こんにちは。 筑紫校 滝です。
今年は例年より早く夏日になる地域が多いですね。6月に入ったばかりですが、すでに台風が近づいています。
5月29日から、避難のタイミングをより分かりやすく伝えるために防災気象情報が変更されました。
大雨などの災害は登下校中や外出中に起きることもあります。「災害が起きたらどうするか」について、平時の時にきちんと決めておきましょう。
先月、全国学力・学習状況調査が実施されました。このテストは毎年中3生と小6生に実施されるものです。日本全国で実施されるので地域ごとの学力や学習状況などが分かります。
試験内容なども一部紹介してありますので、興味がある方はインターネットで「国立教育政策研究所」を検索してみてください。
過去データはすぐ参照できますが、今年度分が発表されるのは夏過ぎになると思います。なお、この調査は内申書の成績には影響しませんのでご安心ください。
この調査の過去データを見ると、近年、学校内外でデジタル機器を使う時間が増える一方、読書の時間が減少傾向にあります。読書は感受性を豊かにし、創造力を育むために非常に有効です。
先日、読売巨人軍の監督(当時)が家族間のトラブルによる暴行容疑で逮捕・辞任するという痛ましいニュースがありました。
ここで注目されたのは、18歳の長女がChatGPTに父親からの暴力について対処法を相談し、その回答に沿って児童相談所に連絡したという経緯です。
悩んだ末の行動とはいえ、立ち止まって考えていればこのような大事になることはなかったかもしれません。
そもそも生成AIは、「インターネット上にある膨大な情報」を選別し、「分かりやすい形に編集して提示する」道具に過ぎません。
あなたの将来や、その選択が家族に与える影響までを一生懸命に考えて最善の策を導き出すというプログラムはされていないのです。
道具の価値は、常に「使い手」の判断力に左右されます。AIの言葉をそのまま受け入れる前に、「これを実行したらどうなるか」と一歩引いて想像する力があれば、別の解決策や相談先を見つけられたかもしれません。YouTubeやSNSは、情報が一方的に流れてくるため、自分のペースで立ち止まって考える「間」を作ることが難しいのです。
対して新聞や本は、自分のペースで読み進め、頭の中で情景を空想することができます。デジタル社会を生き抜く上で、この「間(=立ち止まって考える時間)」を持てるようになることは極めて重要です。生成AIの言葉をうのみにするのではなく、きちんと検証する「間」を作る能力を身に付けるためにも情報を能動的に獲得する読書をお勧めします。
そしてぜひご家庭でも、生成AIについて人間対人間で話してみてください。