新年度が始まり、街にも新しい制服やカバンが初々しく映る季節となりました。 ご入学・ご進級、誠におめでとうございます。 新しい環境に飛び込むお子様をサポートされる保護者の皆様も、お忙しい日々を過ごされていることと思います。 私たちは、その新しい挑戦を全力で支えてまいります。 さて、今日は別れと出会いの季節にふさわしい「さようなら」という言葉のお話です。 実はこの言葉、世界でも珍しい成り立ちをしています。 もともとは「左様ならば(そうであるならば)」という接続詞でした。 前の出来事を受け入れて「そういうことならば、これでお別れですね」という、 事実を静かに受け止める日本らしい潔い響きが語源となっています。 一方で、英語の「Goodbye」は「God be with you(神があなたと共にありますように)」が短くなったものです。 どちらも、今この瞬間の別れを認めつつ、相手のこれからの無事を祈る、とても前向きで優しい祈りが込められた言葉なんですね。 新生活が始まると、時にこれまでの環境を恋しく思うこともあるかもしれません。 ですが、今までの経験を「左様ならば」と大切に受け止めて、新しい一歩を力強く踏み出してほしいと願っています。