教室ブログ

2016.10.11

“今”習っていることって、そもそも・・・

式は、「計算しなさい。」

方程式は、「解きなさい。」

その方程式の問題。同類項をまとめておわり。はいっ、できたっ!(?)

 

こんばんは。

Wam日進校の上野山です。

中学生諸君は中間テスト期間の真っ最中ですね。

テスト勉強にも熱が入ってきていると思いますが。

 

さて、式ってなに?方程式ってなに?一次関数ってなに?

式と方程式の違い。

方程式を使って何をどうするのか。

一次関数って何のことで何をしようとしているのか。

で、聞いてみます。一次関数わかるかな、と。

「だいたい・・・」

「まあまあ・・・」

「なんとなく・・」

どの返事も解かっていない証拠です。

解かっているのは “形”が y=ax+b であると、なんとなくなんです。

だから形が違う(変形されていると)と全くできなくなるのです。

(次に少しふれますが、説明的な文章と文学的な文章では)

これでこのまま先に進めても結局できるようになりません。

数学に限らず、今、習っていることって、そもそも何なのか。

理論がわかって初めてその “形” が理解できるのです。

 

では、ここで国語の問題。

①雪が降ってきた。太郎君はにっこりした。

(問い)

「にっこりした」のはなぜか。その理由を答えなさい。

【答え】

雪が降ってきたから。

 

②雨が降ってきた。太郎君は泣き出した。

(問い)

「泣き出した」のはなぜか。その理由を答えなさい。

【答え】

雨が降ってきたから。

 

どうですか、みなさん。正解しましたか?

そうですね。国語の問題の答えは、本文中に出ていますものね。

 

うんっ?はたしてそうでしょうか。

「国語の答え=本文中にある」この “形” に頼っていませんか?

今習っているこの文章。そもそも小説ですよ。

 

 

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