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英語の文章には必ずと言っていいほど登場する助動詞ですが、種類が多く、1つの助動詞に複数の意味があり暗記しなければいけないこともたくさんあります。この複雑な助動詞を理解し、使いこなすことができれば英語の読み書きが随分楽になります。
ここでは基本的なルールと、例文を用いて頻出の助動詞について解説していきたいと思います。

 

助動詞とは

助動詞とは

助動詞はその文字のとおり、用言や体言に付属して意味を加え「動詞を助ける」働きのある語です。助動詞だけでは意味をなさず、他の動詞と結びつくことにより役割を果たします。また、助動詞は付属語のうち、活用があるのもののことを指します。

 

日本語で言うと「せる、させる」「らしい」「れる、られる」のような言葉が助動詞となります。
助動詞には、使役・推量・可能・受け身・丁寧など様々な種類があります。
①弟を迎えに行かせる:使役
②明日は晴れるだろう:推量
③逆上がりができる:可能
④妹に慎重を追い越された:受け身
⑤お願いします:丁寧

 

 

助動詞の基本の使い方

基本のルール

日本語では動詞と助動詞の区別がつきにくいですが、英語では分かりやすく単語が独立しています。
主語に関係なく助動詞の形は変わらず、助動詞を動詞の前につけるのが基本ルールです。また助動詞を付ける場合、動詞は原形のままとなり、3単元のsはつきません。動詞が「be動詞」の場合は助動詞のあとは「be」となります。

 

(例文)
①I can speak English.
②She should go home.
→主語が三人称単数の「she」でも動詞は原形のままです。
③He has to go to bed at 9 pm.
→主語が三人称単数の「he」なので「have→has」に変わります。

 

否定文のルール

否定文の場合は、「used to」や「have to」など以外は助動詞と動詞の間に「not」を入れます。

 

(例文)
①I can not swim fast.
→「cannot」「can’t」など短縮形で表現する場合もあります。
②She will not play the piano .
→短縮形は「won’t」となります。
③He does not have to go there.
→短縮形は「doesn’t」となります。

 

疑問文のルール

疑問文の場合は、基本的に「助動詞+主語+動詞の原形」の語順となり、最後にクエスチョンマークをつけます。
否定文でも例外だった「used to」「have to」などは、通常の疑問文と同様のルールが適用されます。主語が三人称単数であれば「Does」、過去形であれば「Did」が疑問文の文頭となります。

 

(例文)
Can you sing a song?
Does she have to say that?
→主語が三人称単数の「she」なので、「Does」が文頭となり、助動詞と動詞は原形となります。
Would you tell me the way to the discountshop?

 

 

代表的な助動詞

canの使い方と意味

助動詞「can」は能力・可能性・推量・許可・依頼などの意味を持っています。
否定文では「cannot」を「can’t」と短縮形として使用することも可能です。

 

◎能力:~できる
I can speak German.(私はドイツ語を話すことができます)
※可能の意味で「~できる」と訳する「be able to」がありますが、ほぼ同じ意味で使用できます。

 

◎可能性・推量:~かもしれない、~のはずがない(否定形)
He can be lying.(彼はうそをついているかもしれない)
He cannot be lying.(彼が嘘をついているはずがない)

 

◎許可:~してもよい、~してはいけない(否定形)、~してもいいですか(疑問形)
You can use my pencil.(私の鉛筆を使ってもいいですよ)
You can’t go out after 10 pm.(午後10時以降は外出してはいけません)
Can I play the piano in this room?(この部屋でピアノを弾いてもいいですか)

 

◎依頼:~してくれませんか
Can you open the door?(ドアを開けてくれませんか)
Could you open the door?(ドアを開けていただけますか)
→「can」よりも丁寧な表現として使用されます。

 

また、「can」と似た助動詞で「could」があります。
「could」は、「can」よりも丁寧な表現として使用される場合と「可能性」として使用される場合があります。
可能性として使用する場合は「can」よりも確率が低くなります。

 

・「can」よりも丁寧な表現として使用される場合
Could you open the door?(ドアを開けていただけますか?)

 

・可能性として使用される場合
It could rain tomorrow.(明日は雨が降るかもしれない)
※「can」は理論上の可能性、「could」は実際の可能性を表す際に使用されます。

 

mustの使い方と意味 

助動詞「must」は義務・強制・確信などの意味を持っています。
同じような意味で使用できる「have to」の例文についても併せてご紹介します。

 

◎義務・強制:~しなければいけない
You must practice hard.(あなたは一生懸命練習しなければなりません)
※「have to」も同じ意味で使用できますが、「must」の方がより強い強制の意味となります。
また、過去の義務や強制を表現したい場合は「have to(had to)」を使用することができます。

 

◎確信:~に違いない
He must be my father.(彼は私の父に違いない)

 

否定文の場合、「must」と「have to」では意味が異なります。
You must not drink here.(ここで飲み物を飲んではいけません)

→「~してはいけない」という禁止の意味となります。
She doesn’t have to go home early today.(彼女は今日早くける必要がありません)
→「~しなくてもいい」という意味になります。

 

willの使い方と意味

助動詞「will」は意志・推測・依頼などの意味を持っています。
否定文では「will not」を「won’t」と短縮形として使用することも可能です。

 

◎意志:~します、~するつもりだ
I will take a walk in the park tomorrow.(私は明日公園を散歩します)

 

◎推測:たぶん~だろう
It will be a storm tomorrow.(明日はたぶん嵐になるだろう)

 

◎依頼:~してくれませんか?
Will you open the door?(ドアを開けてくれませんか?)

