こんにちは。WAM三木校です。
2学期中間テストの結果が続々と返ってきています。集計と分析で追われる毎日ですが、これまでの生徒の努力が見えるこの瞬間は毎回とても楽しみです。
結果が出た人もいれば思うように出なかった人もいると思います。今回はそんな中でも思うように出なかった人から聞く、よくあるお悩みにフォーカスしてお話したいと思います。
それはズバリ・・・
「机には向かっているのに、本人も頑張っているはずなのに、結果が出ない」
というものです。
色んなところで言っていますが、勉強に限らず物事の上達には時間を投下するというということは大前提です。
でもさっきみたいな悩みを持っているということはその大前提はクリアしているわけですよね。
まずはそんな自分に、そして自分のお子様に「よくやった!」と労いましょう。
時間をかける、勉強でいうと「机に向かっている時間」が取れることは簡単なことではありません。
ただそこから「結果に繋げる」ためには少し意識してほしいことがいくつかありますので、順を追って説明します。

中学生の多くは、「勉強した」という感覚と「身についた」という現実にギャップがあります。
よくあるパターンとしては
・教科書を「読む」だけで覚えたつもり
・ノートをきれいに「まとめる」だけで満足
・問題集を1回「解く」だけで終わり
といったものでしょうか。
しかし、実際に必要なのは
・自分で説明できるか確認する
・間違えた問題を繰り返し解く
・時間をおいて復習する
お子さんの勉強を見る時、「どんなやり方をしているか」に注目してみてください。

これは現代特有の問題です。
実験では、スマホが視界に入るだけで集中力が20%低下するという結果が出ています。通知をオフにしていても、です。
「勉強中はリビングに置く」というシンプルなルールだけで、劇的に変わったケースを何度も見てきました。
ただし、頭ごなしに禁止するのではなく、「〇時まで預かるね」と時間を区切る方が、お子さんも納得しやすいでしょう。
成績が伸び悩む子の多くに共通するのが、わからない問題を飛ばし続ける癖です。
中学の学習内容は積み重ねです。
中1の方程式がわからないと中2の連立方程式も解けないですし、中1の英文法があやふやだと中2で完全につまずきます。
この心配に関しては、塾での学習だと気にしなくていいと思いますが、これが一人で学習する時だと案外起こりやすいんです。

保護者の方、「今日、わからなかった問題ある?」と週1回でも聞いてあげてください。
答えを教える必要はありません。「先生に聞いてみたら?」「週末一緒に考えてみる?」という声かけだけで十分です。

部活、塾、スマホ…中学生の生活は忙しく、睡眠時間が削られがちです。
しかし、睡眠不足は記憶の定着を50%も低下させます。
中学生の理想的な睡眠時間は8〜9時間と言われています。最低でも7時間は確保したいところです。
「勉強時間を増やす」より「睡眠時間を確保する」方が、成績向上への近道になることも多いのです。
「テストどうだった?」 「宿題やった?」 「次は頑張りなさい」
こんな会話ばかりになると、お子さんは「自分は成績でしか見られていない」と感じてしまいます。思春期の中学生にとって、これは大きなストレスです。
そこで週に1回は、勉強以外の話題で盛り上がる時間を作る。好きな音楽、友達のこと、学校での面白い出来こと…なんでもOKです。
親子関係が良好だと、「ちょっと聞きたいことがある」と自然に相談してくれるようになります。

【まとめ】
勉強の「質」を確認する
→ 「どんなやり方で勉強してる?」と聞いてみる
スマホの置き場所を決める
→ 勉強中はリビングに、など
週1回、勉強以外の会話を楽しむ
→ 成績以外の話題で盛り上がる
成績は結果です。その前に、「学習習慣」「環境」「親子関係」という土台があります。
焦らず、一つずつ整えていきましょう。お子さんの可能性は、これから大きく開花します。
【WAM香川ではInstagramをやっています】
Wam香川エリアでは、インスタグラムで各教室内部のより詳しい活動内容を、リアルタイムで皆さんにお届けしております。
ぜひチェックしてください!!