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2026.06.05

小学生の漢字学習!書き順で覚えると定着が変わる

こんにちは、初石駅前校です。
 
「漢字テストでいつも同じ字を間違える」「覚えたはずなのにすぐ忘れてしまう」という悩みを持つお子様は少なくありません。漢字の学習でつまずく原因の多くは、書き順を無視した「見て覚えるだけ」の学習法にあります。書き順には、漢字を美しく、速く、正確に書くための合理的な理由があります。
 
流山市、柏市の小学生家庭からも「何度書いても覚えられない」「テストのたびに同じミスをする」という相談が増えています。今回は、書き順から始める正しい漢字学習法で、定着率を大きく変える方法をご紹介します。
 
漢字練習をする女子小学生の画像

📖 目次

漢字学習の現状と課題

よくある漢字学習の失敗パターン

ひたすら書き写すだけの練習

漢字ドリルを何度も書き写すだけの練習は、一見効率的に見えますが、実は定着率が低い方法です。手が機械的に動いているだけで、頭が働いていないため、すぐに忘れてしまいます。「10回書いたのに覚えられない」という子どもの多くが、このパターンに陥っています。

書き順を無視して覚える

書き順を無視して自己流で書く習慣がつくと、複雑な漢字になるほど書けなくなります。特に画数の多い漢字は、正しい書き順を知らないと、どこから書き始めればよいかわからなくなります。書き順は、漢字を正確に書くための「地図」のようなものです。

テスト直前だけ集中して覚える

テスト前日に大量の漢字を詰め込む方法は、短期記憶には効果的ですが、長期記憶には残りません。テストが終わると同時に忘れてしまい、中学生になってから「小学校で習った漢字が書けない」という事態につながります。

漢字が苦手な子どもの特徴

漢字に意味を見出せていない

漢字は、ひとつひとつに意味を持った表意文字です。「木」が3つ集まると「森」になるように、漢字には成り立ちや意味のつながりがあります。これを知らずに記号として覚えようとすると、膨大な量の暗記が必要になり、苦手意識が生まれます。

書くスピードが遅い

書き順を知らない子どもは、書くスピードが遅くなりがちです。正しい書き順で書くと、自然と流れるように書けるため、スピードが上がります。テストで時間が足りなくなる原因のひとつが、書くスピードの遅さにあることも少なくありません。

書き順が定着を左右する理由

書き順には合理的な理由がある

筆の流れに沿っている

漢字の書き順は、毛筆(筆)で美しく書くために最適化されています。上から下、左から右という基本的な書き順は、筆の自然な流れに沿っています。この流れに沿って書くことで、バランスの取れた美しい字が書けるようになります。

複雑な漢字でも迷わない

正しい書き順を知っていれば、初めて見る複雑な漢字でも、書き順のルールを応用して書くことができます。「横画が先」「外側が先」「中が先」などのルールを理解することで、漢字全体の書き順を推測できるようになります。

記憶に残りやすい

正しい書き順で何度も書くことで、手の動きが記憶に定着します。「手続き記憶」と呼ばれるこの記憶は、自転車の乗り方や楽器の演奏と同じで、一度身についたら忘れにくいという特徴があります。書き順を体で覚えることが、漢字の長期定着につながります。

書き順学習の効果

書き忘れが減る

正しい書き順で練習すると、画の書き忘れが減ります。書き順が身についていると、「次はこの画」という流れが自然に出てくるため、画数の多い漢字でも書き漏れが少なくなります。

とめ・はね・はらいが自然に身につく

書き順に沿って書くことで、とめ・はね・はらいが自然な位置で出てきます。書き順を無視すると、とめるべきところではねたり、はらうべきところでとめたりするミスが増えます。テストでの減点を防ぐためにも、書き順の習得は欠かせません。

家庭でできる漢字学習の3ステップ

ステップ1: 書き順を確認しながら「空書き」する

空書きとは

空書きとは、紙に書かずに空中で指を動かして漢字を書く練習法です。教科書や漢字ドリルで書き順を確認しながら、まず空中で書き順を確かめます。鉛筆を持たない分、書き順だけに集中できるため、正しい書き順が頭に入りやすくなります。

空書きの効果

空書きを繰り返すことで、書き順が手の動きとして記憶されます。また、手首や指の筋肉を使うことで、実際に書くときの感覚とも連動します。最初は1画ずつ確認しながらゆっくり、慣れてきたら通しでスムーズに書けるよう練習しましょう。

ステップ2: 漢字の成り立ちと意味をセットで覚える

成り立ちを知ると覚えやすい

漢字には「象形文字」「指事文字」「会意文字」「形声文字」などの成り立ちがあります。例えば、「明」は「日(太陽)」と「月」を合わせた会意文字で、「明るい」という意味があります。成り立ちを知ることで、漢字が単なる記号ではなく、意味のある絵として記憶に残ります。

例文とセットで覚える

漢字単体で覚えるより、例文とセットで覚える方が定着率が上がります。「親友と旅行に行く」という例文で「親」「友」「旅」「行」をまとめて覚えると、意味のつながりで記憶に残りやすくなります。漢字ドリルの例文を声に出して読む習慣をつけましょう。

ステップ3: 「テスト形式」で確認する

読みから書く練習をする

漢字の定着を確認するには、「読みから書く」練習が最も効果的です。ドリルを見ながら書き写すだけでなく、ドリルを閉じて読みだけを見て漢字を書けるか確認します。書けなかった漢字はチェックをつけ、翌日に集中して練習します。

間違えた漢字だけを繰り返す

全ての漢字を同じ回数練習するより、間違えた漢字だけを集中的に練習する方が効率的です。チェックをつけた漢字を翌日・3日後・1週間後に再確認する「間隔反復法」を使うと、長期記憶への定着が早まります。

保護者がテスト役になる

週に1回、保護者がテスト役になって漢字テストを行いましょう。読みを口頭で伝え、子どもが漢字を書く形式が効果的です。正解したら大いに褒め、間違えた漢字は一緒に確認します。家庭でのテストが、学校のテストへの自信につながります。

📌 この記事のポイント

□ 書き順は漢字定着の「地図」
正しい書き順を知ることで、複雑な漢字でも迷わず書けるようになります。まず空書きで書き順を確認しましょう。
 
□ 成り立ちと意味をセットで覚える
漢字を記号として覚えるのではなく、成り立ちや例文とセットで覚えることで定着率が上がります。
 
□ テスト形式で確認する習慣をつける
ドリルを閉じて書けるか確認し、間違えた漢字だけを集中的に練習します。間隔反復法が効果的です。
 
□ 週1回の家庭テストで自信をつける
保護者がテスト役になることで、学校のテストへの自信と達成感が生まれます。

 

まとめ

漢字テストで点数が取れない原因の多くは、書き順を無視した「見て覚えるだけ」の学習法にあります。書き順には、漢字を美しく、速く、正確に書くための合理的な理由があります。空書きで書き順を確認し、成り立ちと意味をセットで覚え、テスト形式で定着を確認する3ステップを実践すれば、漢字の定着率は大きく変わります。
 
流山市、柏市の小学生も、この方法で漢字テストの点数を着実に伸ばしています。「何度書いても覚えられない」「テストのたびに同じミスをする」というお悩みがあれば、ぜひ初石駅前校にご相談ください。お子様に合った漢字学習法をご提案します!

塾長より

 

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