 

また、「will」と似た助動詞で「would」と「be going to」があります。
「would」は、「will」の過去形として使用される場合と「will」よりも丁寧な表現として使用される場合があります。
・「will」の過去形として使用される場合
He won’t play soccer.(彼はサッカーをしません)
He wouldn’t play soccer.(彼はサッカーをしませんでした)

 

・「will」よりも丁寧な表現として使用される場合
Will you open the door?(ドアを開けてくれませんか?)

Would you open the door?(ドアを開けていただけますか?

 

「be going to」は未来を表しますが、「計画や予定」が本質の意味となります。
It will rain tomorrow.(明日は雨が降るでしょう)
→単純な予想で、不確実な場合にも使います。
It is going to rain tomorrow.(明日は雨が降るでしょう)
→確率の高い予想で、ニュースなどを見て根拠がある場合などに使います。

 

mayの使い方と意味

助動詞「may」は許可・可能性・推量などの意味を持っています。

 

◎許可:~してもよい、~してはいけない(否定形)、~してもいいですか(疑問形)
You may use my pencil.(私の鉛筆を使ってもいいですよ)
You may not go out after 10 pm.(午後10時以降は外出してはいけません)
May I play the piano in this room?(この部屋でピアノを弾いてもいいでしょうか)

 

※肯定文の場合
同じ許可の意味を持つ「can」とは違い、「may」は「許可を与える」という意味なので、目上の人には使わないようにしましょう。
※疑問文の場合
同じ許可の意味を持つ「Can I~?」に比べて、「May I ~ ?」の方が改まった丁寧な表現になります。

 

◎可能性・推量:~かもしれない、~のはずがない(否定形)
He may be lying.(彼はうそをついているかもしれない)
He may not be lying.(彼が嘘をついているはずがない)
※「can」よりも可能性が低い場合に使用します。また過去形である「might」も可能性の表現で使用することができますが、「may」よりもさらに可能性が低い場合に使用します。

 

shouldの使い方と意味

助動詞「should」は義務・当然・可能性などの意味を持っています。

 

◎義務・当然:~するべきだ
You should talk to him.(彼と話すべきだ)
同じような意味で「ought to」「had better」も使用することができます。
義務としてのニュアンスの強さは順に「should < ought to < had better」となります。

 

◎推量:~のはずだ
She should leave at 3 pm.(彼女は午後3時に出発するはずだ)
※「ought to」も同じ意味で使用することができます。

 

 

助動詞の勉強のポイント

まずは基本事項と肯定文・否定文・疑問文の語順について、確実にマスターしておきましょう。

 

《間違えやすいポイント》
①ひとつの助動詞に複数の意味があります。「can」は「~できる」、「should」は「~すべきだ」とひとつの意味のみ覚えていると、英語の文脈を正確に読み取ることはできません。

 

②「助動詞」+「助動詞」など2つ以上の助動詞を連続して置くことはできません。
そのため、助動詞の言い換えについても覚えておく必要があります。

 

(例文)
和訳:彼は明日、学校に行けるだろう。
英訳(×):He will can go to school tomorrow.

英訳(○):He will be able to go to school tomorrow.

 

 

《覚え方のポイント》
それぞれの助動詞の意味を調べると、様々な日本語訳が載っており、すべて暗記するのは大変です。
そこで、覚え方のヒントをお伝えします。

 

《それぞれの助動詞の「イメージ」を覚える》

 

基本的な助動詞5つは下記のようなイメージとなります。

 

◇will:意志や意向
◇can:可能や潜在性
◇may:許可や可能性
◇must:圧力や強制
◇should:義務や当然

 

このようなイメージを持った状態で、それぞれの助動詞の意味を学習すると、イメージと紐づいて理解しやすくなります。

 

 

まとめ

種類と意味が豊富な助動詞、いかがでしたか?
すべてを丸暗記するのはとても大変ですが、イメージを持ってそれぞれの助動詞を理解し、たくさんの英文に触れることで自然と使いこなせるようになります。
ひとりで学習するには不安でどのように取り組めばいいか分からないという場合は、ぜひ一度個別指導WAMへご相談下さい。苦手分野を克服できるようお手伝いさせていただきます。

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