2023.07.20
【倫理】③西洋近代哲学
【ルネサンス】 文芸復興。人文主義。神から人間へ。 3大発明(火薬・羅針盤・活版印刷)。 古代ギリシア・ローマへの回帰。 ダ=ヴィンチ「万能人」。 ダンテ「神曲」。 エラスムス「愚神礼賛」。 マキャヴェリ「君主論」。 コペルニクス「地動説」。 ニュートン「万有引力」。 デカルト「機械論的自然観」。 【宗教改革】 先駆者:ウィクリフ・フス。 カトリック:普遍的、 プロテスタント:抵抗者。 <ルター> 「95カ条の論題」。 信仰義認説。聖書中心主義。 万人司祭主義。職業召命観。 <カルヴァン> 予定説。利潤の肯定。 カルヴァン派 =イギリス:ピューリタン =フランス:ユグノー。 マッ…
2023.07.19
【倫理】②宗教哲学
【ユダヤ教】 キリスト教の母体。 旧約聖書。民族宗教。 イスラエル人 (ヘブライ人・ユダヤ人)と 神ヤハウェとの契約。 神の律法を遵守すれば救われる。 <モーセの十戒> (私以外の神を持つな) (偶像崇拝するな) (神の名をみだりに唱えるな) (安息日を守れ) (父母を敬え) (盗むな) (殺すな) (姦淫するな) (嘘つくな) (隣人のものを欲しがるな)。 選民思想。救世主待望論。 【キリスト教】 <イエス> 新約聖書。世界宗教。福音書。 イエス自身はユダヤ教徒、 反ユダヤ律法主義。 愛(神の愛=アガペーと隣人愛)。 <パウロ> 異邦人伝道(ローマ人への布教)。 原罪。信仰義認…
2023.07.18
【倫理】①ギリシア哲学
【万物の根源(アルケー)の探求】 ミュトス(神話)⇒ロゴス(理性)。 タレス:水 ピタゴラス:数 ヘラクレイトス:火(万物は流転する) デモクリトス:原子 【ソフィスト(詭弁家)】 弁論術、相対主義。 プロタゴラス:人間は万物の尺度 【ソクラテス】 倫理学の祖。絶対主義。知徳合一。 善く生きる。無知の知。問答法。 【プラトン】 ソクラテスの弟子。 イデア(=理想主義)。 イデアへの憧れ(エロース)。 想起(アナムネーシス)。 魂の三分説 ⇒理性・意思・欲望 ⇒政治家・軍人・庶民 ⇒知恵・勇気・節制。 哲人王。アカデメイア。 【アリストテレ
2023.07.14
【世界史】【ストーリー⑫戦後の世界】
【国際連合】 WWⅠ後に設立された国際連盟は、 ①超大国アメリカが不参加 ②武力行使できない という弱みがありました。そこで、 ①超大国アメリカが参加 ②武力行使できる 国際連合がWWⅡ後に設立されました。 安全保障理事会の常任理事国は WWⅡの戦勝国である米英仏ソ中、 拒否権を持ちます。 【国際経済秩序】 ドルを基軸とする国際経済体制です。 超大国のアメリカが、 世界でいちばん信用できる「ドル」と 金の交換を保証しました(兌換紙幣)。 そして「固定為相場制」にして 世界経済の安定を図りました。 IMF(国際通貨基金)と IBRD(国際復興開発銀行)が発足。 しかしアメリカがベト…
2023.07.13
【世界史】【ストーリー⑪第2次世界大戦】
【世界恐慌】 1920年代、 大量生産・大量消費社会に移行し、 「永遠の繁栄」を謳歌した 世界一の経済大国アメリカを、 世界恐慌が襲います。 そこで大統領の フランクリン=ローズヴェルトは、 「ニューディール政策」を実施します。 国家の経済介入や公共事業を採用した、 修正資本主義、 社会主義に近い経済政策です。 貿易も自由貿易から一転、 保護貿易(植民地ブロック経済)へ。 植民地を持たない ドイツやイタリアや日本は 不況から抜け出せず、 対外侵略へと舵を切ります。 【ファシズムの台頭】 「後発先進国」 「植民地を持たざる国」で、 ファシズムが台頭します。 全体主義・軍部独裁のこと…
2023.07.12
【世界史】【ストーリー⑩第1次世界大戦】
