みなさんこんにちは。WAM三木校です。
三木校では先週より夏期講習がスタートしました。小学生から高校生まで、どの学年の生徒も自分の目標に向かって頑張っています。
先日の授業中に、講師からこんな相談を受けました。
「間違った理由を聞いても“分からない”と言われてしまいますが、どう対応すればいいでしょうか。」

詳しく聞くと、算数の文章題の演習中にかけ算とわり算を間違って計算していた生徒に対して
「なぜわり算だと思ったの?」
と聞いたそうです。
その時の生徒からの返答が「分からない」だったとのこと。
とりあえずその場では解き方を教えて理解はしてくれたみたいですが、その場で講師に
「生徒への質問の仕方をもう少し分かりやすくしてごらん」
そう助言をし、再度本人に話を聞いてみると
「数字をパッと見ただけであまり考えていなかった。」
とのことでした。
つまりこの子の場合は感覚的に問題を解いていることがわかったのです。
間違った問題に対して「なぜ、その解き方をしたのか」を子ども自身が言語化することはとても高度な技術ですが、WAM三木校の塾生にはなるべく早くこのレベルに到達してほしいと思っています。
なぜならば問題が解けないことには必ず明確な理由があり、その理由に対して適切な指導を行わないといつまでも「自力で問題が解ける」状態にならないからです。
まさに「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議な負けなし」ですね。(元プロ野球監督である野村克也氏の言葉です。)

だからこそ、授業を通して講師との対話の中でその原因を自分で気づかせるように指導の仕方を工夫することを心がけています。
問題を間違う要因は主に次の3つです。
1、暗記事項が身についていない
どの教科にも「必ず覚えなければいけないこと」は存在します。これが抜けているとそもそも問題に取り組むこと自体ができません。スポーツでいうところのルールです。まずはここを抑えることが理解への第一歩です。
2、アウトプットの量が少ない
解き方は分かった、でも自分一人では解けない。そんな経験をした人は多いと思います。その原因は演習量の不足による場合がほとんどです。何度も繰り返し演習する必要があります。
3、ケアレスミス
計算ミスや漢字ミスがこれにあたります。自力で解く力以外で発生するミスですね。見直しの習慣をつけたり、途中式を丁寧に書いたりと具体的なアドバイスを聞きながら演習を続けておく必要があります。
あなたはどのタイプでしょうか。「どんなところでつまずきやすいのか」を知ることはとても大切です。
ただ単に解答を見てわかった気になる勉強だけではとてももったいないです。

「なぜそうなるか」を理解し、自分の言葉で説明、同じような問題が解ける
というサイクルを確立することが成績を上げるコツです。
私たちはWAM三木校での関りを通して、子どもたちの着実な成績アップを全力でサポートします。
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