
こんにちは。
個別指導WAM東豊校です。
高校3年生は部活動の引退で受験に向けた本格的な動きが加速している頃です。
そして、この時期に良く出てくる質問として、
『どんな参考書・問題集を使えばいいですか??』
が出てきます。
大学受験では本当に多くの参考書や問題集があります。
また、受験のための情報を多く発信しているブログ(このブログもそうですね)や動画には枚挙に暇がありません。
この情報の波に溺れてしまうため、不安になり、質問をする高校生がほとんどです。
だからこそ、受験生に伝えたい事。
『目標と目的を常に意識して選ぶ!』
ですね。
巷で溢れている参考書や問題集は、どれも良いものばかりだと思っています。
どの教材も正しく使えば、成績が上がる事は間違いないです。
しかし、全てのレベルの生徒に適している参考書や問題集は存在しないです。
100点を目指しているのに、基礎ばかりの問題集を使い続ける事は無いです。
一方で基礎が全然固まっていないのに、応用問題ばかりの問題集も使わないです。
目標と現在の学力の乖離。
その乖離がどれくらいなのか。
そこから逆算した上で、教材は選定する必要があるのです。
東京大学に行きたい生徒がいたとしましょう。
その生徒の学力が学校の教科書レベルで躓いていたら、いきなり赤本(過去問)を解いてはいけません。
現状の学力では、到底解く事はおろか、どのような知識がいるのかすら判別する事が出来ないです。
まずは、教科書レベルの能力を身に着ける事が出来るように訓練をしなければいけません。
同一の生徒で、学校の先生の説明を聞いても教科書を読んでも全然理解出来ない場合、いきない問題集を買って問題を解いてはいけません。
知識に対する理解が深められていない場合は、問題集に手を付けるのではなく、解法や考え方を豊富に掲載している参考書から始めるべきです。
このように、今の実力をしっかりと確認した上で必要な道具である教材を選定しなければいけません。
情報も物も溢れている現代です。
そのような状況の中で、教材を選択する事に迷うのは当然です。
そんな迷っている生徒達に適切な物を届ける事が出来るように、日々気を付けています。
ではでは。