教室ブログ

2016.10.22

選手を思う

こんにちは。

Wam日進校の上野山です。

 

今年のプロ野球。セ・リーグは広島、パ・リーグは日本ハムがともにペナントを制した。

クライマックスシリーズでも両チームは実力通り勝ち抜き、いよいよ今日から日本シリ

ーズでの決戦を迎えることになった。

広島・緒方監督と日本ハム・栗山監督。日本一をかけて激突する両指揮官は、ともに

外野手出身。だが、キャリアは対照的だ。

緒方監督は高校からドラフト3位で入団し、野球一筋、カープ一筋。1995年から

3年連続で盗塁王に輝き、長打力と好守も併せ持つ、三拍子そろったスター選手だった。

23年間の現役生活。引退後は打撃コーチなどを歴任し、昨年から監督に就いた。

栗山監督は大卒で入団テストを経てドラフト外でヤクルトへ。1989年に外野手として

ゴールデン・グラブ賞に輝いたが、けがと病気に苦しみ、7年でユニホームを脱いだ。

引退後、スポーツキャスターや大学教授として多岐にわたって活躍。2012年、プロで

の指導経験がないまま日本ハムの監督に就任し、1年目でいきなり優勝に導いた。

現役での実績が華々しい緒方監督。一方、実績もプロでの指導歴もないまま監督就任1年

目にしてチームを優勝へと導いた栗山監督。そんな二人の指揮官だが、選手にじっくり向

き合う指導方針は、相通ずるところがある。

 

プロの世界では、注目されるのは決して選手だけではない。監督もそうだ。今年は優勝して

注目されているのだから、ほんとうにうれしいことだろう。

緒方監督が「日本シリーズという大舞台で選手がさらに成長していくのが楽しみ」と言えば、

栗山監督は「厳しい戦いが野球をうまくする。ここまで来させてやれて良かった」と。

両監督が本当にうれしいこと、それは優勝ではなく「選手の成長」である。

 

プロ野球(に限らないが)の監督と我々のような教育者。

そういう意味では「指導者」として選手、子どもたちによせる思いはかわらない。

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