2026.09.05
【番外編】土浦日本大学高等学校へ行ってみた!! 2026
こんにちは、初石駅前校です。
※ 画像は噴水と銅像のある広場越しに望むレンガ調の校舎ですが、広々とした敷地と落ち着いた雰囲気が印象的でした。
令和8年9月5日(金)、土浦日本大学高等学校の令和9年度入試説明会に参加してきました。今回が初めての校内開催ということで、実際の学校環境を肌で感じながら話を聞けるとても充実した説明会でした。流山市、柏市からも常磐線・つくばエクスプレスなどを利用してアクセス可能な学校です。

日時: 令和8年9月5日(金) 9時50分〜12時30分頃
会場: 土浦日本大学高等学校
対象: 教育関係者
内容: 学校代表挨拶、3コース教育内容説明、校内見学、令和9年度入試募集要項説明、質疑応答
赤松浩二校長先生のご挨拶では、今年度は新入生683名を迎え入れたこと(定員630名を超過)、そして令和8年度からの私立高校授業料実質無償化により「行ける学校から行きたい学校へ」と受験生の選択肢が広がってきているというお話が印象的でした。また、本校の教育スローガン「夢の実現へ、探究心を深め、仲間とともに」のもと、良質な経験を積み重ねることで、生徒一人ひとりの点と点が線へとつながる教育を目指しているとのことでした。
土浦日本大学高等学校は、茨城県土浦市にある日本大学準付属の私立高校(普通科・全日制)です。1963年創立から今年で63年目を迎えます。3コース5クラス制を採用しており、全日制在籍は男子1,057名・女子817名、合計約1,874名という大規模校です。校是は「調和・至誠・自立」。同じ敷地内に土浦日本大学中等教育学校もありますが、高校は単独校として運営されています。
教頭の入江宣文先生からご説明いただきました。
スーパーハイクラスは、東京大学・東京科学大学・一橋大学・京都大学などの最難関国公立大学や医学部を目指すクラスです。近隣の県立トップ校を上回る学力層の生徒が1クラスに集まり、重点的な指導が受けられるのが最大の魅力だとおっしゃっていました。英語の指導やIn-Quest Learning(課題探究型学習)などを組み合わせて、入学後に成績が落ちる時期をしっかり乗り越えさせ、着実に伸ばしていく指導が特徴です。
特進クラスは、筑波大学・千葉大学・茨城大学などの国公立大学や難関私立大学を目指すクラスで、在籍生徒は120〜150名程度です。入学時は英語がやや苦手な生徒も多いですが、在学中に着実に逆転させているというデータが示されていました。
昨年度から特進アスリートという入試区分が新設されました。本校の強化指定部に所属しながら特別進学コースの学習指導を受けられる仕組みで、2年生6名・1年生10名が在籍しています。部活終了後の夜は「In-Quest Learning」という放課後自習室で個別フォローを行っています。
また、成績優秀な生徒に対しては給付型奨学金制度(今年度から新設)があります。学力Ⅰ種S特待は原則3年間継続で毎月上限30,000円、学力Ⅰ種特待はA(月30,000円)・B(月10,000円)の2区分で2年目以降は更新審査があります。これは授業料無償化とは別の制度で、単願手続き者が対象となります。
主事の小野寺寿先生からご説明いただきました。
進学クラスは、日本大学を中心とした難関私立大学への現役合格を目指すクラスです。昨年度の卒業生305名のうち、日本大学へは242名(79.3%)が進学しており、現役進路決定率は96.7%という高い水準です。日本大学は16学部86学科を有する日本最大級の総合大学で、ほぼあらゆる学問を学ぶことができます。付属高校ならではの高大一貫教育として、日本大学各学部の先生を教室に招いての出張講義(1・2年生対象)や、卒業生による講演会なども充実しています。
