2019年は、多くの人に強い印象を残した出来事がありました。
その中でも、京都アニメーションで起きた放火事件は、日本中、そして世界中に大きな衝撃を与えました。
【涼宮ハルヒの憂鬱】や【けいおん】など、有名作品を数多く世に送り出してきたスタジオが被害に遭い、
36名もの尊い命が失われました。
アニメに救われた、という人はとても多いと思いますし、私もアニメが好きです。
だからこそ、この事件の悲しさは計り知れません。
事件後には、国内外から30億円を超える寄付が集まり、京アニを応援する動きが広がりました。
この事件に限らず、2021年の大阪・北新地ビル放火、小田急線で起きた車内襲撃など、
似たような事件が続いている印象があります。
その背景としては、やはり孤立や孤独が指摘されています。
もし、身近に話せる相手がいたら…。もし、社会とのつながりがあれば…。
違った未来があったのではないか。そんなことを考えさせられました。
私たちの仕事も、勉強を教えるだけではなく、
・話を聞くことであり、安心していられる場所であることを意識せねばと思わされます。
この部分が、以前よりもず~~~~っと大切になっていると感じます。
2019年は、明るい話題もありました。
ラグビーワールドカップ日本大会。日本代表の大活躍は本当に盛り上がりましたね。
アイルランド、スコットランドを破っての初のベスト8。テレビの前で夢中になった方も多かったと思います。
多国籍メンバーが集まったチームを、リーチ・マイケル主将が一つにまとめる日本代表かっこよかった。
当時、私も大阪の街中で、身体の大きな外国の方々をよく見かけました。
ラグビーの関係者かな?と想像しながら歩いたのを覚えています。
個人的な2019年の記憶としては、あいみょんのマリーゴールドがよく流れていた年でした。
幅広い世代に届く曲で、どこか懐かしさと新しさが混ざったような雰囲気があります。
私は今でも夏になるとマリーゴールドをよく聞いているのですが、海や山に出掛けたくなる気持ちにさせてくれる一曲です。
あらためて2019年を振り返ると、
心が重くなる出来事、熱くなれた出来事、いろいろな感情が混ざった一年でした。
これからも、地域の子どもたちにとって安心して通える場所でありたいと思います。