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2026.05.13

塾選びの意外な落とし穴(教室長の持論)|「比較しすぎ」が逆効果になる理由

塾選びの意外な落とし穴(教室長の持論)|「比較しすぎ」が逆効果になる理由

【目次】


はじめに:塾選びで見落とされがちなこと

塾を探すとき、複数の塾を体験して比較する。
これは一見、とても合理的な選び方に見えます。

ただ、現場で長く見てきた立場として、あえて言います。
この「比較しすぎる塾選び」は、実は危険だと思っています。


複数の塾を並行して体験することの落とし穴

もちろん、1つだけ見て決めるのが不安なのは分かります。
ただ、何校も並行して体験し、比較して決める…このプロセスには落とし穴があります。

それは、「選り好み」が基準になってしまうことです。

・この先生はちょっと合わない
・この説明は分かりにくい気がする
・なんとなく雰囲気が好きじゃない

こういった「好き・嫌い」で判断する癖がつくと、
どこに行っても不満が出やすくなります。


実際のところ、塾でそこまで差は出るのか?

正直な話、指導形式が同じであれば(例:個別指導1対2など)、学力への影響はそこまで大きく変わりません。

多少の違いはもちろんあります。
ですが最終的に結果を分けるのは、

  • 本人がどれだけやるか
  • どれだけ継続できるか

ここです。

講師との相性もよく話題になりますが、これも固定ではありません。
良い時もあれば、そうでない時もある。途中で変わることもあります。


「選ぶ」という行為が子どもに与える影響

塾を「選ぶ」という経験自体が悪いわけではありません。
ただ、その基準が「好き・嫌い」になってしまうと話は別です。

そうなると、

  • 嫌なことから逃げる
  • 環境のせいにする
  • 合う・合わないで判断する

といった考え方が、無意識に根付いてしまいます。

これ、勉強においてはかなりマイナスです。


保護者様の姿勢が子どもに与える影響

もう一つ大事なことがあります。

保護者様が塾をどう見ているかです。

もし保護者様が、
「本当に大丈夫かな?」
「他の塾の方がいいんじゃないか?」

と疑いながら通わせていると、
子どもも同じように塾や講師を見るようになります。

逆に、
「ここで頑張ろう」
「この先生についていこう」

と腹を決めているご家庭は、やはり伸びやすいです。

少し厳しい言い方かもしれませんが、
信じて任せることができない環境では、学力は伸びにくいと感じています。


では、どうやって塾を決めるべきか

では比較せずにどう決めるのか。

大切なのは、

  • 子どもが「ここでやってみよう」と思えるか
  • 保護者様が「ここに任せよう」と思えるか

この2つです。

完璧な塾を探すのではなく、
「ここでやる」と決めることが大事です。

そして決めたら、しばらくはブレずに続ける。
その中で見えてくるものの方が、はるかに大きいです。


まとめ:縁を大切に、信じて任せる

  • 塾の違いよりも、本人の取り組みが結果を左右する
  • 比較しすぎると「選り好み」の思考が身についてしまう
  • 保護者様の姿勢は、そのまま子どもに伝わる

塾選びは確かに大切です。
でも、それ以上に大切なのは、選んだ後の関わり方です。

ご縁を大切に、信じて任せる。
その環境の中で、子どもは一番伸びていくと考えています。

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