教室ブログ

2023.03.02

大阪府公立高校入試の作文問題について

皆さんこんにちは。 個別指導WAM脇浜校です。

いよいよ大阪府の公立高校の入試本番まで後一週間余りとなりました。

受験生の皆さん、ラストスパートです。

知識と体調を整えて3月10日を迎えましょう!!

 

さて、中3生の皆さんはもう入試用の国語の作文問題にチャレンジされましたか?

チャレンジしたけど、どう書いて良いのかわからない。

そもそも他の問題を解くのに忙しくまだ一度も解いていない。

そんなあなたの為に本日は少し大阪府の公立高校入試の作文問題についてお話したいと思います。

 

<作文問題の特徴>

 

配点:A問題で12点。B問題で18点。C問題で20点。

国語の満点は90点ですから、かなりの点数を占めています。

 

採点の内訳:「表記」(A問題3点配分・BC問題6点配分)と「内容」(A問題9点配分・BC問題14点配分)の2つ。

 

採点基準:減点方式。

「表記」採点ポイント

  • 誤字・脱字がないか→漢字のミス、表記ミス(例:〇〇でした→〇〇でた)

※事・物・時の表記はひらがな表記を心がけましょう。

  • 文法的な誤りがないか→文の語尾が「です・ます」と「だ・である」が混ざっている。

話し言葉「でも・だけど・なので・やっぱり」を使用している。

(それぞれ「しかし」・「だから」・「やはり」と言い換える)

  • 原稿用紙の使い方に誤りがないか→段落の最初を1マス空けていない。

マスからはみ出て書かれている。

  • 読みやすい文章構成かどうか→何行にも渡ってダラダラと長い文章になっている。

※少なくとも2行までに一つの文章を終わらせましょう。

「内容」採点ポイント

  • 問題で指示された条件に従って自分の意見が書かれているかどうか。

例)条件1 A方式 ・B方式についてふさわしいと思うものを選択すること

条件2 選択した方式について賛成意見と反対意見をふまえた上で自分がなぜその方式を選択したか述べなさい

 

※この場合 条件2の反対意見を忘れがちなので注意。条件をしっかり読むこと。

 

  • 根拠や例示が的確かどうか。

〇〇だから〇〇だと思うなど、読み手に理解しやすい根拠や例をあげる

  • 文章の展開が論理的であるかどうか。

読み手を混乱させないように文章展開しているかを意識。

まとまりのない話にならないように気をつける。

  • 主題が明確かどうか。

何について述べているのか明確に書く。

 

以上の点に気をつけて書けば、大きな得点につながるかと思います。

不安な人は、練習した文章を周りの先生や保護者の方など大勢の大人の方に見せてチェックをしてもらってください。

自分では気づかなかった些細なミスが見つかるかもしれません。

入試本番の国語の点数少しでもプラスとなれば幸いです。

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