教室ブログ

2020.12.19

雪への思い

こんにちは。個別指導Wam小宮町校です。

 

ここ数日,日本海側や山間部は大雪に見舞われています。

関越自動車道では2000台以上の車が立ち往生してしまいました。

 

冬の東京は寒くても晴れる日が多く,雪が降ることはあまりありません。

それでも,2018年の1月には大雪の日があり,小宮町校も休校を余儀なくされました。

 

八王子市の小学校4年生が使っている『ひろがる言葉 小学国語 四下』(教育出版)には,「雪」という単元があります。

そこには,雪にまつわる唱歌や詩歌,そして雪に関する様々な言葉が並べられています。

その中に,こんな詩がありました。

 

 

積つた雪

 

上の雪

さむかろな。

つめたい月がさしていて。

 

下の雪

重かろな。

何百人ものせていて。

 

中の雪

さみしかろな。

空も地面もみえないで。

 

 

なんと優しい詩なのでしょう。

これは金子みすゞの詩です。

世の中の人々も,それぞれの立場でそれぞれの苦労をしている,などと解釈するのは野暮というものでしょう。

そんな理屈ではなく,ありのままを感じたい詩です。

 

 

うまそうな雪がふうわりふうわりと

 

舞い落ちる雪は,確かにわたあめのようですね。

これは小林一茶の句です。

 

 

雪は人の心を優しくする,などと言うと,雪国の人に叱られてしまうかもしれません。

でも,東京に暮らす私たちは,心のどこかで雪の降る日を待ち望んでいるような気がします。

 

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