【ドイツ】 普仏戦争で あのナポレオン3世を撃破した、 ドイツ帝国の初代首相・ビスマルク。 日本の初代首相・伊藤博文も 憧れた辣腕です。 彼は、フランスを孤立させるための 巧みな外交手腕を発揮します。 しかしビスマルクの庇護者であった 皇帝・ヴィルヘルム1世が亡くなり ヴィルヘルム2世が皇帝になると、 彼は意見が合わないビスマルクを罷免、 3B政策(ベルリン・ビザンティウム・ バクダード)など 積極的な海外進出政策を進め、 今度は逆にドイツが 国際的に孤立してしまいます…。 【フランス】 ナポレオン3世は ビスマルクのプロイセンに敗れ失脚、 パリ=コミューン(社会主義政権) を経…
2023.07.11
【世界史】【ストーリー⑨近代ヨーロッパ】
【イギリス産業革命】 伝統的な毛織物業の発達による 資本の蓄積。 第2次英仏100年戦争に勝利、 植民地(北米・インド)獲得による 市場の確保。 ノーフォーク農法、 第2次囲い込み(エンクロージャー) による労働力の確保。 この3つを契機に、 イギリスが世界初の産業革命を達成、 近代の扉を開きます。 産業革命の結果、 動力革命(水力⇒蒸気機関=石炭)と 交通革命(蒸気機関車や蒸気船)と 資本主義(資本家 vs 労働者)が もたらされました。 【アメリカ独立革命】 第2次英仏100年戦争 (オーストリア継承戦争や フレンチ=インディアン戦争など)で 経済的に苦しくなったイギリスは、…
2023.07.10
【世界史】【ストーリー⑧近世ヨーロッパ】
【大航海時代】 肉食のヨーロッパ人が 肉を保存したり味を変えたりするため、 アジアの香辛料が欲しい! しかしオスマン帝国が強大化し 地中海を独占してしまった、 なら大西洋から直接アジアへ! ルネサンス期に航海に必須の 羅針盤の発明された! モンゴルの「フビライ=ハン」とも 交流があった「マルコ=ポーロ」 が記した「世界の記述」を読むと、 日本は黄金の国らしい! …などなどが 大航海時代が到来した理由です。 ポルトガルは東回り (アフリカ大陸~インド洋)、 スペインは西回り (大西洋~南アメリカ~太平洋)。 ポルトガルは 日本の種子島まで辿り着き鉄砲伝来。 スペインは マゼランが初の世界一周を達…
2023.07.09
【世界史】【ストーリー⑦中世ヨーロッパ】
【中世ヨーロッパとは】 「中世ヨーロッパ」とは、 そのまま「ビザンツ帝国」 (=中世ローマ帝国) (=東ローマ帝国) (=古代ローマ帝国の分裂した東側) (=西側はゲルマン人により滅亡) の歴史です。 だいたい5世紀から15世紀までの 約1000年間。 【カールの戴冠】 キリスト教内部の対立が激化します。 西ヨーロッパ(元・西ローマ帝国)は、 ローマ教会 (カトリック、ローマ教皇)。 東ヨーロッパ(東ローマ帝国)は、 コンスタンティノープル教会 (ギリシア正教、総主教)。 西ローマ帝国を滅ぼした ゲルマン人の一派であるフランク人が、 今のフランス・イタリア・ドイツ辺りに 「フラン…
2023.07.08
【世界史】【ストーリー⑥インド・朝鮮】
約4500年前。 メソポタミア・エジプトから少し遅れ、 インドでもインダス文明が興りました。 しかしインダス文字が未解読で、 いまだにナゾの多い文明です。 その後、アーリア人と呼ばれる人々が インドに移動してきます。 そして「バラモン教」と呼ばれる宗教、 および「カースト制」「輪廻」 の概念を作ります。 そして反バラモンとしての「仏教」が、 ガウタマ=シッダールタにより誕生。 「縁起」(人間は関係性の中で存在)、 「空」(人間に実体はない)、 「解脱」(輪廻・煩悩からの解放)、 が要諦の宗教です。 インドの最初の王朝は「マウリア朝」、 仏教王朝です。 …