教室ブログ

2020.06.16

オンライン家庭教師で学力が埋まるというファンタジー。

みなさんこんにちは。wam木太校教室長、木村です。通常授業が再開されて一カ月が経とうとしていますが皆さん学校の授業は“楽しく”なってきましたか?

本来、学校と言う学び舎で同級生と共に学ぶ行為は楽しくなければならないと生徒たちに伝えています。

 

 

そこで今回は、最近木太校へお問い合わせをいただく理由で特に多いのが「夏休み以上の休校で不安になりオンライン家庭教師にのっかては見たものの全然集中しない」「数回で飽きた」「テストが返り始めて成績が下がった」という相談や入塾者が増えています。

 

アフターコロナで猫も杓子も“オンライン家庭教師”を我先に競い合っている現状にではあり、目新しい感がする✨とかよく聞きますが、しかし実はオンライン家庭教師“もどき”は40年も前から細々と教育業界には存在しているんですね。

 

電話を使ってのテレフォン家庭教師から始まり、実際私が学生時代に関東のバイトで務めたこともある“FAX指導&TEL学習”等々…今のオンライン教育は“それらが見える化”しただけだと思う今日この頃です。

 

共通しているのは成績上位者(上位10位以内)の生徒は自信あり、学習意欲あり、器用に使いこなせるかもしれませんが“肌感覚や息づかい”の見えないPCやスマホの画面。私は「先生“ぽい”人の“光の点滅”であり基本的には、古典的な電話指導、TEL&FAX指導と同じ部類」と良く生徒に伝えています。

要は私の経験上「講師の想い・熱意・共に頑張ろう」が伝えにくい側面があります。

 

と言う私も4月、zoomを使っての学生時代の知人にオンライン飲み会とやらに誘われ初参加しました。8名で喋りながら飲む話す…たった15分でoutしました。息苦しかったです(笑)

 

とはいえ、5Gの時代に突入しても40年前の「テレフォン指導」→「FAX添削 〇ペン先生etc…」→「双方向でのFAX指導+電話家庭教師」…遠隔での教育活動を行うことで更なる学力格差が拡大することを明らかにした研究は多く論文化され始めてもいます。

 

特に自律(自ら環境を律する)能力が発展途上である小学生や中学生は、遠隔で自律的に学習を行うのは難しい。もちろん誤解を恐れず言えばオンライン家庭教師で全てOKとするのはファンタジーとも言えます。

 

日ごろからあまり勉強しない子に、いきなりいろいろな学習ツールを与えても効果は限定的です。閉塞感のある中で勉強していると、子どもたちは孤独や寂しさを訴えます。Zoom(ズーム)やLINE(ライン)などのビデオ通話を活用するよりもし、同世代、同級生と顔をあわせ君のことをよく知る講師の先生方と共に静かにwam木太校で学ぶ時間をとってみてください。
同じ年代の友だちが勉強する姿を見ることは励みになり、「自分で学びを進めよう」という意識が芽生えます。学校は教育を受けるだけでなく、人とつながる場でもあります。

続きはまた後日。

 

 

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個別指導Wam木太校
0120-932-821
担当 木村校舎長
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