2021.06.03
vol.16 読書が好きか嫌いかで出る大きな差
こんにちは。個別指導Wam香川、円座校教室長です。 唐突ですが、みなさん読書は好きですか?私は今では本を好んで読んでいます。ここ数年で読んで一番印象深かったものは新井紀子さん著の「AI vs 教科書が読めない子どもたち」ですね。 レジの無人化や自動車運転技術などここ数年AIの発展はすさまじく、その知能は理系科目であればMARCHに合格することができるレベルにまで達しているといわれています。 AIが人間を支配する日がくるのか、人間にあってAIにないものは何か、そんな疑問を読者に投げかけつつたくさんのデータをもとに危惧されている問題にアプロー…
2021.06.02
vol.15 自己肯定感の高い生徒、低い生徒
こんにちは。個別指導Wam香川、多肥校・東山崎校、統括教室長の木村大輔です。 最近「自己肯定感」という言葉をよく耳にします。 「自己肯定感を高める」というワードは、書店などにおいて教育関連や子育の書籍、雑誌などでもよく見るようになりました。 「自己肯定感」とは自分のあり方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する語。と辞書に書かれています。 要するに、そのままの自分を認め受け入れること、自分は価値がある存在だと受け入れられることです。 日本の子どもたちは、諸外国と比べても自己肯定感が低い傾向にあります。このことは、青少年教育振興機構…
2021.06.01
vol.14:語彙力向上は日常会話の質と量
「語彙力」という言葉を書籍や会話などで、目にしたり、聞いたりします。語彙力とはその人が持っている単語の知識とそれを使いこなす能力です。 「知っている言葉の数」×「使いこなせる言葉の数」で決まるといわれています。 普段、生徒との会話の中で、語彙力を向上させる、鍛える、身につけるなどといった言葉をよく使います。 活字離れが進み、語彙力はもちろん理解力や読解力の低下が取り上げられています。 さらに、今時の生徒たちの間では、スマホなどを使った人気のSNS「Twitter」や「Instagram」などにおいて安易にあげた活字からのトラブルも耳にします。 人は何らかの形で他人と…
2021.05.31
vol.13:テストは返却後が勝負!
こんばんは、多肥校の木村です。この時期になると小学生の県版テストや先日おこなった中間テストの結果が学校から返されています。返却されたテストにどう向き合っていますか。「間違えたところを直している」「次のテストに向け勉強をスタートしている」などいろいろな取り組みがあります。 なかには返ってきたテストがどこに行ったか分からないという事態に陥っている人もいると思います。 テスト後の勉強の仕方は人によって様々だと思いますが、これだけは断言できます。 タイトルにもありますが、「テストは返却後が勝負!」です。 皆さんが思っている以上に、テスト返却後の学習の取り組みは非常に重要にな…
2021.05.30
vol.12スマホの必要性はあるのか?
こんばんは、多肥校の木村です。中高生をお持ちの保護者さまから、子どもにスマートフォン(スマホ)の利用時間や利用目的などについて質問をうけることがあります。進学や環境の変化などを機にスマホを子どもに持たせている家庭は多くあります。なかには小学生でも持っている時代です。 スマホの普及率は2010年頃から年々増え今や中高生のスマホの所持率は80%を超えているといわれています。 それだけスマホの普及が加速し便利にもなりましたが、その一方で子どもにとって悪い影響や問題も多く生じています。なかには犯罪に巻き込まれるケースもあるため使い方が問われています。 では、本当にスマホは必…
2021.05.29
vol.11:苦手科目は克服できるのか?
こんばんは、多肥校の木村です。講師と生徒の日常の会話をきいていると、「自分の好きな教科ばかり勉強して苦手教科になかなか手がつけられない。」という話をよく耳にします。 テスト前後になると「苦手な教科は、どうやって勉強すればいいですか?」と質問をよくうけます。生徒にもよりますが、多少なりとも得意・苦手教科はあるはずです。私も学生時代もちろん苦手な教科があり、なかなか勉強する気にならない上に、学校での授業も集中できず、余計にわからなくなり、さらに苦手になる悪循環にハマった経験があります。 では、子どもたちは一般的に何の教科を苦手と思っているのでしょうか。理想は教科を好きになることですが…
2021.05.28
vol.10:子どもの隠れた才能を見つける
こんばんは。多肥校木村です。みなさんはクラシック音楽がお好きですか? 私は正直、去年まで全く興味がありませんでした。というのも私が学生の頃はバンドブームの影響もあり、仲間と勉強の傍らベースにはまっていたこともあり「クラッシック音楽はつまらない」という今思えばすごく失礼な固定概念を持っていた、とても残念な大人でした。 バンドにはまっていた学生時代、音楽の先生にロックを否定された事も影響があるかもしれません(笑) しかし、そんな私も昨年末に講師の先生から勧めてもらったCDで辻井伸行さんの演奏する「ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番」を聞いて… …
2021.05.27
vol.9:子供の価値観を決める?保護者の価値観
現在ある仕事の約半分が機械に奪われる。そんな記事を皆さんも目にされたことがあるはずです。 英のオックスフォード大学でAI(人工知能)などの研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授がAIなどの技術が飛躍的な進歩を遂げたことにより、私たち人間の生活にもたらす影響が大きく変わっています。特に、仕事や雇用に関してコンピューター化が人間の生活にもたらし、職業がコンピューターに奪われてしまう恐れがあるというものです。日本国内の調査でも10年~15年後には49%の労働人口が機械に代わる可能性が高いという結論に至っています。 時代背景が大きく変化し、未成年の子どもを持っている親にとって、過去の自…
2021.05.26
vol.8:内申点
高校入試の第一関門は『内申点』です。香川県教育委員会のHPには、『調査書の学習の記録と学力検査の成績は、同等に扱う。』とあります。そもそも「内申」とは、本人の成績を上級の学校へ内々に申し伝えることを意味しています。中学3年間の総合的な成績を記載した書類のことを「内申書」といい、学校によっては「調査書」と呼ばれることもあります。また、内申書に記載される点数を「内申点」といいます。 さらに内申書と通知書もちがいます。両方とも成績を通知するという点で同じと思われがちですが通知表は、学期ごとに成績を記載した書類であり生徒が自分自身の成績を把握するためのものです。つまり通知表は生徒が自分の…
2021.05.25
vol.7:漢字検定
こんにちは、多肥校の木村です。 教室のとなりにある多肥保育所からは元気に遊ぶ子どもたちの声が聞こえてきます。 そんなに子どもたちの声に日々、私も元気をもらっています。 先日、小学生のお子さんを迎えに来られたお父さんが「うちの子は字が雑で、とにかく漢字が苦手です。」とおっしゃっていました。 漢字は大人になっても使いますよね。 特に地域名など読むことも難しい漢字があります。以前、県外から引っ越してこられた方が「仏生山」(ぶっしょうざん)「栗林」(りつりん)など県内では当たり前の地名にも難読なものが実は多くあります。漢字に苦手意識がある・漢字が覚えられないという人も一定数…
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