教室ブログ

2023.08.19

小学校で国語が苦手だと、全教科に影響が…

松飛台校です。

 

現在、小学校高学年から英語が入ってきていますが、

この時点で英語が苦手でも、中学校の英語に直結しているわけではないと思います。

 

英語が苦手な子は、小学校で国語が苦手なことが多いですね。

英語を分解すると、単語と文法です。

 

単語が苦手な子は、漢字や理社が苦手なことが多いです。

なぜかというと、「覚える」ことが苦手だからです。正確には、苦手というより、習慣がないことが多いです。

覚える習慣、学習習慣がないことが原因であるケースが多いです。

 

英単語を覚えていないと、文章を訳せませんし、書くこともできません。

文法を覚えていても、英単語を覚えていないと、車の運転の方法は知っているけども、タイヤやガソリンがないようなもので、動かしようがありません。

 

この文法自体も、前段階で課題があります。

日本語の文法が会得できていなければ、外国語の文法を会得するのは難しいでしょう。

 

話し言葉から覚えた日本語を文法として理解していないと、英語で名詞や動詞といわれてもピンときません。

日本語の文法を覚えることが大切です。

 

その日本語の文法を覚えるために、文章を読む必要がありますが、漢字が読めないと進められません。

漢字こそ、語彙力です。

 

今夏、生徒さんには漢検をすすめました。

この理由は、語彙力をつけることにあります。

漢検は、漢字の読み書きだけではなく、熟語も覚えます。

言葉を文法でつなぎあわせることで、文章ができます。

 

知らない言葉だらけでは、文章を読みよることはできません。

大学生であればピンとくるかもしれませんが、論文を読む際、専門用語の知識がないと、何が書いてあるかわかりません。

 

熟語は、知らなければ理解ができませんから、読み進めることで意味を想像できても、全体を把握することは難しいですね。

 

①まずは覚える習慣をつけること

②その習慣で漢字を覚え、語彙力を磨くこと

③そして、日本語の文法をみにつけ、文章力をつけます。

④日本語力がみについたら、英単語を覚えます。

⑤次に英文法を覚えることで、英語力が身に付きます。

 

①をみにつければ、用語を覚えることが多い理社でも活用できますし、数学の公式を覚えることにも役立ちます。

③までいけば、数学の文章題にも役立ちます。

 

数学や算数で文章題が苦手という人は、そもそも読解力が課題です。

勉強の基盤は国語と言われますが、言葉関連がわからないと、どの教科も対応できないですね。

なぜなら、すべての教科で日本語を使うからです。

 

この記事をシェア

教室検索

  • 郵便番号で探す
  • 市区町村名・教室名で探す

すべて無料!
丁寧にサポートさせていただきます!

お急ぎの方はこちら! 電話でもお伺いいたします!

フリーダイヤル(受付時間10:00~22:00) フリーダイヤル® 0120-20-7733