こんにちは、初石駅前校です。
小学校4年生、5年生は、算数において非常に重要な「分かれ道」と言われる時期です。この時期に習う内容は、その後の算数・数学のすべての基礎となるからです。特に「計算力」の差が開きやすく、ここでつまずくと中学数学でも苦労することになります。
流山市、柏市の小学生家庭からも「計算ミスが多い」「算数が苦手になってきた」という相談が増えています。今回は、計算力の差が開きやすいこの時期に、家庭で意識してほしいポイントと具体的なトレーニング方法をご紹介します。

まずはお子様の計算力を確認してみましょう。
□ 小数の足し算・引き算で位取りを間違える
小数点の位置を揃えて計算できていますか。
□ 小数のかけ算で小数点の位置を間違える
答えの小数点の位置を正しく決められますか。
□ 小数のわり算で余りを正しく書けない
余りの小数点の位置は合っていますか。
□ 小数を分数に直せない
0.5を2分の1に直せますか。
□ 分数の足し算・引き算で通分を忘れる
分母を揃えてから計算できていますか。
□ 分数のかけ算で約分を忘れる
計算後に約分していますか。
□ 分数のわり算でひっくり返すのを忘れる
わる数を逆数にしてかけ算に直せますか。
□ 帯分数と仮分数の変換ができない
帯分数を仮分数に、仮分数を帯分数に直せますか。
□ 筆算を省略して暗算しようとする
複雑な計算でも、筆算を書いていますか。
□ 途中式を書かない
計算の過程を、ノートに残していますか。
□ 見直しをしない
計算が終わったら、答えを確認していますか。
□ 九九が瞬時に出てこない
九九を0.1秒で言えますか。
計算力に大きな課題があります。今すぐ基礎から復習が必要です。
部分的につまずきがあります。弱点を集中的に補強しましょう。
計算力は身についています。この調子で続けましょう。
小4では、小数の計算が本格化します。やり方(アルゴリズム)は分かっていても、位取りのミスや小数点の位置を間違えるなど、細かい「計算ミス」で点数を落としてしまう子が多いです。まずは「正しく、丁寧に書く」習慣を再確認しましょう。
小数の足し算・引き算は、小数点を縦に揃えます。これだけで、位取りのミスが激減します。
例えば、3.5 + 2.17 を計算するとき、縦に揃えて書きます。
小数点の位置がずれないよう、定規を使って線を引くのも効果的です。
小数のかけ算は、小数点を無視して計算し、最後に小数点の位置を決めます。
例えば、1.2 × 3.4 は、12 × 34 = 408 と計算し、小数点を左に2つ動かして 4.08 にします。
小数のわり算は、わる数を整数にしてから計算します。
例えば、3.6 ÷ 1.2 は、両方を10倍して 36 ÷ 12 = 3 と計算します。
小5では、分数の計算が本格化します。通分、約分、帯分数と仮分数の変換など、覚えることが多く、混乱してしまう子が多いです。
分数の足し算・引き算は、分母を揃える(通分する)ことが絶対条件です。
例えば、1/2 + 1/3 を計算するとき、分母を6に揃えます。1/2 = 3/6、1/3 = 2/6 なので、3/6 + 2/6 = 5/6 になります。
通分の練習を繰り返すことで、自然と身につきます。
分数の計算後は、必ず約分します。約分を忘れると、答えが間違いになります。
例えば、2/4 は 1/2 に約分します。6/8 は 3/4 に約分します。
約分できる分数を見つける練習をしましょう。
帯分数を仮分数に直す方法は、整数部分に分母をかけて、分子を足します。
例えば、2と1/3 は、(2×3+1)/3 = 7/3 になります。
仮分数を帯分数に直す方法は、分子を分母で割ります。
例えば、7/3 は、7÷3 = 2余り1 なので、2と1/3 になります。
頭の中で暗算しようとしてミスをしていませんか? 複雑な計算が増える時期だからこそ、あえて筆算をしっかり残すことが大切です。途中式や筆算を綺麗に書くことは、ミスを防ぐだけでなく、どこで間違えたかを自分で気づく力にも繋がります。
簡単そうな計算でも、筆算を書く習慣をつけます。
筆算は、丁寧に書きます。数字が重ならないよう、きれいに書きます。
途中式を残します。どこで計算したか、後から見てもわかるようにします。
高学年の計算の土台はやはり九九です。割り算の筆算や分数の通分など、九九が「0.1秒」で出てくるかどうかで、計算にかかるストレスが劇的に変わります。少しでも不安がある場合は、今一度基本に立ち返って定着度をチェックしてみましょう。
毎朝、九九を唱えます。1の段から9の段まで、すべて言います。
ランダムに九九を出題します。「7×8は?」とランダムに聞いて、瞬時に答えられるか確認します。
苦手な段を集中的に練習します。7の段や8の段は、特に練習が必要です。
計算力は、毎日の積み重ねで身につきます。1日10分でも良いので、計算ドリルを続けることが大切です。
朝食後の10分を計算時間にします。毎日同じ時間に行うことで、習慣化します。
計算ドリルを1ページ解きます。小数や分数の計算を中心に練習します。
間違えた問題は、もう一度解きます。なぜ間違えたか、理解し直します。
正解率をグラフにします。正解率が上がると、やる気が出ます。
計算は、速く正確にできることが理想です。タイムトライアルで、スピードと正確さの両方を鍛えます。
タイマーを5分にセットします。5分間で何問解けるか挑戦します。
正解数を記録します。毎日の記録を表にして、成長を可視化します。
前回の記録を超えることを目標にします。自分との競争が、やる気を引き出します。
筆算を美しく書くことで、計算ミスが減ります。数字が重ならず、位が揃っていることが重要です。
方眼ノートを使います。1マス1文字で書くことで、位が揃います。
定規を使って線を引きます。小数点や分数の線を、まっすぐ書きます。
色ペンで小数点をマークします。小数点を見落とさないよう、赤ペンでマークします。
九九カードを使って、ゲーム感覚で九九を練習します。楽しく続けることで、九九が定着します。
九九カードを作ります。「7×8」と書いたカードを作ります。
カードをめくって答えます。0.1秒で答えられるか挑戦します。
正解したカードは抜きます。間違えたカードだけを繰り返します。
親子で競争します。誰が早く答えられるか、競争します。
計算が終わったら、必ず見直しをする習慣をつけます。見直しで、ミスの8割は防げます。
逆算で確認します。足し算なら引き算で、かけ算ならわり算で確認します。
位取りを確認します。小数点の位置や、桁数が合っているか確認します。
計算式を見直します。途中で数字を書き間違えていないか確認します。
小学校4年生、5年生は、算数において非常に重要な「分かれ道」と言われる時期です。この時期に習う内容は、その後の算数・数学のすべての基礎となるからです。
小数・分数の計算ルールを徹底し、筆算を省略せず、九九のスピードを上げる。この3つのポイントを押さえれば、計算力は確実に向上します。
流山市、柏市の小学生も、この方法で計算力を強化し、算数を得意科目に変えています。計算の基礎がしっかり固まると、難しい文章題にも落ち着いて取り組めるようになります。
「計算ミスがなかなか減らない」「算数が苦手になりかけている」というお子様がいらっしゃいましたら、ぜひ初石駅前校にご相談ください。一人ひとりの「つまずき」を丁寧に見つけ出します!
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