教室ブログ

2023.07.05

【世界史】【ストーリー③古代ローマ】

 

オリエントでは

アケメネス朝ペルシアが専制政。

ギリシアではポリスが民主政。

そしてローマでは

「共和政」が誕生しました。

平民が重装歩兵により戦争に参加、

参政権を得ていく過程は

アテネ同様ですが、

ローマではアテネより

貴族の力が強く(元老院など)、

アテネほどの民主政には

なりませんでした。

 

イタリア半島を統一したローマは、

フェニキア人の植民地である

カルタゴ(猛将ハンニバル)との

ポエニ戦争で勝利、

地中海世界の覇者となります。

 

その後伝説的英雄カエサルが

独裁を展開するも暗殺されます

(第1回3頭政治)。

その後カエサルの養子である

オクタウィアヌスが

事実上の帝政(元首政)を開始します

(第2回3頭政治)。

 

その後ローマは

「パクス=ロマーナ」

「全ての道はローマに通ず」

と言われる全盛期を迎えます。

 

しかしここからローマは斜陽に。

北はゲルマン人、

東はササン朝ペルシア

(パルティアの後継国家)

の脅威に晒されます。

各地に軍人皇帝が乱立。

ディオクレティアヌス帝は

専制君主政(皇帝崇拝強要)を開始。

 

コンスタンティヌス帝は

キリスト教を公認し、

帝国存続に利用しようとしました。

首都もローマから

ビザンティウムに移し、

自らの名前を冠し、

コンスタンティノープルと改称しました。

 

テオドシウス帝の死後、

帝国は東西に分裂。

西ローマ帝国は

ゲルマン人により滅亡。

東ローマ帝国は

ローマとはほぼ無縁になりギリシア化、

コンスタンティノープルを首都とし、

ビザンツ帝国として1000年続きます。

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