教室ブログ

2025.01.20

【共通テスト2025<リスニング>】

【総評】

やや易化。

日頃から4技能を意識して、

語彙でも読解でも

常に音を通じて学習していた受験生は、

例年どおり第5問は難関だが、

それ以外は全問正解も可能だった。

 

【形式・内容】

第5問で

少し新傾向があったが試作問題通り。

第6問は

ディスカッションが4人から3人になり

むしろ易化。

全体的には例年とほとんど変化なし。

 

【設問別詳細】

<第1問A> 短文 やや易

第1問および第2問は、

いつもリスニングを通じ、

基礎文法力・語彙力を

測っているような気がします。

<第1問B> 短文・イラスト やや易

上述の通り。今回は

「one , the other」「受動態」など。

<第2問> 短い会話 やや易

こちらも続、リスニングを通じて

基礎文法力&語彙力を

測っているイメージ。

「文法のための細かな文法」

「語彙のための細かな語彙」ではなく、

「基礎レベルでいいので」

それらの運用力を測っている。

<第3問> やや長い会話 標準

例年ここまでは英検準2級レベル。

1問ミスくらいで乗り切りたい!

<第4問A> モノローグ 標準

例年ここから英検2級レベル。

前半(人気の朝食メニュー)は、

2度音声なら楽勝なのだが、

1度音声ではやや苦しいか…。

後半(天気予報)は、

例年より素直で取り組み易かった印象。

<第4問B> 複数モノローグ 標準

正解のBの人に限って

いちばん聞き取りにくいが、

あとの人たちが聞き取りやすく、

消去法で正解にたどり着ける。

<第5問> 講義 やや難

例年この第5問だけが、

英検準1級ほどではないが、

英検2級よりはやや難しい印象。

特に「選択肢は2回以上使ってもいい」

という設問(今回は問28ー31)

が例年最難関。

問32もやや難。

変えるべきは

「オリジナルギフトギバーズ」ではなく

「リギフターズ」の態度。

第5問を2問ミスまでで乗り切ると

90点オーバーが見えてくる。

<第6問A> 2人の議論 標準

問35がややトリッキー。

変えるのは「噛むサイズ」

ではなく「噛む回数」。

そして選択肢の

「adopt=採用する」を

語彙として知っているかどうか。

<第6問B> 3人の議論 標準

例年の「4人の議論」が

今年は「3人の議論」になり

易しくなった。

登場人物の1人が

他のメンバーと議論する中で、

途中から意見が変わる伝統芸能。

最終問題は「ウイルス」が

「ヴァイラス」と発音されているのを

聞き取れるかがカギ。

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