2026.06.12
【番外編】獨協埼玉高等学校へ行ってみた!! 2026
こんにちは、初石駅前校です。
※ 画像は獨協埼玉高等学校の正門付近ですが、青空の下に広がる緑豊かなキャンパスと、校舎に掲げられた獨協のロゴが印象的でした。
令和8年6月11日(木)、獨協埼玉高等学校の教育関係者対象説明会(高校の部)に参加してきました。同日の午前中に中学校の部も開催されており、続けて参加させていただいた形です。

日時: 令和8年6月11日(木) 11:15〜12:15
会場: 獨協埼玉高等学校 コミュニティルーム
対象: 教育関係者
内容: 校長挨拶、学校生活・入試について、次年度入試概要
教頭の酒井直樹先生のご挨拶に続き、入試対策部の今井祐毅先生から学校の特色・入試情報について詳しくご説明いただきました。流山市、柏市からも東武スカイツリーライン(東京メトロ日比谷線・半蔵門線乗り入れ)せんげん台駅西口より朝日バスで直行7分という便利な立地にあります。
獨協埼玉高等学校は、埼玉県越谷市にある私立の共学校(普通科)です。1980年の創立から今年で46年目、まもなく半世紀を迎えます。獨協学園の系列校として「自ら考え、判断し、行動することのできる若者を育てる」という全人教育の精神を大切にしており、敷地面積は約80,000㎡(東京ドームの約2倍)という広大なキャンパスが自慢です。現在の高校在籍生徒数は1,068名(男子548名・女子520名)となっています。
酒井先生のご挨拶の中で、ちょうどホットな話題として紹介されたのが在校生の受賞エピソードです。アメリカのアカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」のU25プロジェクト部門で、本校生徒がベストショートアワード(優秀賞)を受賞したとのこと。その生徒はテニス部に所属しながら映像制作にも取り組んでいたそうで、「勉強だけでなく、様々なことに興味を持てる環境がここにある」という言葉が印象に残りました。
また、高校授業料の実質無償化により、私立高校への関心が高まっているご家庭が増えているという話題も出ました。今井先生は「授業料の中で何ができるのかをぜひ知っていただきたい」とおっしゃっており、学校側もその点を強く意識している様子でした。
本校の教育の3本柱は「コース制を設けない学級編成」「充実した学校生活」「多様な進路と推薦制度」です。
「語学の獨協」という伝統に基づき、外国語教育に力を注いでいます。高校では3種類の留学プログラムが用意されています。
まずニュージーランドターム留学(対象1・2年生、約2か月)では、ニュージーランド北島のハミルトンやオークランドの高校に1校につき約3名の生徒を派遣します。昨年度は16名が参加し、現地の授業やホストファミリーとの生活を通じて英語力を大きく伸ばしています。夏休みから2学期にかけての約2か月間、文化祭などの行事に参加できないというデメリットもありますが、それ以上に海外での経験を重視する生徒・ご家庭が多く選んでいます。
次にイギリス語学研修(対象2年生、約2週間)では、イギリスの古都バースに滞在し、現地の語学学校で英語を学びます。昨年度は38〜40名が参加し、当初1便の予定だった飛行機を急遽2便に増やすほどの人気プログラムです。夏休み中の約2〜3週間という参加しやすい期間も魅力の一つです。
そして交換留学(対象1・2年生、約2週間)では、20年来の姉妹校があるドイツとオーストリアの2校に隔年で相互交流を行っています。3月には本校生徒が留学し、9月には姉妹校から生徒が来日して授業に参加しながらホームステイで言語や文化を学びます。
さらに高校1年生全員が参加するグローバルスタディーズプログラム(GSP)では、日本国内の大学生・院生と4日間にわたり共同プロジェクトやディスカッションを行い、異文化理解と英語力向上を図ります。校内にいながらネイティブの学生と交流できる貴重な機会で、ネイティブ英語講師も4名常駐しています。
高校1年生は第2外国語としてドイツ語を自由選択することもでき、毎年40〜60名ほどが履修しています。獨協大学に留学中のドイツ語圏の学生と交流する場も設けられており、併設校ならではのプログラムが光ります。