体験型総合学習も特徴的で、1年次は学校フリーペーパー制作(先生方へのインタビューなど)、2年次は大手企業の課題に取り組む企業インターン、3年次は論理的思考・表現力を活かした志望論述作成へとつながる3年間のプログラムが組まれています。また希望者を対象に、長野県蓼科町(標高約1,500m)の施設で1日10時間勉強する「蓼科サマースクール」も実施されています。
スポーツクラスは、競技実績を活かした日本大学への内部進学を目指すクラスで、文武両道の高次元な実現を目指します。昨年度の卒業生77名は進路決定率100%を達成しています。メンタルトレーニングも取り入れており、試合で実力を発揮する力を鍛えています。
主事の宮知之先生からご説明いただきました。
他の国際系コースと大きく異なるのは、「日本語で学び、日本語で考える」という理念を根幹に置いていることです。まず母国語でしっかりとした考えを持ち、その上で国際的なリーダーを育てることを目指しています。現在1クラス(約35名)で運営しており、来年度2クラス目を目指しているとのことでした。
探究活動は3段階で展開されます。1年次は「アイヌ学習」として、北海道のウポポイ(民族共生象徴空間)を訪問し、アイヌ文化・芸術を学びます。あわせて「World Englishes」として、様々な英語のアクセントや表現を等しくリスペクトする姿勢を身につけます。2・3年次は個人・グループでテーマを設定した探究研究を行い、文系は「オーラルヒストリー」(土浦ゆかりの作家・佐波淳一先生への取材など)、理系は「Nature of Science(NOS)」という科学者としての視点から研究を進めます。最終的には模擬学会を開催して発表します。
英語教育では、1年次にスピーチ、2年次にディベート、3年次に英語模擬国連と段階的にステップアップします。入学時は英検3級〜準2級レベルの生徒が多いですが、卒業時には準1級・1級取得者が約7割に達する見込みとのことで、圧倒的な英語の読む量・話す量・書く量で語学力を高めています。
海外研修はすべて必修で、1年次はオーストラリア短期研修(現地高校に10日間ホームステイ)、2年次はカナダ・トロント大学での中期留学(約3週間、世界17か国の同世代と学ぶ)、また1年次の北海道アイヌ研修(8日間)も含め、合計で約150万円の研修費がかかります。これは他のコースより負担が大きい点として、宮先生も率直にご説明くださいました。
本校は日本大学の準付属校として、日本大学への付属推薦制度(基礎学力到達度テスト)を持ちます。2026年春の主な進学実績は、日本大学264名、国公立大学92名程度(筑波大学13名・茨城大学24名など)、早慶上理19名、GMARCH92名となっています。医学部への進学も国公立2名・私立4名の実績があります。
なお、特別進学コースでは日本大学への付属推薦は行われず、国公立・難関私立を目指す受験指導が中心となります。総合進学コースでは、日本大学の出張講義や付属推薦制度を最大限に活用した進路指導が行われています。
情報入試情報主任の小林卓也先生から、令和9年度入試の概要についてご説明いただきました。募集定員は630名で前年から変更はありません。
令和9年度入試の主な日程は以下の通りです。
| 試験区分 | 試験日 | 試験科目 |
|---|---|---|
| 単願推薦試験 | 令和9年1月9日(土) | 英語・数学・国語(マークシート)+個人面接 |
| 千葉県受験生対象 併願推薦型試験A日程 |
令和9年1月15日(金) | 英語・数学・国語・理科・社会(マークシート) |
| 一般試験・ 千葉県受験生対象 併願推薦型試験B日程 |
令和9年1月16日(土) | 英語・数学・国語・理科・社会(マークシート) |
| チャレンジ試験(昨年度から新設) | 令和9年1月26日(火) | 英語・数学・国語(3科目) |
一般試験・併願推薦型試験は5科目受験ですが、5科500点満点と国数英3科300点満点の2つの持ち点を算出し、良い方の判定を自動で返す仕組みです。3科目に絞っている受験生にも5科目バランスよく学習している受験生にも、双方にメリットがある制度です。
