教室ブログ

  1. トップ
  2. 個別指導WAM ブログ
  3. 兵庫教室
  4. 神戸市
  5. 筑紫が丘校のスタッフブログ
  6. 必見!今からでも間に合う社会科の勉強法

2025.01.31

必見!今からでも間に合う社会科の勉強法

こんにちは!筑紫が丘校の河合です。

前回の更新から日が空いてしまいました…大変反省しております💦

 

12月から怒涛の冬期講習期間を過ごしてきましたが、ようやくほとんどの講習が終了しました。

振り替えれば、私もこの2か月は社会科の内容ばっかり喋っていましたよ(笑)

微力ながら、少しでも生徒の皆様の点数に繋がれば良いのですが…。

せっかく2か月近く教えた科目なので、今回は社会科に焦点を当ててお伝えしようと思います。

 

社会科はどうしても、昔の出題傾向から未だに「暗記主体」「覚えるだけ」というような

固定観念がこびりついており、割と最後まで放置されてしまうことが多いように感じますが、

今の兵庫県の入試問題は資料問題をはじめとして非常に複雑化しており、とても丸暗記しただけでは

解けるような問題構成ではありません。

様々な資料問題から、情報を的確に読み取る力や、選択肢のどこが正しい・間違っているなどの

根拠を正確に説明できる力が求められています。

そこで、私の思う勉強の取り組み方をまとめてみましたので、参考にしてみて下さい。

 

【社会科得点UPのコツ】

①まずは教科書内容の用語をしっかり覚えよう!

「最初から、さっきと言っている内容違うやん!」と突っ込まれそうですが💦当然ながら資料問題を読み取るためには

そこに紐づく重要語句や意味が浮かんでこないと正答を見分けることができません。

「ぶっちゃけた話、何も勉強法が分からない…」という方はとにもかくにも教科書の用語を覚えるところから始めましょう。

兵庫県の入試問題は基本的に記号選択がほとんどなので、最低限語句を読むことができれば解答は可能です。

ただし、ただの丸暗記をするのではなく、言葉の意味や背景をセットで理解することが重要!

さすがに今から始めるとなるとかなり比重を置かねばなりませんが、取り組み次第でまだ効果は見込めるはずです。

 

②資料問題に特化したトレーニングを行おう!

一定のラインまで知識が身に付いたら、次は資料問題にチャレンジしましょう。

特に地理はこのトレーニングが必要不可欠です。中には問題に関する知識が多少乏しくても、

よく注意して資料を見てみたら正解へのヒントが掴めることがあります。

一概に資料問題といっても、地図・地形図・雨温図・統計資料などパターンは様々なので、

演習のお供に資料集などを活用すると、より効果的です。

 

③正誤問題は解答の根拠まで説明できるようにしよう!

最近の過去問の傾向として、選択肢の中から適切なものを選んだり、または逆に適切でないものを選ぶ問題、

さらには複数の項目の内容の正誤を組み合わせた問題が多く出題されています。

まずは、問題で問われていることが何なのかしっかり見極めて下さい。

(私も、問題をよく見ずに「正しいのはこれだ!」と思って解答したら、

実は適切でないものを選ぶ問題であることに気付いておらず×になった、という苦い経験があります)

 

選択肢は一見すると全部書いてあることが正しいように錯覚してしまいがちです。

なぜなら、いわゆる教科書の太字レベルのような重要部分は、正しく書かれてあるからです。

でも本当はそれ以外の内容で正誤を判別するような文章内容なので、教科書の太字だけを追って

知識を浅く詰め込んだだけでは正解(間違い)を見抜けません。

 

正誤問題の演習で心がけて欲しいのは、ただ正解だった・不正解だっただけを判別するのではなく

「選ばなかった選択肢の、どの部分が違うか」を声に出して説明することです。

声を出して説明することで、自分の覚えた知識の確認になると共に頭の中で内容が整理できるようになります。

自分の言葉で説明できれば理解度は高まっているはずなので、必ずしもきれいな文章にまとめる必要はありません。

 

④イメージが湧かない場合は、身近なものに置き換えて考えてみよう!

正攻法で用語を覚えようとしても、そもそもの言葉が分かり辛くて苦労することもあります。

そんなときは、自分がイメージしやすい内容に置き換えてみると良いです(特に公民にオススメ!)。

 

例えば、私は授業を通じて「公共の福祉」という言葉(日本国憲法第12条にありますよね)について、

それがどういう意味なのか、意外にみんな知らないことに気が付きました。

「公共の福祉」とは「社会全体の利益」という意味ですが、もしも生徒がややこしそうにしているときは

こんな例で説明しています。

 

「もし僕(教室長)が、『経済活動は自由だーっ!』と全力で自由権を主張して、〇〇さんの中学校の

校庭のド真ん中にラーメン屋を開業するとしたら、それってアリ?ナシ?」

「(生徒が考えて)…ナシですね。」

「え~っ?別にいいじゃん、どこでやったって自由じゃん!」

「(生徒がまた考えて)…いや、でも学校のみんなが困るので…💦」

「あぁ、そっか。みんな困っちゃうよねぇ。これってつまりどういうことかな?」

「(生徒がひらめいて)公共の福祉に反している!」

「その通り!これでイメージ掴めたよね!」

 

みたいな感じです(笑)

学校生活に置き換えてみると、結構分かりやすいと思いますよ。

 

 

社会は努力すればするほど結果に繋がりやすい科目です。

どうかほったらかしにせず、しっかり向き合ってあげて下さい。

土壇場で皆さんを合格に導いてくれるかもしれませんので。

この記事をシェア

  • facebook
  • twitter
  • instagram

教室検索

  • 郵便番号で探す
  • 市区町村名・教室名で探す

\入力はカンタン30秒

フリーダイヤル® 0120-20-7733 受付時間:10:00~22:00(年中無休)