
『中学英語の7大原則』という超重要テーマのうち、原則3、4をお届けします。
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「be動詞と一般動詞がごちゃ混ぜになってしまう」
「3単現のsを付け忘れてしまう」
こういった感じでミスを多発し、失点を続けている中学生は多いです。
そういった状況から脱却するために、今日は以下の2つについて徹底解説していきます!
原則3:be動詞と一般動詞の区別
原則4:「3単現のs」の把握
さっそく始めていきましょう。
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★原則3:be動詞と一般動詞の区別
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「be動詞」というのは、以下の5種類のことです。
am , are , is , was ,were
「一般動詞」というのはbe動詞以外の、人の動作を表す動詞のことです。
例えば、study(勉強する)、eat(食べる)work(働く)など一般動詞はたくさんあります。
ひとまずは「テスト範囲の一般動詞を覚えていく」というスタイルでOKです。
英語が苦手な中学生は、be動詞と一般動詞をごちゃ混ぜにしてしまう傾向にあります。
例えば、
× I am study English.
× He is eat sushi.
などという感じで、be動詞と一般動詞を並べてしまうというミスが多いです。
このミスを防ぐために、『動詞に色をつける』という方法をオススメします。
be動詞=赤い動詞
一般動詞=青い動詞
というイメージをもってください。
そして文章中には、「赤い動詞か青い動詞の どちらか1つしか使えない」というルールを採用するのが良いです。
この先、英語の勉強を進めていくと、be動詞+ingという形の現在進行形の場合はbe動詞と一般動画が混ざっているのでは?
という疑問が出てくると思うのですが、そういう先々の話はいったん保留で大丈夫なんです。
英語の基礎を固めたい場合は、「赤い動詞か青い動詞、 どちらか1つ」というシンプルな認識をもってもらったほうが英語の理解が早いですし、上達のスピードも上がります。
なのでまずは、
★be動詞と一般動詞を明確に区別するということが重要になってきます。
これを実現するために、赤い動詞の文章or青い動詞の文章という色でイメージする方法をオススメします。
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★原則4:「3単現のs」の把握
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「3単現のs」をつけ忘れて失点してしまう中学生は本当に多いです。
ですから早い段階で、「3単現のs」を理解しておく必要があるのですが、その前段階として、『人称の知識』と『単数・複数の知識』が必要になってきます。
英語は「習う順番が大切」なので、まずはこの2つの知識をおさえておきましょう。
人称とは・・
動作の主体が、自分・相手・第3者のどれであるかの区別。
・1人称=自分(I , we)
・2人称=相手(you)
・3人称=第3者(they , he , she , it)
単数・複数とは・・
・単数=1つ、または1人を表す。
・複数=2つ以上、または2人以上を表す。
以上の知識をふまえると、「3単現のs」というのは、主語が3人称・単数で現在形のとき、一般動詞にsをつけるというルールのことです。
この「原則4」で解説した一通りの知識が当たり前に身についている状態を目指してくださいね^^
英語が得意な生徒というのは、人称や単数複数の情報には瞬時に反応できていますし、その結果として「3単現のs」でミスすることはありません。
be動詞、一般動詞、3単元のsは、重要項目です。
しっかり理解しておきましょう!