教室ブログ

2023.09.29

今回の中間テストの分析【英語・数学】

こんにちは、木太校の白根です。

 

今日で高松市内の多くの中学校の中間テストが終わりました。

中学生のみなさん、手応えはどうでしたか?

 

こういう定期テストも模試と同じように、「やって終わり」にするのはもったいないので、テストが返ってきたら必ず間違った問題の解き直し、類似問題を解くなどして同じ問題を間違えない対策をしてください。

 

さて、近隣の木太中学校の中間テストがどのような問題だったのか、簡単ではありますが英語・数学だけ分析をしてみようと思います。

〇 中1

 

・数学

 

文字式の計算ができるかどうかの確認が12問。符号の変換に注意が必要な問題や分数の問題を正確に解くことができるかが問われている。次は等式・不等式で表す関係式の問題。文章から立式する力を問われ、1割引の表し方、おつりの表し方、平均など多様な問題が出されていた。最後に文章題が2題。規則性を見つけ、それをもとに立式していく問題。全体的に基礎的な内容をしっかり理解できているのか問われる問題が多かった。文字式を用いて面積を求める問題は数学演習などではあまり見かけなかったが、問題に書いていることを1つ1つ正確に図の中に落とし込んでいけば、十分解答できる問題であった。応用力を問うというよりは、基礎・基本を徹底できているか、そして基礎的な内容を使って文章題を解くことができるのかをみる問題であった。

 

・英語

 

月・曜日・数字・序数を書く問題で18問。序数に関しては選択肢から選ぶ形式で「テストに出題するので覚えておくように」と言われた単語を正しく覚えているかの確認。会話文とスピーチの読解問題があった。会話文は前後の意味から空欄に当てはまる英文を選択する問題が中心。文中の単語・文法ともに基礎的なものが多く、意味さえ読み取ることができれば解くことができる。スピーチは文中の単語を適切な形に直す問題が中心。時制、動名詞、前置詞など文法的な理解を問う問題が多く、苦戦した人も多いと予想される。ほかにも空所補充・指示に従っての書き換え・並び替えなどの問題があった。全体的に見て、書くことと文法的な理解がまんべんなく出題されているが、問われていることが基礎的なことが多く、提出物・課題をしっかり、丁寧にしていれば得点が取れるという印象。

 

〇 中2

 

・数学

 

期末テストの範囲からの出題(連立方程式・文字式の利用)は、配布されていたプリントと同じような内容が出ていたため、そのプリントを使って解き方を理解していれば解ける。その後は1次関数の問題が続く。多くの問題が表・文章・グラフそれぞれから1次関数の式を作ることができるのか問われている。1次関数の立式にはいくつかのパターンがあり、それを理解しておけば解くことができるが、そこが曖昧だとかなりの点数を落としてしまう。最後は1次関数のグラフを使って三角形の面積を問う応用問題。全体的な内容としては、最後の面積を求める応用問題も含めて、数学演習とほぼ同じ難易度の問題であった。数学演習の問題や類似問題を繰り返し解くことができていれば、しっかり点数が取れる内容であった。

 

・英語

 

それぞれの疑問詞に対応する答え方を問う問題、指示された内容への書き換え問題、5つある英文を話がつながるように並び替える問題、適語補充、並び替え問題などいろいろなパターンの問題がバランスよく出されていた。内容自体はそこまで難しいものはなかったので、課題となっていた中学英語をしっかり理解して、繰り返し解いていれば充分解くことができる。最後に2つあった長文読解は、内容の読み取りができれば、解答方法はそこまで難しくない問題であった。単語の意味が分かれば解答には困らないので、語彙力に加え、分からない単語も前後の文脈から推測する力が必要であった。

 

〇 中3

 

・数学

 

√の問題は基礎的な知識、有理化の仕方の説明、四則計算が中心。その後は2次方程式の問題。2次方程式は計算問題で28点分も出題されており、ここの出来は点数を大きく左右する。その後の文章問題は比較的難しい問題が多かった。図形の周りを点が動く問題は2次関数ではよく出される問題ではあるが、今回は点の動くスピードや向きが違っていたため、苦戦をした生徒も多いと予想できる。今回のテストは計算問題など取れる問題をしっかり取っているかどうかがポイントである。そこからさらに高得点を狙うには、前半の計算問題を早く解いておかないと、後半の文章問題に充てる時間が足りなくなってしまう。このくらいの問題量を50分で正確に解く力を付けることは、今後の学習においても重要である。

 

・英語

 

筆記の最初はアクセントと発音の問題。診断テストでも同じような問題が出るので、間違ったものは1つ1つ丁寧に復習しておきたい。その後は空所補充・適語を選ぶ・並び替え・短い文章読解となっている。空所補充・並び替えは連語表現や時制、構文など多様な知識を問われる問題で、時制一つとっても、過去・現在・現在進行・現在完了と多くのことを学習してきており、「この英文の時制は何なのか」ということは常に意識して問題を解かなくてはいけない。今回のテストは短い文章の読解が4問、長文読解が1問と読解の問題が多くなっているが、問い自体は〇×で解答するものが多かったので、そこまで難しくはなかった。今後、長文読解は必要な力なので今回のテストの文章もしっかり読めるように、文法・単語の知識を高めていくことが大切である。

 

 

 

 

テストを作成する先生によってテストの難易度は変わりますが、今回の各学年の数学と英語の問題は、課題をしっかり理解すれば解くことができる問題がほとんどでした。

 

もちろん使う知識・公式・考え方などが同じですが、数字や聞き方を微妙に変えているので、理解が曖昧だったり解説を読むだけで分かったつもりになっていたりする人は解くことが難しい問題となっています。

 

テスト対策として最初にすべきことは、やはり「課題を徹底的に理解すること」です。

 

そのためには、テスト週間だけでなく日々の勉強も大切なので、テストが終わったからと安心するのではなく、次の期末テストに向けた勉強を今日から開始するようにしましょう。

 

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