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2026.06.11

【番外編】獨協埼玉中学校へ行ってみた!! 2026

    こんにちは、初石駅前校です。
     
    ※ 画像は中学校の校舎ですが、広大なキャンパスの雰囲気が伝わってきます。
     
    令和8年6月11日(木)、獨協埼玉中学校の教育関係者対象説明会に参加してきました。
     
    獨協埼玉中学校 校舎の画像

    説明会概要・学校基本情報

    日時: 令和8年6月11日(木)10:00~11:00
    会場: 獨協埼玉中学高等学校 コミュニティルーム
    対象: 教育関係者
    内容: 校長挨拶、学校生活・入試について、次年度入試概要
     
    教頭の酒井直樹先生によるご挨拶からはじまり、入試対策部の今井祐毅先生による学校紹介・入試報告・次年度入試概要の説明という流れで進みました。流山市、柏市からも東武スカイツリーライン(東京メトロ半蔵門線・日比谷線乗り入れ)せんげん台駅西口からバスで5分という便利な立地にあります。
     
    獨協埼玉中学校は、埼玉県越谷市にある私立の中高一貫校(共学)です。高校が1980年に創立、中学校は2001年に開校し、今年で25年目を迎えます。獨協学園の系列校として、明治16年の創立以来受け継がれてきた「学問の修得とともに人を育てる」という全人教育の精神を大切にしています。敷地面積は80,000㎡(東京ドームの約1.7倍)という広大なキャンパスで、4つの実験室・蔵書約6万冊の図書館・SLC(Self Learning Center)など充実した施設が整っています。現在の在籍比率は中学が男子68%・女子32%、全校では男子56%・女子44%となっています。

    教育プログラムの特徴

    本校の教育の3本柱は「コース制を設けない学級編成」「生徒主体の充実した学校生活」「多様な進路と推薦制度」です。
     

    語学の獨協 – 外国語教育プログラム

    「語学の獨協」という伝統に基づき、外国語教育に力を入れています。中学での英語授業の中心となるのが「5ラウンドシステム」です。5つの切り口で1年間に教科書を5回繰り返す独自の学習法で、リスニングやスピーキングを入口にするため、英語が嫌いになって離脱する生徒が大幅に減っているとのことです。今年で導入6年目を迎え、本校英語教育の軸として定着しています。昨年度は他校の英語教員が研究会として来校するほど外部からの注目も高まっています。
     
    その他のプログラムとして、中学2年生対象の「English Camp」(外国人留学生と過ごす宿泊行事)、中学姉妹校交流を含む海外研修、高校1年生対象の「Global Studies Program」(多様な文化背景を持つ留学生と5日間協働学習)、スピーチコンテスト(高校1年生・SDGsをテーマに英語スピーチ)、第2外国語としてのドイツ語選択(高校)などが用意されています。
     

    理数教育

    理数好きな生徒を育てる実践例として「未来の架け橋プログラム」があります。中央大学・東京理科大学・埼玉医科大学など多方面の大学教授に出張講義をお願いし、生徒が自分の関心のある分野を見つけるための動機づけを行っています。また4つの実験室を活用した「帰納法的手法」を重視した理科授業も特徴のひとつです。サイエンス部は全国高等学校総合文化祭(全国大会)の常連として実績を残しています。

    中高6年間の流れ

    中学・高校1年生の4年間は「教養教育」として、コース分けをせず全員が同じ環境で自分の興味関心と向き合う時間を過ごします。高校2年生で文理選択をして混合クラスとなり、高校3年生では文系Ⅰ(国公立型)・文系Ⅱ(私立型)・理系Ⅰ・理系Ⅱ・獨協コースの5つのコースに分かれます。
     
    入口の段階でコース制を設けないという方針は、私立学校としては「回りくどいかもしれない」と今井先生自身がおっしゃっていましたが、だからこそ生徒が自分のペースでじっくりと進路を見定められる環境が整っているといえます。

    学習サポート体制

    学習支援として4つの仕組みが用意されています。長期休暇中の希望制講習(英語は英検対策・数学を中心に展開)、全生徒がChromebookを活用したICT教育、定期試験1週間前からの指名制補習(成績が振るわない生徒に学校側から声をかける形)、そしてSLC(Self Learning Center)です。SLCにはチューターが常駐しており、質問や進路相談ができる静かな自習環境が整っています。また「ペコフリー」という昼食支援制度も一昨年からスタートし、利用者が年々増えています。

    進路指導・実績

    2026年春の卒業生360名の進学状況は、他大学(国公立・私立・海外)が約69%、獨協大学・獨協医科大学などの併設大学が約18%、次年度受験予定者が約13%となっています。主な合格実績は国公立大学15名(筑波大1・東京学芸大1・東京農工大1・東京藝術大1など)、慶應義塾大学3名・早稲田大学11名・上智大学7名・東京理科大学15名・明治大学23名・青山学院大学40名・立教大学29名・中央大学13名・法政大学22名・学習院大学34名・四工大42名などとなっています。また昨年卒業した中入生から京都大学合格者も出ています。
     
