
こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
「AだからBである」と言う思考はとても危険であるというお話をしました。
#1の中学生のお話に沿ってもっと深い考察をしましょう。過去勉強をしていようがしていまいが、将来困ろうが困らなかろうが、「勉強は必要」なのです。その事を確固たるものにするには「過去も未来も持ち出してはならない」という事になります。
一旦つながりましたでしょうか?
もっと深い話をします。例えば大学に進学をしたいと思いながら何もしない。これは「今、ここ」を「真剣」に生きていないという事です。もちろん受験はずっと先の事かもしれません。何をどのように勉強すればいいかもわからないかもしれません。面倒に感じる事もあるでしょう。
毎日少しでもいいから数式を解く、漢字の勉強をする、英単語の練習、英文法の復習をする。つまり「今、思いついたことを愚直にやる」という事。そこには必ず「今日できたこと」があるはずです。
今日と言う一日はそのためにあったと言えます。つまり「今日一日は遠い将来の受験の日の為にあるのではない」という事になります。
「今、ここを生きる」とは、「過去を悔やむこともない、未来に憂いを持たない」生き方だという事です。
人生を説明するとき、一本の道の様なモノを想像すると思います。実はそれ自体が安易で都合のいい考え方なのです。
次項からのお話は人間の時間的な価値観を根底から覆すようなお話になります。このお話に納得できない方もきっと大勢います。しかし、その大勢の中からほんの一人でも気付く事が出来る人が居る事を願い、覚悟を持って次項に進みたいと思います。
次回に続きます。