教室ブログ

2018.11.16

理想と言う風景、現実と言う背景

こんにちは。Wam西浜校です。日増しに寒さが募り、静電気が煩わしくなるこの頃ですね。今年も残す所、50日を切りま

 

した。今回のタイトルですが、先日「将来東京の大学に進学したい」と言う話を生徒がしてくれました。動機や理由は具体的

 

には無い様でしたが、「東京(都心部)での生活の憧れや愉しみの感情」が基になっていると受け取れました。確かに、生活

 

の中で愉しみが無いと義務や課題を果たすモチベーションも上がらないと思います。私も実際そうなので・・・(笑)です

 

が、夢や希望と言う「風景」を描いた以上は、現実と言う「背景」も必ず描かないと1枚の絵にはならないと思います。生徒

 

の言い分を否定する訳では無いのですが、その2つの要素を可能な限り擦り合わせないと、実行することはやはり困難になる

 

筈です。社会の公民にて「累進課税」と言う制度を学ぶと思います。簡単に言えば、働きに応じた給料に比例して税金を納め

 

る義務があると言う事です。働けば働く程、「自立度が高い」と世の中は見なします。かつ、1年間で(一応)103万以上稼

 

いでしまうと、ご両親から自立しているとみなされて、自身も、そしてご両親の負担もさらに大きくなってしまいます。東京

 

に住む、と一口に言っても、食費・光熱費・電車通学の運賃(特に都市部ですから)・家賃・そして学費など、「背景」造り

 

をどうするのか?それを103万足らずで賄えるのか、でなければどうするのか?何から何まで自分の力だけで出来るのか?ご

 

両親を納得させられるだけの要素は有るのか?課題は沢山あると思います。現地に下宿せず、朝早く眠い目をこすって大阪・

 

京都方面くんだりまで何故、実家から通う大学生が多いのか?私も恥ずかしながら自分なりにですが、最近その「背景」が見

 

えた様な思いになりました。志望校に合格する事も確かに大事で、ご両親の立場からすれば、勉強云々のお話とは無縁な事も

 

あるかと思います。ですが、その背景造りの手助けを陰ながら行って下さる方々と膝を付き合わせて、腹を割ってお話する事

 

は、実は沢山ある、思います。本当に、日増しに寒くなってきています。体が第一の資本ですから、出来ればうがい手洗い等

 

を怠らず、体調に気を付けて下さい。

 

 

 

 

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