教室ブログ

2023.02.10

南天と金の生る木【ブログ】

こんにちは!Wam久宝寺校の山田です。大阪は緑地比率の低い人口密集地なのですが、一軒家の人々はよく植木をしています。特に人気なのが南天と金の生る木です。

南天はメギ科ナンテン属の中国原産の常緑低木で、鬼門のある南西側に植えるとよいとされる縁起物です。「災い(苦難)転じて福となす」にかかっています。私は学生時代、日本料理屋でバイトしていたのですが、ナンテンの実や葉っぱを飾っておしゃれで華やかにしていました。なので、「もしかしてメルカリで結構売れるかも?」なんて妄想していました。

「金の生る木」は多肉植物という葉っぱが肉厚な植物で、標準和名を「フチベニベンケイソウ」といいます。ベンケイソウ科クラッスラ属の仲間で、もうなんのこっちゃといった名前ですが、南アフリカの熱く乾燥した地域で、体の水分が抜けないようにかつ水分を歯に蓄えられるように、肉厚な姿に進化しました。逆に葉っぱを小さく針のようにして、茎に水をためるようになったのがサボテンです。世界の植物が創意工夫して生き残ってきた証ですね。また、なぜ「金の生る木」というかというと、新芽が小さいうちに5円玉を通し、そのまま成長させることで5円玉が抜けない状態にし、枝にお金がなったように仕立てたものが流行しました。私のおじも私がまだ幼いころに、この5円玉が実った状態で「どうやお金が実るんやで」と笑って自慢してくれたことが記憶に残っています。

こういった植物が人間の営みに溶け込んでいるのは、とても素敵なことだなと思います。

 

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