教室ブログ

2025.08.27

夏休み~2学期へ!

こんにちは、木太校です。

 

夏休みもあと残りわずか、生徒の皆さんは学校の宿題はもう終わっていますね?

そんな皆さんは、そろそろ2学期のことが気になり始める時期ではないでしょうか?

 

小学生も中学生も、「2学期の学習内容を身につけられるか」が今後の勉強のカギを握っています!

なぜならどの学年も1学期よりも難しい単元がたくさん控えているからです。

 

 

小学校は算数で例を挙げると・・・

 

〇小4はわり算(2けた÷2けた、3けた÷2けた)、がい数(およその数)、分数(真分数、仮分数、帯分数)

→「小4の壁」と言われている「2けた以上の数でわるわり算」「がい数(およその数)」でつまずく生徒が多いので、数の概念(その数がだいたいいくつくらいなのか・その計算がだいたいいくつくらいになりそうか)をつかむことが大切です。

 

〇小5は倍数と約数、分母が異なる分数のたし算とひき算、面積の求め方(三角形など)、速さの表し方(道のり・速さ・時間の関係)

→倍数と約数はそのあと出てくる分数のたし算・ひき算でたくさん使います!小5の2学期・3学期の単元を理解できるかで中学校の数学の成績が決まるといっても過言ではありません。(中学生で数学が苦手な生徒のほとんどは小5で習う算数の単元が苦手です)

 

〇小6は拡大図と縮図、円の面積、角柱・円柱の体積、比例と反比例、並べ方と組み合わせ方

→1学期までに学習した計算方法は身についていますか?(特に分数の計算が苦手な人は小学校のうちに何とかしておく必要があります)上記の単元は全て中学1年生・2年生でまた出てきますが、その時に「こんなの習ったっけ?」とならないよう、今のうちにしっかり身につけてすぐ使えるようにしておくことが大切です!

 

 

続いて中学校は数学で例を挙げると・・・

 

〇中1は1次方程式の解き方、比例と反比例、平面図形

→1学期に学習した文字式が正確に解けるか、一次方程式の利用では文字を使って自分で式を立てられるかにかかっています。1学期の計算が得意だった人も2学期でつまずき始める人が出てきます。

(夏期講習会で復習単元を教えていて毎年感じるのですが、中学2・3年生で数学が苦手な人は1次方程式と比例・反比例でつまずいている子が大半です。基本問題は絶対におさえておきましょう。)

 

〇中2は一次関数、図形と証明

→ひたすら計算が続いた1学期までとは異なり、一次関数や図形の証明問題は論理的思考力が必要となります。中2の2学期で数学が苦手になる人続出…。

 

〇中3は二次方程式、二乗に比例する関数、相似、三平方の定理

→今までの計算力が問われます(特に1学期に学習した平方根が使いこなせるかがポイントです)。関数は中1・中2で学習済みの比例・反比例、一次関数とセットで出題され、入試でも必ず問われる単元です。図形単元の相似と三平方の定理も入試で問われる単元です。

 

 

このように、小学校の単元はどれも中学校の基礎となるもの、中学校の単元も前の学年や1学期で習ったことの応用となるものが多いです。

数学を例に挙げましたが、中学校はどの学年も数学だけでなく英語も難しくなります。

(中学校は2021年度から教科書が改訂されたのですが、中学校で学習する英単語の数が1200語→1600語~1800語に増えたのと高校で学習していた文法単元が中学に移ってきたため、どの学年も英語の教科書がこれまでとは格段に難しくなっています)

 

特に中1は要注意です。1学期は中学校の勉強に慣れるためにゆっくり授業が進むこともありましたが、2学期は授業が進むスピードが速くなり、内容も難しくなります。

 

・・・と、ここまで読んで、「え~、もっと難しくなるの?!」「ついていけるか不安…」と思った人も多いかもしれません。

しかし大事なことは、2学期に「重要な単元が出てくること」を知ったうえで、良いスタートダッシュを切れるように、しっかり2学期の準備をすることです。

 

木太校での夏期講習は塾生のよって違いますが、ベースは「復習7割」「予習3割」くらいの割合なので、2学期から学習する内容もある程度は身に付けた状態で2学期をスタートすることができます。

中学校は9月末に中間テストがあるので、テストまであと1ヶ月、夏休みの勉強の成果をこれからしっかり発揮していきましょう。

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