こんにちは。筑紫校 滝です。
今年から、最高気温が40度以上の日は新たに「酷暑日」と呼ばれるようになりました。
皆さんは、「毎年夏の暑さが厳しくなっている原因は何だと思いますか?」と聞かれたら、何と答えるでしょうか。多くの人は真っ先に「気候変動」と答えるかもしれません。
確かに、人間の活動によって排出される温室効果ガスが地球温暖化を進め、暑さを強めていることは大きな要因の一つです。しかし、夏の暑さの原因はそれだけではありません。
都市部の気温を押し上げる「ヒートアイランド現象」や、山を越えた風が高温になる「フェーン現象」なども暑さを強める要因として知られています。
さらに最近では、電気自動車の普及や大気汚染対策によって空気がきれいになった結果、太陽の光が地表に届きやすくなり、それが気温上昇の一因になっている可能性を指摘する研究者もいます。
このように、私たちは「毎年暑くなる原因は気候変動だ」と考えがちですが、実際にはヒートアイランド現象やフェーン現象、さらには空気がきれいになったことによる影響など、
さまざまな要因が関係しています。つまり、私たちが「知っている」と思っていることは全体のほんの一部なのかもしれないのです。
これは高校選びにも同じことが言えます。パンフレットやホームページを見るだけで、その学校のすべてが分かるわけではありません。
「なんとなく良さそう」「知り合いが通っているから楽しそう」といった印象だけで判断するのではなく、実際に学校を訪れてみましょう。
高校見学では、校舎の新しさや設備の充実度だけでなく、生徒たちの表情やあいさつ、授業中の雰囲気、先生方と生徒の距離感など、文字や写真だけでは伝わらない学校の空気を感じることができます。また、自宅からの通学時間や交通手段を実際に確認することも大切です。さらに見学や説明会では、自分が興味を持っている部活動や進路指導、学校行事について直接質問することもできます。
実際に話を聞くことで、「思っていた学校と違った」「想像以上に自分に合いそうだ」といった発見があるはずです。
高校は、合格すれば3年間通う大切な場所です。小学校や中学校と違い、高校は自分で選ぶことができます。だからこそ、できるだけ多くの情報を集め、実際に自分の目で見て確かめたうえで、
「ここで3年間頑張りたい」と思える学校を選んでほしいと思います。