教室ブログ

2015.05.30

He is good.

こんにちは、段々と暑くなってきましたね。
四季の中では僕は夏が一番好きなので、あー夏が近づいてるなーと思いワクワクしています。
さて、今日はちょっと元講師らしい英語のお話を。

先日、自習生が単語帳をもって僕のところへ質問にやってきました。
「先生、lovelyって単語さ、このテキストには素晴らしいって意味で載ってるけど、可愛いって意味じゃなかったっけ?」
この質問、教科書も生徒も正解です。Lovelyにはどちらの意味もあります。
New Crownでは、素晴らしいの意味で使われていたのでその単語帳には、1つの意味しか書いてなかったようです。

英語という言語には、非常に広義的意味合いをもつ単語がたくさんあります。
たとえば、goodという単語。
え?簡単だよ。良いって意味でしょ?って思った人、goodを辞書で調べてみてください。意味の多さに驚くはずです。

以前、とある翻訳家がミシェル・オバマ(オバマ大統領夫人)のスピーチを翻訳した際、彼女の言った”He is good.”という言葉の翻訳に最も苦労したというエピソードを新聞のコラムに書いていました。

ミシェル・オバマの言うHeというのはもちろんオバマ大統領のことなのですが、問題なのはgood。
翻訳が何パターンもできてしまう。
たとえば、「彼は人が良いんです」、「彼は優しいんです」「彼は思いやりがあるんです」「彼は面白い人なんです」「彼は信用できる人なんです」などなど・・・。

結局その翻訳家は、ミシェルのスピーチの内容から、「彼はいい人(善良な人の意味)なんです。」と訳したそうです。

簡単・単純だと思っている単語にも必ず複数の意味があります。
わかってるよ!と思っていても一度辞書で調べてみてください。
英語という言語の奥深さを味わうことが出来ると思います。
そうするときっと英語の面白さに気づくはずです。
そうなればGoodだと思いませんか?笑


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