教室ブログ

2023.08.28

文学作品に親しむ

豊中桜塚校向井です。

夏休みが終わりましたが、本を読む機会はありましたか?読書感想文の宿題が出たから読んだという人は多いかもしれませんね。でも、そういう機会でもないと、なかなか本を読まないのではないでしょうか。

現代文を勉強するうえで避けて通れない文学作品。たまにはそういう本を手に取ってみるといいでしょう。例えば夏目漱石。言わずと知れた近代日本文学を代表する「文豪」であり、千円札の肖像や教科書の写真(髭を蓄えた威厳のある雰囲気)を思い浮かべる人は多いでしょう。多くの作品を世に送り出していますが、まずは初期の作品(「吾輩は猫である」「坊ちゃん」等)がお勧めです。晩年の作品は少し重い内容になりますが、初期作品は社会を風刺しながらユーモアにあふれた作品です。漱石独特の言葉遊びを味わいながら読んでみましょう。

また、「ミチクサ先生」(伊集院静著)は、漱石の生涯を物語として描いた作品です。漱石の素顔を垣間見ることができるだけでなく、正岡子規との関係性等も描かれており、教科書の写真のイメージとは異なる「人間夏目漱石」を知ることができるはずです。

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