教室ブログ

2023.03.27

【ダブルバインドのおはなし#2】

こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、

投稿させていただきます。

 

前回の続きです。

 

もう一つ例をお出しいたします。

 

親子関係でよくあるシーンです。

子供がいたずらをしてしまいました。するとお母さんは「怒らないからなんでこういうことをしたのか言いなさい」と躾けています。すると子供は「楽しそうだと思ってついやってしまったんだ」と正直に話します。すると「楽しそうだからってしちゃいけないこともわからないの!!」と大声で叱ります。

 

子供はと言うと(怒らないって言ったのに…お母さんの嘘つき)なんて思ってしまうとしますよね。しかし、子供と言うのは何度も同じ過ちをしてしまいます。そして、いつもの親の対応も自然と学ぶんですね。

 

次に子供が似た様ないたずらをしてしまったとき、親にバレませんでした。すると子供は(この前正直に話をしたのに怒られたから、今度はバレない様にしよう)と思います。

 

何故そう思うかと言うと「バレない時もある」からです。バレた時はどっちにしても怒られることをすでに学んだ子供は、自分を守るために「隠す・嘘をつく」という事を無意識でするようになります。

 

この様に、「AかBを選ばないといけない時、楽な方を選ぶ」と言うのもダブルバインドによる弊害の一つであります。

 

ここで、整理させていただきたいのですが「ダブルバインドをしている人」について、この人たちは「卑怯」だという事です。意識的か無意識的かは一旦置いておきます。

 

つまり、「自分より弱い立場の人間にどっちを選んでも辛い思いをさせている」という事です。言い方を変えると「相手を支配している」という事です。立場を利用したなんとも姑息な手段だという事ですね。

 

次回に続きます。

 

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