理系教育では「未来への懸け橋プログラム」として、中学3年生から高校3年生の約4学年を対象に多彩な講座を展開しています。筑波大学・東京理科大学・環太平洋大学などの理系難関大学と連携し、各大学の先生が本校を訪れて講義や体験型実習を行います。埼玉医科大学の片桐岳信副学長・教授(本校卒業生)による体験授業も実施されており、医療・理系分野への興味関心を育む取り組みが充実しています。また多方面で活躍する卒業生を招いた座談会も定期的に開かれており、生徒が自分の進路をじっくり見定めるきっかけになっています。
近年力を入れている「総合探究」では、高校1年次に探究活動の基礎を学び、2年次に個人探究の方針を決めて外部への発信を実施、3年次には2年間の集大成として優秀者が探究発表を行います。大学入試でも重視される「思考力・判断力・表現力」を3年間かけて育てるユニークなプログラムです。
学習サポートとして、広々とした視聴覚室が放課後はSLC(セルフラーニングセンター)として活用されています。チューターである講師から自主学習のサポートを受けられる静かな自習環境が整っており、全生徒がChromebookを所持してICT教育にも取り組んでいます。また、スマートフォンのアプリで栄養士監修のお弁当を予約できる「PECOFREE(ペコフリー)」も導入されており、保護者の負担軽減と食品ロス削減にも貢献しています。
高校1年次はコース分けなしで全員が共通科目を学びます。
2年次から文系・理系に分かれ、この段階で中入生と高入生が混合クラスになります。
3年次には以下の5コースに分かれます。
入口の段階でコース制を設けない方針について、今井先生は「回り道かもしれないが、生徒の進路を入り口から出口まで決めてしまわない」とおっしゃっていました。埼玉県の私立高校の多くがコース制を採用している中、あえてそうしない姿勢には一貫した教育哲学を感じます。
高入生の定員は160名ですが、ここ最近は約200名が入学しており、現在は中入生4クラス・高入生5クラスの計9クラス編成となっています。
2026年3月の卒業生360名の進路内訳は、他大学進学が約68.6%、獨協大学・獨協医科大学などの併設大学が約18.3%、次年度受験予定者が約13.1%となっています。現役進学率は約9割という高い水準です。
主な合格実績(2026年春)は、国公立大学20名(現役17名)で京都大学1名・東京藝術大学1名・筑波大学1名・埼玉大学3名・東京都立大学2名など、早慶上理50名(現役36名)で早稲田大学19名・慶應義塾大学8名・上智大学7名・東京理科大学16名、GMARCH182名(現役161名)で学習院大学38名・青山学院大学42名・明治大学28名・立教大学35名・中央大学15名・法政大学24名となっています。
また、過年度生ではありますが、一昨年卒業した中入生が京都大学に1名合格しています。獨協埼玉というと獨協大学への進学のイメージが強いかもしれませんが、他大学へも幅広く進学できる学校であることが数字からも伝わってきます。
非卒業率の低さも本校の特徴の一つです。埼玉県内私立高校の中でも低い水準にあり、生徒が日々生き生きと学校生活を送っている証といえます。
獨協学園との連携による推薦制度が充実しています。
獨協大学への推薦は3種類あります。獨協コース(外国語学部ドイツ語学科・フランス語学科/国際教養学部/経済学部/法学部への推薦資格)、単願推薦(外国語学部英語学科・交流文化学科を第一志望とする生徒が対象)、併願推薦(獨協大学への推薦を持ちながら他大学も受験できる制度、外国語学部英語学科・交流文化学科・ドイツ語学科/国際教養学部/経済学部/法学部が対象)です。
獨協医科大学への系列校推薦(医学部)は、都内の獨協中学・高等学校と本校の2校合わせて約10名の定員が設けられています。2021年度からスタートしたこの制度は年々認知が広まっており、今年度は3名が合格しています。看護学部への指定校推薦枠もあります。医学部・看護学部志望のご家庭にはぜひご紹介いただきたい制度です。
姫路獨協大学(医療保健学部・看護学部)への指定校推薦枠もあり、多様な進路選択が可能となっています。
