こんにちは、初石駅前校です。
「音読はよくやらせているけど、読解力がなかなか上がらない」「黙読と音読、どちらが効果的なのかわからない」というお悩みを持つ保護者の方は多いのではないでしょうか。実は、音読と黙読にはそれぞれ異なる効果があり、場面に応じて使い分けることが読解力アップの近道です。どちらかだけを続けていると、読解力の伸びに限界が生じることがあります。
流山市、柏市の小学生家庭からも「国語の文章問題が苦手」「本は読めるのに内容が頭に入らない」という相談が増えています。今回は、音読と黙読それぞれの効果と、場面に応じた使い分け方をご紹介します。

音読は、目で文字を追いながら声に出し、耳で自分の声を聞くという、複数の感覚を同時に使う学習法です。視覚・聴覚・発声器官が連動することで、脳の広い範囲が活性化されます。特に、言語処理に関わるブローカ野やウェルニッケ野が刺激され、言葉の意味や文章の流れを理解する力が高まります。
音読では、読み飛ばしや誤読がすぐにわかります。声に出すことで、自分がどこで詰まるか、どこを読み違えているかを自覚できます。特に小学校低学年のうちは、音読を通じて文字と音の対応関係を確実に身につけることが、その後の読解力の土台になります。
音読を続けると、文章の句読点や接続詞の使い方が自然と身につきます。「しかし」「なぜなら」「つまり」といった接続詞の働きを体感的に理解することで、論理的な文章の流れをつかむ力が育ちます。
黙読は、声に出さない分、音読よりも速く読むことができます。目が文字を追う速度が上がるため、長文を短時間で処理する力が身につきます。小学校高学年以降は、テストや読書で黙読を使う場面が増えるため、黙読の練習も欠かせません。
黙読では、声に出すことに意識を使わない分、内容を考えながら読むことができます。「この登場人物はなぜこう思ったのか」「筆者が言いたいことは何か」といった、文章の深い理解に集中できます。読解問題で求められる「根拠を見つける力」は、黙読の練習で養われます。
黙読は、難しい部分で立ち止まって考えたり、重要な部分を読み返したりと、自分のペースで読み進めることができます。この「立ち止まって考える」習慣が、深い読解力につながります。
初めて読む文章は、音読から始めましょう。声に出すことで、知らない言葉や難しい表現に気づきやすくなります。「この言葉、どういう意味だろう?」と立ち止まるきっかけになり、語彙力アップにもつながります。
漢字の読み方や言葉の使い方を確認するときは、音読が効果的です。正しい読み方で声に出すことで、漢字と音の対応が記憶に定着します。間違えて読んでいた漢字も、音読の練習を通じて自然に修正できます。
詩や物語の一節、理科や社会の重要な文章を覚えたいときは、音読が効果的です。声に出して繰り返し読むことで、内容が記憶に残りやすくなります。耳からも情報が入るため、視覚だけで読むより定着が早まります。
テストや問題集で文章問題を解くときは、黙読が基本です。音読では時間がかかりすぎるうえ、内容を考えることに集中できません。問題の設問を確認してから本文を黙読し、答えの根拠となる部分を探す練習を積み重ねましょう。
物語や説明文など、長い文章を読むときは黙読が適しています。速く読めるため、文章全体の流れや構成をつかみやすくなります。長文読解の練習は、黙読のスピードと理解力を同時に鍛える効果があります。
「筆者の主張は何か」「この話の教訓は何か」といった、内容を深く考えながら読むときは黙読が向いています。黙読しながら大事な部分に線を引いたり、メモを取ったりする習慣をつけると、読解力が着実に伸びます。
毎日5分、教科書や読み物の一節を音読する習慣をつけましょう。同じ文章を繰り返し読むことで、スムーズに読めるようになる達成感が生まれます。保護者が聞き役になり、「上手に読めたね」と声をかけることで、子どものやる気が高まります。
ただ声に出すだけでなく、登場人物の気持ちを考えながら抑揚をつけて読む練習も効果的です。「このセリフは嬉しそうに」「この場面は悲しそうに」と意識することで、文章の内容を深く理解する力が育ちます。
黙読した後に「どんな内容だった?」と聞いてみましょう。子どもが自分の言葉で説明できれば、内容を理解できている証拠です。うまく説明できなかった場合は、もう一度読み返してもらいます。この繰り返しが、読解力を確実に伸ばします。
黙読しながら、「大事だと思うところ」に鉛筆で線を引く習慣をつけましょう。最初は難しくても、練習するうちに重要な情報を見分ける力がついてきます。テストでも同じことができるよう、普段から練習しておきましょう。
小学校低学年のうちは、まず音読でしっかりと文字と音を結びつける力をつけることが大切です。音読が安定してきたら、小学校3〜4年生頃から黙読の練習を加えていきます。最終的には、場面に応じて使い分けられるようになることが目標です。
音読がスラスラできることは、読解力の大切な土台ですが、それだけで読解力が上がるわけではありません。音読しながら「この言葉の意味は?」「なぜこうなったの?」と内容について話し合う習慣を加えることで、理解力が一緒に伸びていきます。
黙読中に口が動く「黙読」は、音読から黙読へ移行する途中段階でよく見られます。無理に止めさせる必要はありません。読書量が増えるにつれて、自然と口の動きが止まっていきます。速読の練習を少しずつ取り入れることでも、音声化の習慣が薄れていきます。
読解力アップには、とにかく読書量を増やすことが大切です。最初は子どもが興味を持てる本なら何でもかまいません。好きなジャンルで読む習慣がついたら、物語文・説明文・詩など、様々なジャンルに少しずつ触れさせましょう。国語のテストに出やすい説明文や論説文も、慣れてくれば自然に読めるようになります。
音読と黙読には、それぞれ異なる効果があります。音読は脳全体を活性化し、正確に読む力や文章のリズムをつかむ力を育てます。黙読は、速く読む力と内容を深く考える力を養います。小学校低学年のうちは音読を中心に、高学年から黙読を加えていく使い分けが、読解力アップの近道です。
流山市、柏市の小学生家庭でも、音読と黙読を意識的に使い分けることで、国語の成績が着実に伸びた事例が多くあります。「国語の文章問題が苦手」「本は読めるのに内容が頭に入らない」というお悩みがあれば、ぜひ初石駅前校にご相談ください。お子様の読解力を伸ばす学習法をご提案します!
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