
中学校から高校に提出される書類に「調査書」というものがあります。
その中には受験する生徒の成績などが記載されており、その成績を
決められた計算式に基づいて点数化したものが「内申点」です。
内申点には9教科(英数国理社+実技4科)の成績が盛り込まれています。
通知表にある5段階評価の数字を単純に足していきます。
オール5なら5点×5教科=25点
オール3なら3点×5教科=15点
主要5教科と同じように足し、その数を2倍していきます。
オール5なら5点×4教科×2=40点
オール3なら3点×4教科×2=24点
1で出した点数と2で出した点数を足します。
この数字を「換算内申点」といいます。
9教科オール5なら(1)25点+(2)40点=65点
9教科オール3なら(1)15点+(2)24点=39点
「高校受験案内」などの巻頭にある表に偏差値と一緒に書いてある数字
日比谷(61-69)←←←これ! 左が換算内申点で、右が偏差値です。
9科目オール5(換算内申点65)なら300点です。
9科目オール3なら15+24=39点÷65×300=180点
ここで出した数字を「調査書点」といいます。
#でも本当は11月に実施する東京都スピーキングテスト「ESAT-J」の
#結果もプラスされるので合計1020点で決めるんですよね…
#それについてはまた今度くわしくお話しします!
なんだか計算ばかりで疲れちゃいましたね。