2026年度入試の振り返りとして、単願・第1回併願が1月22日、第2回併願が1月23日に実施されました。募集定員は160名(男女計)で、実際の入学者は約200名となっています。入試教科は国語・数学・英語の3科目で、英語にはリスニングが含まれます(約10分間・15点・英検準2級レベル)。単願入試では面接も実施されます。
2026年度の受験者数は、併願が男子222名・女子197名、単願が女子70名・男子50名でした。倍率は単願1.06倍・併願1.02〜1.03倍と、チャレンジしやすい入試となっています。
2027年度入試の概要は以下の通りです。日程・教科・面接については前年度からの変更はありません。
加点措置は必ず本校で実施する個別相談会への参加が必要で、外部フェアでは加点の反映はできません。
参考にできる模擬試験は、埼玉県の北辰テスト・校長会テスト、東京都のVもぎ(8月下旬以降の公開回)、千葉県のVもぎ・Sもぎ(8月下旬以降の公開回)、中3駿台高校受験公開テストです。東京都と千葉県のV模擬については今年度から埼玉の北辰テストと同じ基準に変更となりました。なお模擬試験は2回分を参考にする際、実施日の間隔が4週間程度あいていて、かつ同一種類であることが条件となります。
検定(英検・漢検・数検)は2級または準2級複数取得で「15点」、準2級・準2級プラスで「10点」の加点となります。
個別相談会の持ち物は以下の3点です。
出願資格として、単願は中学3年次の9科評定合計30以上かつ各科目に「1」がなく欠席10日以内、併願は各科目に「1」がなく欠席10日以内となっています。「偏差値や他の加点制度」は非公表になっていますので、必ず「個別相談会」にご参加ください。
保護者・受験生向けの主なイベントは以下の通りです。予約は「mirai compass」(みらいコンパス)からお申し込みください。
| イベント | 日程 | 時間 | 予約開始 |
|---|---|---|---|
| 蛙鳴祭(あめいさい)+ミニ説明会 | 9月12日(土)・13日(日) | 10:00〜15:00頃(ミニ説明会 11:00〜11:40) | 8月22日(土) |
| 第1回 学校説明会・個別相談会 | 9月20日(日) | 第1部 10:30〜/第2部 13:30〜 | 8月22日(土) |
| 第2回 学校説明会・個別相談会 | 10月25日(日) | 第1部 10:30〜/第2部 13:30〜 | 8月22日(土) |
| 第3回 学校説明会・個別相談会 | 11月22日(日) | 第1部 10:30〜/第2部 13:30〜 | 10月1日(水) |
| 第4回 学校説明会・個別相談会 | 12月20日(日) | 第1部 10:30〜/第2部 13:30〜 | 11月2日(月) |
| 第5回 個別相談会 | 12月25日(金) | 14:00〜 | 11月2日(月) |
※ 余儀なく日程変更され、投稿とのズレが生じ、情報が不正確になる場合もございます。必ず、獨協埼玉高等学校の公式サイトで確認をお願いします。
高校編の説明会に参加して改めて感じたのは、獨協埼玉高等学校が「じっくり育てる学校」だということです。入口でコースを分けず、3年間かけて生徒が自分の可能性を広げていける環境は、進路に迷っているお子さんにこそ向いているのかもしれません。広大なキャンパスで部活動・行事・探究活動に全力で取り組みながら、自分のペースで進路を見定めていける。そんな学校です。
流山市、柏市からも東武スカイツリーラインとバスを利用してアクセスしやすい立地ですので、ご興味のある方はぜひ秋以降の説明会や蛙鳴祭(あめいさい)に足を運んでみてください。お子さんの進路についてのご相談は、初石駅前校までお気軽にどうぞ。
塾長より
西初石小、八木北小、西原小、十余二小など
西初石中、常磐松中、北部中、東深井中、西原中など
流通経済大学附属中など
柏高、柏中央高、柏の葉高、流山おおたかの森高など
麗澤高、日体大柏高、明治学院大高、東洋大牛久高など
毎日更新中!!
初石駅前校の授業の様子やイベント情報などを上げて行きます。このブログやツイッター( @wam_hatsuishi )とも連動中!!
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