2026.03.02
平野のデコボコ
こんにちは、個別指導Wam藤の木校です。 私たちはおよそ平野で生活しています。山の近くで高低差があると「たぶん川が削ったのだろう」と想像できますが、ただっぴろい平野での高低差はどうでしょうか。平野なのに、なぜ高低差があるのでしょう? 中学の理科でも高校の地学でも、岩石の種類や地震の発生のしかたなどは学習しますが、地形のでき方はなぜか習いません。 今回は、平野の地形のデコボコの話です。 その前に、川の水の浸食・運搬・堆積について確認しておきましょう。 川の水には、石・砂・泥を浸食・運搬・堆積するという作用があります。石・砂・泥の違いは粒が大きいか小さいかの違いだけなの…
2026.02.02
外来語由来ではないカタカナ言葉
こんにちは、個別指導Wam藤の木校です。 受験シーズンですね。今回は、勉強には役に立たないが(?)興味深い言葉の話をご紹介します。 こんにち、カタカナを使った言葉がやたらあります。その多くが外来語に由来していて、例えば「ググる」はgoogleから、「バズる」はbuzz(ハチがブンブンと音を立てる、噂が広がる)から、といった具合です。でも外来語由来でないものもあるのです。 また、ひらがなで表現するものの漢字に変換できず、日本語かどうかもわからない言葉もあります。 今回は、「外来語が由来ではないカタカナ言葉」として「パクる」と「チャラい」を、「日本語かどうか怪しいひらが…
2026.01.22
星の見え方と形
こんにちは、個別指導Wam藤の木校です。 高校受験を間近に控えた中学3年の終わり頃、理科で「地球と宇宙」という単元があります。 星が嫌いな人はそんなにいないと思いますが、受験直前のドタバタした時期に、月だの星だのややこしい問題を解かされるので、イライラして、以降星の問題が嫌いになってしまう、という人も多いかもしれません。 でも、時間をかけて考えればそんなにも難しくはないものです。今回は星の動きを“時間をかけて”図を用いて取り組んでみましょう。 朝、東から太陽が昇り、夕方西へ沈んでいきます。これは太陽が動いているのではなく、地球が地軸を中心に西から東へ1日に1回転して…
2025.12.08
僕らはみんな共生している(後編)
こんにちは、Wam藤の木校です。 前回「僕らはみんな共生している(前編)」を書きました。今回はその後編です。 前編では主にヒトと微生物との共生をみてきました。 もちろん、異生物同士が共生しているのはヒトだけではありません。多くの生物に異生物との共生が明らかになってきています。 例えば、植物。植物もまた、驚くほどの微生物と共生しています。 植物の約80%(陸上植物に限れば9割以上)の根には「菌根菌」という菌類(カビ)が共生しています。植物の根は土壌中に細かく張っていますが、菌根菌の菌糸体は土壌中をさらに細かく伸長し、土壌栄養分を吸収して植物に供給しています。大部分の土壌は窒素に乏しいのですが…
2025.11.06
僕らはみんな共生している(前編)
こんにちは、個別指導Wam藤の木校です。 8月に「細菌スケールの風景」を書きました。今回はその続きですが、長くなったので前編後編に分け、今回は前編。 「細菌スケールの風景」では、目に見えないほど小さな生物は目に見える動物/植物よりももっと多様だ、ということを書きました。今回は、それら微生物が単体として多様であるだけでなく、異なる生物同士が協力し合って生きている、つまり共生している、ということが、生物学の発展によって近年だんだんと明らかになっている、という話です。 共生とは、二種の生物同士が一緒に生活するという生活様式のことです。共生は、広い意味では寄生(一方の生物が…
2025.10.02
takeの訳し方
こんにちは、個別指導Wam藤の木校です。 中学1年で習う英単語take。あるいは小学校で既に何となく覚えた、という人もいるでしょう。でもtakeは高校入試ではもちろん大学入試でも、英文に頻出する上にいろいろな意味があるため、とても厄介な単語なのです。簡単だからこそ、日本語にするのが難しい単語と言えます。 今回はこのtakeの意味を探ってみましょう。 このtakeの意味、日本語で何通りあると思いますか。 一説には実に343通りもあると言われています。それを全部把握するなんて不可能ですよね。だから「だいたいこんな感じ」と、およその意味を察するとよいかと思います。 &nb…
2025.09.01
グリーンランド
こんにちは、個別指導Wam藤の木校です。 いま何かと話題のアメリカ・トランプ大統領ですが、彼は2019年、アメリカがグリーンランドの買収を検討している、と報じられていました。はぁ?グリーンランド?てゆか人住んでんの?と思いましたが、おそらく立ち消えたのでしょう、以降はあまり聞かなくなりました。 でも、グリーンランドってどこのものなのでしょう。その前に、グリーンランドとはどこで、そこにどういう人が住んでいるのでしょう。今回はグリーンランドの話です。 グリーンランドは北米大陸の北東、カナダの北東にあります。地図で見るとやたらでかい島ですが、メルカトル図法は…
2025.08.04
細菌スケールの風景
こんにちは、個別指導Wam藤の木校です。 生物、と言われたら、何を思い浮かべますか。魚、パンダ、昆虫などの動物、木や草などの植物。それ以外は?・・・はっきりとはわからないけれど、それ以外の生物もいるよね、というのが一般の認識ではないでしょうか。 それ以外・・・そう、カビや細菌などの微生物がいます。でも、動物と植物は何となくわかるけど、微生物の世界はよくわかりません。ということで、今回は微生物の世界を見ていきましょう。 19世紀の初めまでは生物を動物界と植物界の二界に分ける考え方「二界説」でした。1866年、原生生物界を加えた「三界説」が提唱されます。そ…
2025.07.03
むかしの星空
こんにちは、個別指導Wam藤の木校です。 夜空を見上げると、あらゆる方向に星が輝いていますね。そしてほとんどが同じように動いている、というか回っています。でも同じように動いていない星があるのです。 マンガ「チ。―地球の運動について―」の中で解説されていますが、代表的なものは月と、惑星と、そして太陽です。なお惑星は漢字が示す通り「まど(惑)う星」で、英語「planet(プラネット)」も語源はギリシア語の「プラネテス」、「さまよう者」「放浪者」などの意です。いわば月や太陽や惑星は、夜空というキャンバスの上をイレギュラーに動く存在なのです。でも、ランダムというわけではありません。 人類…
2025.06.02
時のリープ うるう秒
こんにちは、個別指導Wam藤の木校です。 “うるう年”をご存知ですか。そう、四年に一回訪れる、2月29日がある年のことです。ちょうど四年に一回開催されるオリンピックの年にあたるので「オリンピック・イヤー」と呼ばれることもありますよね。 では“うるう年”とは何のためにあるのか知ってますか。「よくわからないけど時間のつじつま合わせのためなんでしょ?」という方、正解です。 では“うるう秒”はご存知ですか。あまり聞いたことがないかもしれません。 “うるう秒”は“うるう年”と同じく、時間のつじつま合わせのために行う“秒”のことです。 その“うるう秒”って何でしょうか。今回は“うるう秒”のお…