教室ブログ
小学6年生の中学準備
こんにちは。Wam枚方校の堀野です。
夏期講習前になり、小学6年生のお問合せが増えてきました。
中学生から通う塾探しや、今のうちに苦手克服等
様々なご家庭のご要望を伺う中で、ご家庭でも出来る中学準備を
簡単にご説明させていただきます。
結論から言いますと、通塾をお考えであれば早めが良いです。
現時点で塾探しをするのであれば、この夏からの入塾も視野に入れて
頂いた方が良いです。
何故なら、夏期講習だけでは不十分な場合が多いからです。
毎週決まった時間に授業を進めていた方が、お子様の癖も見つけられますし
中学になった際に、どこでつまづくかも見えるので、早めにお預けいただきたい
のが教室側の本音です。
とは言え、各ご家庭のご事情もあると思いますので
ここからは、ご家庭で出来る準備をご説明いたします。
毎日の学習習慣をつけてください
既に学習習慣があればいいのですが、中学生になりますと
初めての経験だらけになり、部活や友達付き合い等
変化が多くなり、一時的に勉強への興味が無くなることが多いです。
小学生の内から学習習慣をつけておけば、「習慣」なので
歯磨きと同じような感覚で、復習や予習をするようになります。
この学習の「習慣」化を意識して、6年生の内から身に付けさせてください。
教科別の中学準備
算数
文章問題と分数の復習を徹底させてください。
中学校の数学では「数学と日常生活を結び付けた文章問題」が
積極的に取り入れられており、これは昨今の教科書改訂の影響があります。
この傾向は最近の入試問題でも多く見られるようになってきており、
今後の定期テストおよび高校・大学入試にも大きく関わってくることになります。
あと数学では、小数よりも分数を使う学習が多くなります。中学入学までに分数の
計算をたくさん復習しておきましょう。
国語
漢字と熟語をしっかり復習し出来れば中学の予習までしてください。
正しい読み書きが必要になり、中学からの文法はつまづく生徒が続出します。
それまでの準備として、漢字の意味や書き、熟語の意味等を学習し「語彙力」の
強化を図ってください。中学校では、漢字の間違いは大きな減点項目になります。
語彙力は鍛えておいて損はないです。わからない言葉と出会うたびに、
「辞書で調べる」のを習慣づけるという学習方法を取り入れるのも、語彙力強化に効果的です。
普段から知らない言葉を見つけたら調べる癖をつけておきましょう
英語
小学校で習った英単語を完璧に復習しましょう。
中学校では、小学校で学んだ600～700語に加えて1600～1800語の新出語を学習するようになります。
そして中学1年生では、小学校で習得した英単語と新出単語がメインで授業が始まります。
小学校の英単語は、「すでに習得しているもの」という認識で授業が進められるので、小学校で習った
単語の復習を中学入学までにひと通りやっておく必要があります。
それ以外にも、小学生向けの動画などを一緒に見て、発音したりすることで、
耳や口を英語に慣らしておくことも準備としてできる事の一つです。
主要の3教科は以上となります。
これらはご家庭でも十分可能な準備だと思います。
この中で、苦手項目があるようであれば早めに塾に頼っていただきたいです。
ご質問などはいつでもご連絡ください。
最後までご高覧いただきましてありがとうございました。
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