また、数学の試験範囲に「三平方の定理」が含まれる点は近隣の私立高校と大きく異なる点です。入試に向けた冬期講習等でしっかり準備しておきましょう。
チャレンジ試験は昨年度から新設された再受験制度で、一度受験した方が再チャレンジできます。単願推薦試験の受験生は今年度から検定料無料で受験可能となりました。合格後により上位の合格区分(特待生など)を目指したい受験生や、不合格だった受験生がもう一度挑戦できる安心感のある制度です。
今年度から新設された「入試準備診断テスト」も注目です。11月8日(日)の秋の入試説明会と同日開催で、本番と同じ環境・問題形式で英語・数学・国語を受験し、個別に合格可能性のフィードバックを受けられます。受験後には特別な問題講評動画も配信されます。
欠席日数は3年間(10月末まで)で21日以内が共通条件です。各コース・クラスの基準は以下の通りです。
| コース・クラス | 評定基準(5科) | 備考 |
|---|---|---|
| スーパーハイクラス | 5科23以上 | 学力ⅠS特待限定あり |
| 特進クラス | 5科20以上(3科13以上) | 加点制度あり |
| 進学クラス | 5科18以上または9科33以上 | 加点制度あり |
| グローバル・スタディクラス | 英語5または英検2級: 5科18以上または3科12以上など | 英語の評定・検定により基準が異なる |
一般併願(茨城県受験生)の優遇基準は、5科20以上で進学優遇、5科22以上でⅡ種特待優遇、5科24以上でⅠ種特待優遇となっています。5科20に満たない場合でも、秋の入試説明会(10月12日・10月18日・11月8日)の個別面談で相談することができます。
千葉県の受験生については、在籍校との入試相談期間(令和8年11月27日〜12月7日)を通じた事前相談制度があります。
保護者・受験生向けの主なイベントは以下の通りです。
| イベント | 日程 | 時間・備考 |
|---|---|---|
| GSコース見学会 | 9月26日(土) | 9:50〜12:40 事前登録制 |
| 秋の入試説明会 | 10月12日(月・祝) | 事前登録制・個別面談あり |
| 秋の入試説明会 | 10月18日(日) | 事前登録制・個別面談あり |
| SHクラス説明会 | 11月3日(火・祝) | 午前9:00〜11:30/午後13:00〜15:30 事前登録制 |
| 秋の入試説明会+ 入試準備診断テスト |
11月8日(日) | 事前登録制・個別面談あり 入試準備診断テスト同日開催 |
※ 余儀なく日程変更され、投稿とのズレが生じ、情報が不正確になる場合もございます。必ず、土浦日本大学高等学校の公式サイトで確認をお願いします。
今回初めて校内で開催された説明会に参加して、土浦日本大学高等学校のスケールの大きさと教育の多様さを肌で感じることができました。日本大学付属校としての圧倒的な進路の幅、特別進学コースの丁寧な学力向上指導、そしてグローバル・スタディコースの本物の国際教育。3つのコースがそれぞれ明確なビジョンを持って生徒を育てている学校です。
流山市、柏市からも常磐線やつくばエクスプレスを乗り継いでアクセスできる立地ですので、ご興味のある方はぜひ秋の説明会や各コースの見学会に足を運んでみてください。高校受験に向けてのご相談は、初石駅前校までお気軽にどうぞ。
塾長より
西初石小、八木北小、西原小、十余二小など
西初石中、常磐松中、北部中、東深井中、西原中など
流通経済大学附属中など
柏高、柏中央高、柏の葉高、流山おおたかの森高など
麗澤高、日体大柏高、明治学院大高、東洋大牛久高など
毎日更新中!!
初石駅前校の授業の様子やイベント情報などを上げて行きます。このブログやツイッター( @wam_hatsuishi )とも連動中!!
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