    本校の特徴として非卒業率の低さが挙げられます。岩佐教育研究所「北斗通信」令和8年4月号によると、令和7年3月卒業生の非卒業率は4.55%(16名/352名)で、埼玉県内私立高校の中でも低い水準にあります。生徒が学校生活を楽しみながら全うしている証といえます。
     
    獨協大学への推薦制度は3種類あります。獨協コース(外国語学部・国際教養学部・経済学部・法学部への進学)、単願推薦(外国語学部の英語・交流文化学科限定、英語力と日々の学習成果が対象)、そして併願推薦(合格を得た状態で他大学を受験できる制度・主に高入生が利用)です。また獨協医科大学への系列校推薦も2021年度から始まっており、今年度は本校から3名が合格しました。「医学へのいざない」として中学3年生から高校3年生を対象にした中高大連携プログラムも定期的に開催されており、医療・理系分野への興味関心を育む取り組みが充実しています。

    入試基準・日程(2027年度)

    2026年度入試の振り返りとして、第1回入試(1/11)・第2回入試(1/12)・第3回入試(1/17)の3回が実施されました。第1回の外部会場は川口会場が使用できなくなったため大宮会場(200名程度)に変更となりました。合格基準点は概ね50%以下でも合格が出ており、受験者数は986名(延べ)となっています。第3回入試は複数回出願者に20点の加点があります。
     
    2027年度入試の主な変更点は以下の通りです。
     
    最大の新設として「英語資格型入試」が1月10日(日)午後に大宮会場で実施されます。出願資格は英検4級以上で、国語・算数の2科目160点満点で判定されます。英検3級以上を取得している場合はさらに15点の加点があります。出願はミライコンパスを使用します。なお英語資格型入試を受験した生徒が第3回入試まで至った場合でも、20点の追加加点は適用されません。
     
    第1回入試(1/11)の外部会場は大宮から武蔵浦和に変更され、約300名規模での実施が予定されています。第2回(1/12)・第3回(1/17)は本校での実施となります。
     
    第3回入試では算数の大問4のみ記述問題となる変更があります。その他の出題傾向は例年通りで、国語は心情理解・要旨把握など基本的な読解、算数は基本問題を丁寧に解くこと(大問3・4に記述あり)、社会は過去問対策が有効(地理・歴史・公民)、理科も過去問対策が有効(小問集合・大問2は物化生地から1題ずつ)という方針は変わりません。
     
    また合格発表と同時に「成績ゾーン」を公開するという独自の取り組みも引き続き実施されます。合格基準点以上の受験生を3分割(A1・A2・A3)、合格基準点未満の受験生を2分割(V1・V2)で示すもので、第3回入試を受けるかどうかの判断材料として活用いただけます。

    今後のイベント情報

    保護者・受験生向けの主なイベントは以下の通りです。予約はいずれもミライコンパス経由で、予約開始は原則10:00からとなります。詳細は公式サイトでご確認ください。
     

    イベント 日程 時間 予約開始
    文化祭「蛙鳴祭(あめいさい)」 9月12日(土)・13日(日) 10:00〜15:00頃
    13:00〜13:40頃(説明会)
    8月22日(土)
    学校・入試説明会(第1回) 9月20日(日) 10:00〜 8月22日(土)
    学校・入試説明会(第2回) 10月25日(日) 10:00〜 8月22日(土)
    学校・入試説明会(第3回) 11月22日(日) 10:00〜 10月1日(木)
    学校・入試説明会(第4回) 12月20日(日) 10:00〜 11月2日(月)
    クラブ活動体験会 10月3日(土) 13:30〜 9月1日(月)
    クラブ活動体験会 11月14日(土) 13:30〜 10月1日(木)

    ※ 余儀なく日程変更され、投稿とのズレが生じ、情報が不正確になる場合もございます。必ず、獨協埼玉中学校の公式サイトで確認をお願いします。
     

    最後に…

    獨協埼玉中学校の印象として、コース制を設けずじっくりと生徒の可能性を引き出す教育方針が一貫していることが伝わってきました。「語学の獨協」の伝統を守りながら、理数教育・大学連携・推薦制度など多角的なアプローチで生徒の進路を支えている学校です。
     
    来年度は英語資格型入試の新設、外部会場の武蔵浦和への変更など、入試制度にいくつかの変化があります。英検を継続して学んでいるお子さんや、語学に関心のあるご家庭にはぜひご紹介いただきたい学校です。ご興味のある方はお気軽に初石駅前校までご相談ください。
     

    塾長より

 

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