教室ブログ

2016.11.02

「聞くこと」と「聴くこと」と「訊くこと」

こんにちは。Wam西浜校です。

 

今年は台風の直撃が多く気温も乱高下し、感覚的に「秋」が短かった気がします。

 

体調は崩されてないですか?

 

今年もあと二か月、思い残していることはないでしょうか?

 

来年、するべきことや叶えるべきことはもう決まっていますか?

 

冬目前、受験ムード高まる中で、心のムードは安定さを保てているでしょうか?

 

自分にとって必要なこと(もの)、不要なもの(こと)を自分なりに整理・精査できているでしょうか?

 

生徒たちの色々な境遇や状況、悩み・思いを目の当たりにします。

 

それに対してのアドバイスを、100%適格かどうかは確信を持ち切れませんが、

 

100%に近づけるアドバイスの言葉をどう伝えるかは考えることはできるのではないかと思います。

 

不特定多数の人たちが教室内を一日で入れ変わり立ち変わりして行きます。

 

来校時・授業時・帰宅時の表情や言葉のトーン、椅子の座り方や姿勢、眠気具合・できた所、できなかった所、授業後の痕跡

 

(机の汚れ具合、消しゴムのカスが捨てられているかどうかなど)、整理整頓の能力など、

 

1つ1つから想像できるものが少なからずあります。

 

神経を研ぎ澄まし(とは大げさですが・・・)、そのモノから何を思っているのか、考えているのか、いまどんなことで悩

 

み、苦しんでいるのか言い当てるのではなく、「訊いて」みます。すると思いがけない答えが返ってくることもあれば、

 

的中することもあります。どちらにしても、訊くことは大事だとつくづく思います。そして、「訊くこと」が出来れば、

 

本音を可能な限り「聴いて」みます。そして可能な限り「聴くことが」出来れば、自分を本人に投影して、同調ではないです

 

が、助言に移すべきかと考えます。「聞くこと」はあくまで2つの「訊く」と「聴く」に随時挿入する、

 

会話のキャッチボールのエッセンスだと思います。

 

「聞くことは」自然に必要なものも不要なものも耳に入ってくること、言い換えれば、意識的に自分に都合の悪いことには

 

耳を貸さないということだと思います。簡単に言えば「聞き流す」、「聞き捨てる」ですね・・・。

 

「訊くこと」は尋ねること、相手の入り口に入れてもらうための、心の深奥部を調べさせてもらうための会話、話題づくり、

 

カッコよく言えば、カウンセリングでしょうか・・・?

 

「聴くこと」は、「傾聴すること」と知り合いに言われたことがあるのですが、何をどう思い・考え・行動したいのか、

 

今の境遇・状況に対してどう打開したいのかなど、相手の要望を叶える為にはどうするべきか問題点や目標を共有し、

 

実行する内容などを確認することかと思います。今までを振り返ってみて、この3つの「きく」を行うのは、

 

膨大な時間がかかるなと最近になって改めて感じます。

 

だからこそ、1つの目標を達成するには、生半可な努力や、中途半端な時間では足らないと思います。

 

そして、「聞くこと」と「聴くこと」と「訊くこと」を使い分けられているかということだと思います。

 

甘い言葉や希望だけをより分けて、それだけを「聞いて」いませんか?

 

自分に都合の悪いことや、周りの人からの苦言を「聞き流し」、成長するチャンスを逸していませんか?

 

自分に何が必要で、足りないものは何かを、先人の皆様から「訊けて」いますか?

 

そして、どうすればよいかを「訊けて」いますか?

 

その上で、どうするべきかを考えられるではないかと思います。

 

自分に対しての、家族や友人など身近な人たちの思いを「聴けて」いますか?

 

そして、家族の人や友人たちとお互いを共有し、自分のことを「聴いて」もらっていますか?

 

共有があってこその「絆」ではないかと思います。

 

先日記した「生きる力」に置き換えれば、

 

今の自分を、新しく切り拓くにはたくさん方法があると思います。

 

他人を知ることは、新しい自分を知ることだと思います。

 

義務教育内の教科学習だけではなく、将来の色々な「学び」において、

 

自分以外の誰かを頼ったり、知恵を借りることは、大切だと感じています。

 

その方法の一つが3つの「きく」を使い分けることだと思います。

 

あなたは、他人からどのようなことをどう「きき」ますか?

 

そして、どのように他人と繋がり、自分を創っていきますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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