験料は1回分22,000円ですが、2回目以降は5,000円で受験できる軽減制度があります。複数回受験の優遇措置として、一般入試4科受験の場合は10点加点。英検4級以上の取得者にも級に応じた加点制度があります(重複加点はなし)。
特待制度は1種・2種・3種の3段階です。1種は初年度524,400円の軽減、2年目・3年目も192,000円の軽減となります。2種はその半額程度、3種は入学金150,000円の軽減です。
高校入試についても本間先生からご説明いただきました。令和8年度の入試では特待生(1種・2種)が27名と多く合格を出しており、一般入試は2.1倍という結果でした。志願者は延べ284名(前年231名)と増加しています。併願校としては松戸国際高校が最も多く、鎌ヶ谷高校も人気でしたが、公立高校の倍率が下がったことで例年より入学者数がやや減少したとのことです。現在の高校在籍数は男子269名・女子230名となっています。
入試は1月17日・18日の2日間で、1回分の受験料(22,000円)で両日受験できる点が特徴です。試験区分は特待選抜入試(5科)・推薦入試(3科)・一般入試(3科)の3つで、いずれも同一問題で実施されます。一般入試のみ面接があります(教員2名・受験生1名)。
令和9年度の推薦入試では、加点項目が昨年度の2項目から3項目に増えました。英検・数検・漢検の3検定について、各級に応じて1〜3ポイントの加点があります。漢検は昨年度まで一律1ポイントでしたが、準2級・2級は2〜3ポイントに見直されました。新たにボランティア活動(1ポイント)と部活動3年間継続(1ポイント)も加点対象に加わりました。
欠席基準も変更されました。これまでは2年生・3年生それぞれで日数基準が設けられていましたが、今年度から2年生・3年生合算で1学期(7月)までの欠席日数15日程度という基準に変更されました。1年生の出欠は問わない方針です。
推薦基準は単願20・併願21(評定合計、前年と同じ)です。特待推薦の基準は、3種が単願22・併願23、2種が単願24・併願25(評定合計、前年と同じ)となっています。特別活動推薦については野球部・吹奏楽部に特に力を入れており、吹奏楽部は「高い技術がなくても吹奏楽が好きなら来てほしい」とのことで、顧問への相談が第一歩とのことです。
一般入試の合格ラインは、単願で得点率55%程度、併願で60%程度が目安です。特待制度は中学と同様1種・2種・3種の3段階で、通知表の成績で特待判定を約束できる仕組みがあります。学費については就学支援金が適用される場合、授業料が実質無料となります。
本校の大きな特色のひとつが「探究学習」です。中学1年生から段階的にテーマが用意されており、1年生は学び方や映像制作、2年生はSF小説の創作を通じた理系知識の活用、3年生はディベートを経て、5・6年生(高校2・3年生)では個人での研究に取り組みます。秋には中間発表会、3月には年度末発表会が実施され、文化祭初日には全校でのプレゼンテーション大会も行われます。
また小笠原流の礼法を道徳の時間に代わって週1時間実施しており、男女問わず相手を思いやる気持ちとその表現方法を学んでいます。室町時代から続くこの礼法教育は、男女共学化に伴い男子にも正式に教えられるようになったとのことです。
カリキュラムの大きな柱は「英語グローバル」と「理数サイエンス」の2つで、文系・理系問わず両方に取り組む点が特徴です。理科については校舎内に7つの理科室があり、同時に7つの実験ができる環境が整っています。東京理科大学や芝浦工業大学柏高校との連携イベントも実施されています。
海外との交流も活発で、台湾・メルボルン(オーストラリア)・香港の学校との交流プログラムがあり、留学生の受け入れも積極的に行われています。ホームステイの受け入れには在校生の家庭から多数の協力があったとのことです。
進路指導部長の松浦享子先生から、2025年度の進路状況についてご説明いただきました。現役進学率は94.4%、4年制大学への進学率は85.1%という結果です。
2025年度の傾向として、指定校推薦・内部推薦(聖徳大学など)が減少傾向にある一方、総合型選抜・公募推薦での進学割合が増加しています。これは探究学習で培った志望理由書・プレゼンテーション・小論文の力を、そのまま入試に活かせる本校の強みが表れている結果といえます。同時に一般入試の受験生・進学数も増加しており、補習・補講・放課後学習システムによるバックアップ体制が、多様な入試形式への挑戦を後押ししているとのことです。
個人の探究テーマが進路に直結した例として、「持続可能な建築」をテーマに研究した生徒が芝浦工業大学のシステム理工学部環境システム学科建築コースへ進んだ例、「防災意識と要支援者マップ」を研究した生徒が国士舘大学へ進んだ例、「共生社会と福祉」をテーマにした生徒が明治学院大学の福祉学科へ進んだ例、「男性の化粧文化」を研究した生徒が東京電機大学工学部応用化学科へ進んだ例などが紹介されました。
進路指導は、総合型・推薦入試を希望する生徒が6月から面接指導申込書を提出し、学問の専門性に応じた教員が担当者となる体制をとっています。一般受験の準備も並行して進められており、結果が出なかった場合でも慌てることがないよう、学年・進路指導部全体で複眼的に生徒の志望校をサポートしています。
光英ヴェリタスは、ヴェリタスとなって6年目を迎え、探究学習を軸にした教育がますます充実してきていると感じました。中学入試では新たに国語一科入試が加わり、入試の間口がさらに広がっています。高校入試でも加点制度の拡充や欠席基準の見直しなど、より多くの生徒に可能性を開こうとする姿勢が伝わってきます。
個人の探究テーマがそのまま大学進学先に結びついている事例も多く、生徒一人ひとりが自分のテーマを持って学べる環境が整っている学校だと改めて感じました。
ご興味のある方はお気軽に初石駅前校までご相談ください。
塾長より
リライト: 令和8年6月20日(土)
西初石小、八木北小、おおぐろの森小、おおたかの森小、西原小、
西初石中、常磐松中、北部中、おおぐろの森中、おおたかの森中、西原中、
柏高、柏中央高、柏陵高、東洋大学附属牛久高など
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