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2025.10.21

言葉より”背中”で伝える、自制心の育て方【第3回・完結編】

“背中”が教える、生きる力と自制心

「では、どうすれば自制心を育てられるのか?」 その答えは、私たち”大人の背中”にあります。

“背中”が教える、努力と回復のリアル

自制心はどうやって育まれるのでしょうか。答えは、”教え込む”のではなく、”見せる”ことです。 子どもたちは、身近な大人が努力する姿、失敗しても立ち上がる姿を通じて、「困難を乗り越えるとはどういうことか」を学びます。教科書や言葉で伝えるよりも、はるかに深く、心に刻まれていくのです。 職場で奮闘する親、授業準備に励む先生、地域で活動する大人――それぞれの背中が、子どもに「生きるヒント」を与えています。

心のモデルが未来を支える

そして、子どもが将来、自分自身の壁にぶち当たったとき、こう思えるかどうかが大きな違いを生みます。 「お母さんも頑張っていた」 「あの人も諦めずに続けていた」 「だから、自分もきっとできる」 そう思える”心のモデル”が、子どもを支える力になるのです。完璧である必要はありません。むしろ、試行錯誤しながらも前を向き続ける姿こそが、子どもにとって最高の教材となります。

時間の長さよりも、「心の通った関わり」

だからこそ、子どもと過ごす時間の長さにこだわる必要はありません。 忙しい日々の中で、「もっと時間を作らなければ」と自分を責める必要はないのです。大切なのは、短い時間でも本音で向き合うこと。
  • 遊ぶときは全力で楽しむ
  • 休むときは一緒にのんびりする
  • 悩んでいるときは真剣に耳を傾ける
そんな”本気の時間”をともに過ごすだけで、子どもは安心し、深い信頼を感じます。その安心感こそが、「自分をコントロールして行動する力」、つまり自制心の土台になるのです。

完璧さではなく、”生きる姿勢”が伝わる

つまり、子どもの自制心は―― 大人の完璧さからではなく、 大人の”生きる姿勢”から伝わるのです。 失敗しても大丈夫。うまくいかない日があっても大丈夫。そこからまた立ち上がろうとする姿、前を向こうとする姿勢が、子どもの心に深く刻まれていきます。

言葉ではなく、背中で伝える

子どもが成長して社会に出ていくとき、思い出すのは言葉よりも、誰かの背中です。 「あの人が頑張っていた姿」 「諦めずに続けていた姿」 「失敗してもまた挑戦していた姿」 そうした記憶が、困難に直面したときの支えとなり、前に進む勇気を与えてくれます。 だから、私たち大人一人ひとりの”日々の姿勢”が、子どもの未来を照らす灯りになるのです。

まとめ:最高の教育は”背中”にある

特別なことをする必要はありません。完璧である必要もありません。 ただ、目の前のことに誠実に向き合い、困難があっても前を向き続ける。その姿を見せることが、子どもの自制心を育む最高の教育なのです。 言葉ではなく、背中で伝える――それが”自制心”を育む、最も確かな方法です。

個別指導WAM浜松校のご案内

私たちWAM浜松校も、子どもたちに”学ぶ背中”を見せられる教室でありたいと考えています。 所在地: 静岡県浜松市中央区田町226-6 丸八平野ビル2階東 自習スペース開放時間:
  • 平日 16:00〜21:30
  • 土曜 13:00〜19:00
  • 講習期間は平日9:00〜開放
お問い合わせ: 対象: 小学生〜高校生 体験授業・教室見学は随時受付中です。お気軽にお問い合わせください。
【シリーズ完結】 これまで3回にわたり、「言葉より”背中”で伝える、自制心の育て方」をお届けしました。子どもたちの未来を支えるために、私たち大人ができることを、これからも一緒に考えていきましょう。
関連キーワード: 自制心、非認知能力、親の背中、子育て、生きる力、自己制御力、モデリング学習、教育心理学、見せる教育、浜松市の学習塾

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