こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
共同体感覚の真髄とは「上下も前後もなく、そこに差を生じさせない考え方や感覚」の事を言います。「差」を取るという事です。
平地を想像したとき、前を歩く人や後ろを歩く人が居るとお話をしました。
まず、「前や後ろ」という表現をすると、人間は「一本の軸」を思い浮かべるのです。
その軸に沿って「前や後ろ・上や下」を想像すると思います。
共同体感覚とは「その軸を外す」という事です。イメージが湧きますでしょうか?
その一本の軸があるから、人は基準を設け優劣を付けたがります。
しかし、その軸を外す。さらに向かう先を決めない考え方。目的や目標も持たなくていい。
そのような感覚を「共同体感覚」といいます。
するとどうでしょう。男女の差がなくなります。国籍の差がなくなります。
もっと言うと花や草木や鳥や動物、海や山や自然ですら差が無いという事になります。
「そんなの理想論でしょ?」と思う方もいるでしょう。それはそれで結構です。
「目的や目標が無いと道に迷ってしまう」という感覚を持つ人もいるでしょう。
つまり「今まで慣れ親しんだ二元対立論を手放す」時代にもう差し掛かっているという事です。その先に何が待っているのか、私には分かりません。その先の時代が100年後なのか1000年後なのか、分かりません。
SGDsのお話に戻ります。この考え方は共同体感覚を得るための「入口」だと思います。
人間はまだ目的目標を手放すまで進歩できていません。
2030年までに、この目標を達成する事が出来たとき、皆の感覚も成長している事でしょう。
ただし、この目標を達成することが目的になっていたのでは意味がありません。それはどういうことなのか。
次回に続きます。
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