ジャパネットたかた・髙田明は、なぜ何をやっても結果を出すのか?

苦労と失敗は一つもない

最初の5年くらいはよそのスタジオを借りて番組をつくっていました。
ところが、パソコンが登場してくると、3か月に1回新商品が出るようになり、
制作会社にお願いしていたら間に合わない。

それで自社スタジオをつくり始めたんです。
これは一つのチャレンジであり、ターニングポイントですね。
自社スタジオがなかったらいまのジャパネットはありませんから。
不可能と言われたんですけど、一所懸命やっていたらどうにかなって、
いまは百人規模で、カメラマン、編集、出演者、すべて社員が担っています。

その後、電波だけじゃなくて紙媒体もやろうと思って、チラシやカタログを配りました。
3年も経つとマンネリ化します。
見てくれる人を増やすにはどうしたらいいかって一所懸命考えて思いついたのが
「明日の朝刊、見てください」だった。
これで通常のチラシの数倍売れたりしたんです。

インターネットが出てくると、まさかこんなもので売れないだろうと思ったけど、
世の中が求めるんだったらやってみようということでやり始めた。
結構、苦労話を聞かれるんですけど、正直言って楽しくやっているから
苦労はないんです。失敗もないんですよ。

私は一所懸命やらなかったことを失敗だと思っているので、やってダメだったことは失敗じゃないんです。
やっぱりプロセスが大事。結果はうまくいくこともあるし、うまくいかないこともある。
そこで工夫改善を繰り返していけば、いつの間にかうまくいくことが重なってくると思います。

一所懸命、悔いのない瞬間、瞬間を生きていく。
くよくよしていても始まらないから、シンプルに物事を考える。
そういう生き方を貫いてきました。
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「ジャパネットたかた」の会社がどんどん大きくなる理由がわかる気がします。